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【2023年版】アメリカ留学にビザは必要?ビザの種類から取得方法まで詳しく解説

# 留学

# アメリカ

# ビザ

公開 : 2019.06.12

更新 : 2023.04.26

アメリカに留学するならビザに関する知識が必要です。学生ビザの種別や申請方法、必要な書類、面接時の注意点などについて詳しくご紹介します。

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アメリカ留学におけるビザについて

学生ビザ(F-1、M-1)

ビザ(査証)とは、渡航先の国が発行する、入国許可証のこと。目的に応じて観光ビザ、学生ビザ、就労ビザなどの種類があります。日本国内の大使館や領事館で申請手続きを行います。日本人は観光目的ならばビザなしで入国できる国が多いため、旅行時にはあまり気にしたことのない方が大半ですが、留学する際には「ビザが必要か不要か」を必ず確認しましょう。

アメリカ留学で必要になるのは「学生ビザ」で、F-1ビザM-1ビザに分かれます(このほかトレーニングや指導などを目的とした交流訪問者用のJ-1ビザもあり)。

F-1ビザは最も一般的な学生ビザで、アメリカの大学・大学院や高校に通ったり、週18時間以上の英語コースを受講したりする際に取得します。M-1を申請するのは、専門学校で職業的な教育や研修を受ける方です。

ESTA

ビザではありませんが、2009年よりビザなしでアメリカに渡航する方に電子渡航認証システムESTAの事前取得が義務づけられました。
短期留学などで学生ビザの取得が不要な人も、このESTAを取得する必要がありますので、ご注意ください(渡航の72時間前までにオンライン申請が必要。申請料金は21ドル)。一方、学生ビザを取得した場合にはもちろんESTAは不要です。

ビザ取得にかかる費用と取得方法

費用の目安

学生ビザ取得には、F-1ビザ、M-1ビザとも以下の費用がかかります。

料金・内容
パスポート取得費用
(新規申請の方)
・5年間有効(12歳以上):11,000円
・10年間有効:16,000円
I-20送料※1 送料は学校によって異なる。
アメリカの教育機関が発行する入学許可証で、学生ビザの取得に必須。
SEVIS費用※2 350ドル
学生ビザ申請者は支払いが必須で、システム運営費用に充てられる。
ビザ申請料金 185ドル
面接時の交通費 アメリカ大使館・領事館が近隣にない場合、往復の交通費が必要です。
面接後のパスポート返却送料 アメリカ大使館へ3,410円の支払いが必要です。

※1「I-20」:申請者がフルタイムで就学することをSEVISが承認したことの証明となる書類。在留資格証明書や入学・在学資格証明書と同等の扱いとなる。

※2「SEVIS」:Student Exchange Visitor Information Systemの略。アメリカ留学をする学生をシステム上で登録するデータベースのこと。

アメリカ留学における学生ビザの取得方法

アメリカ学生ビザ取得の流れは以下の通りです。
ビザ取得までのステップ
(1) パスポートの取得・更新を行う
(2) 留学先の教育機関に入学申請を行い、I-20(入学証明書)を取得する
(3) 必要なビザの種類を確認する
(4) 銀行の残高証明書(英文)を取得する
(5) オンラインでDS-160ビザ申請書(英文)に記入して送信する。確認ページを印刷しておく
(6) オンラインでSEVIS費用を支払う
(7) オンライン予約システムを通じてプロファイルを作成し、ビザ申請料金を支払う
(8) オンライン予約システムを通じて面接予約を行う
(9) アメリカ大使館または領事館で面接を受ける
(10) ビザが発給される場合、指定した書類送付先住所にビザが届く

郵送でビザ申請も可能(2023年12月31日まで)

2023年12月31日までの期間、日本国籍の方で、F-1ビザ、M-1ビザ、または一部のJビザを初めて申請・更新する場合、以下の条件を満たしていれば面接を受けずに郵送でビザを申請できます。

【適用条件】
・日本国籍を有する
・日本に滞在している
・F、Mまたは一部のJビザを申請する(中高生、大学生、教授、研究者、短期滞在学者、専門家に限る)
・日本および海外で逮捕経歴がない
・過去にESTAで渡米したことがあり、ESTA申請を拒否されたことがない
・ビザの種類に関わらず、14歳以降にアメリカのビザを発行されたことがある

