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オーストラリア留学に必要な費用は?留学スタイル別の費用と節約方法を徹底解説!

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# オーストラリア

# 費用

公開 : 2019.11.18

更新 : 2023.06.13

オーストラリアを留学先の有力候補として考えた際、次に思うのは「オーストラリア留学だと、費用はいくらかかるの?」ではありませんか。

オーストラリアでどういう留学をしたら、費用がいくらかかるのか、内訳はどうなっているのか、そして少しでも費用を抑えるためのポイントを詳しく解説します。

【留学スタイル別】オーストラリア留学にかかる費用

まずは留学費用の大半を占める授業料、滞在費、食費にかかる費用を、留学スタイル別に見ていきましょう。

オーストラリアの語学留学

1ヵ月間
約52万~132万円
3ヵ月間
約59万~80万円
6ヵ月間
約115万~171万円
1年間
約227万~311万円

※上記費用には授業料、滞在費、食費を含む

安全で過ごしやすい親日派のオーストラリア。移民を受け入れていることから語学教育にも熱心で、語学留学先も公立の専門学校など幅広くあります。

オーストラリアの高校留学

1年間
約220万円(アカデミックイヤー)

※上記費用には授業料、滞在費、食費を含む

オーストラリアでは、中等教育前期(Year10)までが義務教育で、後期(Year11)になると、大学や専門学校などへの進路を考えはじめます。学校は1月末から始まり、12月中旬に終了する4学期制です。

1年間ほどの異文化体験が目的の場合、1月・4月・7月・10月のどの学期からでも入学可能ですが、卒業目的の場合は、基本的に新学期(1月)からの入学となります。また、日本で中学校を卒業したばかりの場合は、オーストラリアではYear10からスタートします。

オーストラリアは充実した受け入れ体制と、留学生の学習ニーズを的確につかんだ質の高い教育制度が魅カ。また、誰にでも温かく接してくれる心の広い国民性から、留学生にとって海外生活に慣れやすい国と言えます。

オーストラリアの大学・大学院留学

大学留学
約340万円(アカデミックイヤー:9ヵ月間)
大学院留学
約340万円(アカデミックイヤー:9ヵ月間)

※上記費用には授業料、滞在費、食費を含む

オーストラリアの大学は、ほとんどが公立で世界ランキング上位にあがる大学も多いのが特徴。世界的に評価の高い大学で学べるメリットに加え、留学生を保護する国家法が設けられているので、安心して学業に専念できます。

オーストラリアの大学院留学では、イギリスに準じた教育内容を学びます。修士号や博士号に加え、キャリアに直結した実践的な専門知識やスキルを身につけるGraduate Diploma / Certificateなどがあります。

オーストラリアのワーキングホリデー

▲出発前にかかる費用(航空券代・ビザ申請料・ワーホリ保険) 約45万円
▲語学学校の授業料(3ヵ月間) 約45万円
▲ホームステイ(3ヵ月間) 約37万円
▲生活費(食費込み)(9ヵ月間) 約103万円
▲予備費 約20万~50万円
◎アルバイト収入(9ヵ月間) 約187万円※
1年間の総費用(▲-◎) 約63万~93万円

※滞在費は3ヵ月分で、その後は自炊できるシェアハウスなどへ移動するものとします。

上記は最初の3ヵ月間は語学学校に通い、残りの9ヵ月間働いた場合の概算費用です。ワーホリメーカーとして渡航する場合は最大4ヵ月間まで語学学校に通って英語を勉強することができます。

英語力次第で仕事の幅が広がってきますので、みっちり4ヵ月間英語を鍛えたいところですが、学校に通えば通うだけ授業料がのしかかってくるのが悩ましいところ。自分の語学力や、予算に応じてどのくらい働く必要があるのなどを考慮して語学学校で学ぶ期間を決めると良いでしょう。

ワーキングホリデーでかかる費用の詳細はこちら ワーキングホリデーに必要な費用は?支出と収入を解説

オーストラリアの専門留学

9ヵ月~1年間 216万円

※上記費用には授業料、滞在費、食費を含む

就職やスキルアップ・キャリアチェンジなどで役立つ技術が習得できると人気が高い専門留学。オーストラリアでは、TAFEと呼ばれる公立の専門学校が充実しており、コースによっては大学へ編入できるものもあるため、進学希望の留学生にも人気があります。

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オーストラリア留学前・留学中に必要な諸費用を具体的に解説

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渡航費

日本からオーストラリアまでの航空券代です。航空会社や渡航シーズンによって金額が変化します。繁忙期の直行便と閑散期の経由便では、費用に10万円以上の差がある場合もあります。オフシーズンである4月などに渡航することで費用を抑えることができます。