>>郵送による申請方法については、米国政府の公式ビザ情報サイトのビザ申請方法をご確認ください。

学生ビザの面接で持参するものと、面接で聞かれること

面接時の持ち物

東京、大阪、那覇で申請を行う場合、面接当日で持参するのは以下の通りです。必要な書類は全て英分かつ、原本である必要があります。

  • DS-160フォーム確認ページ(オンランで作成できるビザ申請書)
  • パスポート(滞在予定期間+6ヵ月の残存有効期間があるパスポートと、過去10年間に取得した古いパスポート)
  • 6ヵ月以内に撮影した証明写真 (5cmx5cm、背景白のカラー写真、眼鏡は外す)
  • 面接予約確認書
  • 米国の学校もしくはプログラムから発行されたI-20(申請者はフォームに署名して提出)
  • SEVIS費用を支払済であることを示す確認書類
  • 財政能力を証明できる書類(銀行の残高証明書、保証人名義の預金残高証明書など)

また、アメリカ大使館に持ち込みが可能なものと不可能なものは以下の通りです。

<持ち込み可能なもの◎>
・携帯電話1台
・手持ちバッグ1点(25×25cm以内)
・ビザ申請書類が入ったクリアフォルダ
・傘(ただし荷物検査前に傘立てに置く)

<持ち込み不可なもの×>
・ノートパソコンやiPadなどの電子機器類
・許可されたサイズ以上のかばん
・食品
・タバコやライター、マッチなど
・はさみやナイフなど、先の尖ったもの
・武器や凶器、火薬、爆発物

大使館内に荷物を預けられる場所はないので、セキュリティの都合上持ち込みができないアイテムは、あらかじめ駅のコインロッカーなどに預けておきましょう。

面接でよく聞かれる質問

アメリカの学生ビザの面接では、基本事項の確認のほか、
書類ではわからない点を口頭で確認されます。とくに、

「学生ビザの定める就労の限度を超えて働くつもりがないか」
「学生ビザの期限が切れた後にアメリカに留まって不法滞在する意思がないか」

という2点が厳しくチェックされることを知っておきましょう。

学生ビザの面接で行われる質問は面接官によってさまざまですが、以下のような質問が一般的です。

  • 「アメリカのどこに留学するのか(地域、学校)」
  • 「なぜそこを選んだのか」
  • 「どのくらいの期間、留学するのか」
  • 「滞在先はどこか(ホームステイや学生寮など)」
  • 「なぜアメリカに留学したいのか」
  • 「留学して何を習得したいのか」
  • 「アメリカに渡航したことはあるか」
  • 「日本の大学では何を専攻しているのか(現在の仕事は何か)」

そして、上記の不法労働や不法滞在の可能性がないかを確認するため、「留学費用は誰が負担するのか」「アメリカの大学卒業後はどうするつもりか」「現地に友人や知人はいるか」という質問を受けることもよくあります。

そのような場合、以下のような一貫した姿勢を見せることが大切です。

  • 「資金は親が十分用意してくれた(自分で貯金した)ので現地で働く必要は一切ない」
  • 「卒業後はすぐに日本に帰国して日本の大学に戻る(〇〇業界で就職する)」
  • 「アメリカに親しい人はいない」

2023年のビザ申請について

アメリカ留学をするための学生ビザ発行に関しては、現在、東京、大阪、那覇そして札幌の大使館または領事館で申請が可能です。ビザ申請が必要な方は渡航日まで十分な余裕を持って必要書類等を準備し、面接も早めに予約をしましょう。

なお、在福岡米国領事館での非移民ビザサービスの提供は、2023年4月20日をもって終了しました。また、札幌でのビザ面接も一時的に利用できませんのでご注意ください。

最新のアメリカ留学の状況については以下のページをご覧ください。
>>コロナ禍のアメリカ留学|留学実現に必要な情報まとめ

まとめ

アメリカ学生ビザの取得は、渡航前の手続きの中で最難関。書類に記入漏れやミスがあると余分に時間がかかったりビザ発給が拒否されたりする可能性もあります。

留学ジャーナルでは、留学のプロによる手続きサポートや面接のアドバイスを行っています。

無料の留学カウンセリングでは、最新情報を確認しながら、プロの留学カウンセラーが留学プラン作りのアドバイスを行っています。「何から準備していいかわからなかったけれど、留学実現に一歩近づいた」「自分の希望に合うプランが見つかった」「これからどう準備していけばいいかはっきりした」という感想もいただいています。

まずは、無料の留学カウンセリングを受けてみてください。ご希望に合うプランが見つかれば、渡航手続きも始めて、一緒に留学を実現しましょう。

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