海外留学保険料

海外病気やケガをした際、無保険のままで病院にかかると驚くほど高額な治療費が請求されます。そのため、渡航前に海外留学保険に必ず加入しておきましょう。1ヵ月で3万円~、1年間で30万円程度が目安です。保険にはさまざまなオプションがあり、盗難や損害賠償、航空機遅延などについてカバーすることも可能。日本語対応のホットラインを用意している会社なら、何かあったときに気軽に相談ができて安心です。

オーストラリアの場合、学生ビザを申請した人は、OSHC(海外留学生健康保険)への加入が義務付けられています。OSHCは、病気やけがなどによる医療費・入院費などを適用の範囲内でカバーしてくれる保険です。オーストラリア政府に認定された民間保険会社のみ提供できるため、補償内容は全て同じですが、歯科治療や眼科治療などの追加オプションなどは会社によって異なります。保険会社のサービスやオプションなどを比較して自分に合った保険会社を選びましょう。

パスポート、ビザ申請費用

パスポート申請料は、新規の場合も更新の場合も、10年間有効のものなら16,000円、5年間有効のものなら11,000円。また、いずれの場合もパスポート申請用の証明写真1枚を用意する必要があり、新規申請の方は戸籍謄本または戸籍抄本を取得する費用もかかります。

オーストラリアに留学する場合、3ヵ月以上留学する場合、学生ビザが必要となります。学生ビザは「サブクラス500」の1種類で、原則としてすべてオンラインで申請を行わなければなりません。滞在期間が3ヵ月未満の場合は学生ビザは不要ですが、電子渡航認証(ETA)の申請は忘れないように。ワーキングホリデーの場合も然り。それぞれの申請料は以下のとおりです。

ビザの種類
申請料
電子渡航認証(ETA)
AU$20
学生ビザ
AU$650
ワーキングホリデービザ
AU$510

学費

留学先によってまちまちです。語学学校の場合、1週間単位で授業料を設定している場合が多く、長期の場合は長期割引を含んだ授業料を設定している場合など、学校によりさまざま。学費の他に入学申請料が必要です。また、別途教材費がかかることもあるので、授業料とあわせて必ず事前に確認しましょう。

滞在費

ホームステイ、学生寮、シェアフラットまたはシェアハウスなどの選択肢があり、ホームステイは朝夕2食付きの場合が多く、学生寮や民間寮の食事は自炊の場合がほとんどなので別途食費が必要です。

シェアフラットはアパートを、シェアハウスなら一軒家を複数のフラットメイトと共有する居住スタイルです。寝室は個室の場合が多いですが、キッチンやバストイレ、居間は共有。また、ワンルームなどのアパートを1人で借りて暮らすことも可能ですが、シェアに比べてかなり割高になることが多いもの。どの都市によっても費用は異なってきますが、シドニーに滞在する場合の費用目安は下記になります。

ホームステイ(個室・食事つき) 週AU$330~
民間寮(バックパッカータイプ・相部屋) 週AU$330~
アパート・ハウスシェア(個室) 週AU$230~
アパート・ハウスシェア(相部屋) 週AU$150~

生活費

食費や生活雑貨などがかかります。オーストラリアの消費税は日本と同じ10%ですが、外食費はやっぱり少し高くなってしまいます。節約したいのであれば、できるだけ自炊中心の生活を心がけましょう。

交通費

交通費は都市や学校までの通学方法によって異なるため、地下鉄やバスの運賃を事前に公共交通機関のウェブサイトで調べておくことをおすすめします。たとえば、シドニーでは、日本のSuicaと同様の交通系ICカード「オパールカード(Opal Card)」があります。このカードは、電車、バス、フェリー、路面電車など公共の交通機関で使用することができます。カードが無くても電車には乗れますが、一部のバスではカード所持者しか乗れない場合もあるので、持っておくと便利です。

オーストラリア留学の費用節約方法5選

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オーストラリアは1991年以来、景気が落ち込むことなく長期成長を成し遂げている国です。この先も大きな変動はないであろうと言われています。物価はここ数年緩やかな上昇傾向にあり、税金は日本と同じ10%ですが、外食するととても高く感じます。なんとなくのんびりした国だから物価もそんなに高くなさそう・・・というイメージがあるからでしょうか、留学して想像以上の物価高に驚く人達がたくさんいます。

この物価高は人件費に起因していると言われています。日本の約20倍という国土の割には人口が少ない国なので、労働力がとても貴重で、人員を確保するために高い給与水準とならざるを得ません。また、資源輸出国なので国内の工業生産はあまり活発ではなく、加工品を輸入に頼る結果として店頭に並ぶ商品は関税などがかかった高い価格となってしまいます。

しかし、現地で給与を得て生活している人達にとっては「物価が高い」と感じることはありません。なぜなら彼らの給与自体が高く、最低賃金は日本の2倍はあるからです。私達は「節約」の二文字でオーストラリア留学を乗り切ることが必要です。ポイントはどこにあるのでしょうか。

留学日はオフシーズンを狙う

オーストラリアへは成田空港から格安航空会社(LCC)が飛んでいます。LCCは普段私達が飛行機に乗る際に当たり前だと思っているサービスを簡素化して費用を抑えているため、預けるスーツケースや機内食、座席指定が有料、といった点に注意しなければならないものの、ケアンズなど直行便が飛んでいる都市へ行く人にとっては魅力的な航空運賃を提供してくれています。

オーストラリアまでの飛行時間は最短ではケアンズ直行便で7時間半、シドニーになると9時間半かかります。LCCでシドニーまで経由便で行くのはちょっと・・・と利便性や快適さにこだわりたいなら、出発日を考慮しましょう。

ゴールデンウィークや年末年始といった航空券が高騰する時期を避けて渡航すると、フルサービスの航空会社でも運賃は抑えられます。オーストラリアの大型連休も忘れてはいけません。イースターの時期(3月下旬から4月上旬)は、オーストラリア人が旅行で動く時期なので運賃が高騰します。また、直前に購入するよりも余裕をもって数ヵ月前に購入すると、前割りなどが適用され安くなることがあります。

留学先は都市郊外を選択する

内訳の比重を多く占めているので、授業料は留学費用を大きく左右します。どの都市のどういった学校に通うかは大切なポイントです。一般的に都市部は高く田舎は安いと言われますが、一概にそうとも言えません。都市部には価格競争が働くぶん、授業料の安い学校や安価なスーパーマーケットなどがあったりするものです。

またワーキングホリデーで行く場合や長期間の留学を予定している場合は、アルバイト先が比較的容易に見つかる可能性が高くなります。ただ都会には、美味しいランチや目新しいショップなど誘惑がいっぱい。想定外の出費が重ならないとも言えません。誘惑に弱いのなら都市の選択には慎重にならないといけませんね。「日本でもアルバイトをしたことはないし、勉強だけに集中したい」という人には田舎をおすすめします。

学校によっては、授業料の長期割引キャンペーンをおこなっている場合もあります。また大学留学の場合、成績が優秀な人には奨学金制度の利用ができる可能性も出てきます。今のうちからしっかり勉強しておくと良さそうですね。

長期間留学するなら途中で滞在方法を変更する

1年間留学を予定している場合でも、最初から最後までホームステイを続ける人は(高校留学を除いて)まれです。2~3ヵ月間ホームステイをして、その間に次のアパートやシェアハウスなど自炊できる滞在先を選ぶ事が一般的です。自炊することで大きく費用は抑えられます。

ホームステイは基本的に昼食が付いていないことが多いので、その間のランチも節約のポイント。ホームステイ先のファミリーに相談してキッチンの利用の許可が得られるようであれば、スーパーで食パンとハムを購入して毎日学校へサンドイッチを持参するなどによって、かなり食費が抑えられます。

自炊で安く購入

現地で生活するにつれて、どこのスーパーマーケットが安いか、など、いろんな情報が入ってくるでしょう。食材によって肉類はあのスーパー、牛乳はあっちのスーパー、というように。税金は10%と日本と同じですが、生鮮食料品には非課税(調理された加工品などは課税)ですので、自炊することで節約の割合は大幅にアップします。資源国ですから安く手に入る食材があります。オージービーフといった畜産物はもちろん日本よりも安価ですし、牛乳、小麦といった農業製品も安く購入することができます。

反対に文房具などは割高なので、日本から持って行くのがおすすめ。

ワーキングホリデーで渡航する場合は、賄いが付いているアルバイト先だと食費が浮いて助かったという話を聞きます。節約の方法はたくさんありそうですね。

まとめ

オーストラリア留学をした場合のトータルの費用やその内訳、節約のポイントを見てきました。留学するにあたって「お金はいくらかかっても構いません」と豪語できるケースは極めてまれです。少しでも削れるところは削って、自分が「これ(だけ)には費やしてもいい!」と思える事にお金を注ぎ込みたいものです。それは「TOIECのスコアを900点にアップ!」かもしれないし、「雄大な自然との遭遇」かもしれないし、「異文化で逞しく働く体験」かもしれません。

何れの場合にも、お金は有意義に使っていきたいものです。都市によって費用は変わってきますし、生活パターンによっても違ってきます。一度留学のプロに相談してみてはいかがでしょう。

この都市でこの期間こういう学校に通学しながらこの滞在方法をするとどのくらい費用がかかるのか。きっと的確なアドバイスをもらえるはずです。50年以上の実績を誇る留学ジャーナルには、お得に留学できるポイントが満載。授業料の割引など、期間限定の情報もありますので、皆さんのご相談をお待ちしています!

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