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留学すると「使える英語」は身につくの?

# 語学留学

# 英語

2020.01.31

2021年1月に実施スタートとなる大学入学共通テスト。英語の民間試験の導入は見送られましたが、一連の騒動において、留学生や留学を意識する人たちにとって馴染みのあるTOEFL iBT、ケンブリッジ英語検定やIELTSなどがテレビや新聞に頻出していました。報道の行方を興味をもって注視していた人も多かったのではないでしょうか。

そもそもどうしてこの問題が騒がれるに至ったのかには触れませんが、日本人にとって英語力「読む、聞く、書く、話す」の4技能、中でも「話す」と「書く」は永遠の課題なのだと改めて実感させられたニュースでした。中学から高校まで6年間英語を学んでも、街中で外国人から道をたずねられるとフリーズしてしまう私たち。学校の授業では教科書を「読む」事がメインなので、文法を理解する能力には長けていても、話したり書いたりする事においてはどうしても苦手意識を持つ人が多いのが現状でしょう。そこで英語をきちんと話せるようになりたいと強く願う人たちは、英語に特化した塾や英会話スクールに通ったり、もっと短期間で確実に身につけたいという人は留学に挑戦します。6年間勉強しても身につかない英語が、留学をするとどうして身につくようになるのでしょう。留学によって上達する英語の技能は一体どういうものなのでしょうか。

留学を考える人はもともと英語力が備わっている人なのでは?

そもそも英語力がないと留学は考えないのでは?いいえ、決してそういう訳ではないのです。留学には英語力が必要な留学と、英語力は不問な留学があります。英語を身につけたい人がするのは「語学留学」です。まずは留学の種類を大きく分類してみます。

●語学留学(短期留学、長期留学)

語学留学をするのに英語力は不問です。学校は初心者レベルから上級者レベルまで幅広くコースを開講しているので、自分のレベルにあったクラスで学んでいきます。語学を学ぶ留学ですので、英語圏への留学でしたら英語の4技能を上達させることが目標となります。高校生、大学生が学校の休みを利用していく留学、社会人が有給休暇を取得して留学するような期間が短いものを短期留学といい、学校を1年間休学したり、社会人が仕事を辞めて長期間留学することを長期留学とよんでいます。

●大学留学(4年制大学、2年制大学)

海外の大学に進学する大学留学は、英語を勉強する留学ではありません。留学先の大学で英語が母語のクラスメイトたちと肩を並べて英語で何かを学びます。英語はあくまでもツールに過ぎませんので、英語力は留学当初から必要です。4年制大学と2年制大学とでは必要とされる英語力は異なりますが、そうハードルが高くはないという2年制大学へ留学する場合で英検2級程度が求められます。

●専門留学

専門学校は英語をある程度上達させた語学留学生の次のステップとして人気があります。英語をさらに体系的に学び英語教授法の資格を取得したり、旅行学やホスピタリティといった就職を見据えたプログラムを学ぶこともできます。「英語を使って何かを勉強する」という点では大学留学と同じです。ある程度の英語力は必要となります。

●高校留学

海外の高校への留学で、大学留学のような高度な英語力は必要ありません。どちらかというと、英語力よりも英語が好きであるかどうかが大切になります。日本の高校から現地の高校へ留学する場合は、事前に英語コースに通う事によって足りない英語力を補足することが可能です。なによりも若さと度胸が英語を身につけるスピードの大きな武器となってくれます。

●ワーキングホリデー

ワーホリは、英語力不問のイメージがありそうです。確かにワーホリビザを申請する際に英語力を問われる事はありませんが、その国の言葉をわからずしてその国の生活を楽しむことは難しいものです。アルバイトを開始する前に語学学校で英語を勉強する人がほとんどですが、手を抜かずに勉強すると質の高いアルバイト先に雇用される可能性がでてきます。

留学するとどのくらい英語力が伸びるのか。語学留学で英語は上達する?

英語を磨く留学は「語学留学」ということがわかりました。では、語学学校とはどういうところでしょうか。どのくらいの期間通うと成果がみえてくるのでしょう。

●語学学校とはどういうところ?

語学学校は英語の4技能を伸ばすためのさまざまなカリキュラムが組まれています。学校には英語をマスターすることを目標に、世界各地から留学生が集まっています。まず初日にクラス分けテストが行われます。文法や読解には一定の能力が見られるものの、話す力が圧倒的に弱い日本人は中級や中級の下レベルになりがちです。そのため最初は文法の時間は退屈に思うことが多いようです。あまりにも簡単すぎると思った場合は、先生にクラス替えを主張することをおすすめします。よく話す生徒は文法があまりできなくても上のクラスに入れられるものです。その逆も然りで、日本人のように文法はできるがスピーキングが極端に弱いとなると下のクラスに入れられます。クラス変更を申し出ても「もう少しスピーキングが上達してから」と言われる事もあります。クラスの中で発言がないと、授業を理解していないと思われますので、このクラスには満足できない!と思ったらとにかく発言の機会を増やしましょう。授業では「これに関してどう思うか?」「今日のトピックは○○で、これについて話し合おう」等、ディベート形式が多くありますので自分で発信する(英語)力が鍛えられます。

●短期留学 短期間の留学でどのくらい英語が上達するのだろう

語学学校は最短で1週間からの入学が可能です。中高生は春休みや夏休みの1週間、大学生になると1~2ヵ月を留学に費やすことができます。最近では、変わりゆく大学入試を意識してか、中高生の短期留学希望者が年々増加しています。では、短期間の留学でどの技能がどのくらい伸びるものでしょうか。1ヵ月間、英語漬けになった自分を想像してみてください。

朝起きてリビングに朝食をしに向かうと「Morning」とホストマザーの英語が耳に入ってきます。あなたは早速英語脳に切り替わり「Morning」と返答します。ファミリーの会話、テレビも英語、学校までのバス通学中、後ろから聞こえてくる会話も英語、学校に到着したらクラスメイトと「Hello」と挨拶、先生が入ってきて英語で授業が始まる...。それはもう相当の英語力が身につきそうです。しかしながら、現実はそんなに英語漬けとはいきません。学校にいけば(割と多くの)日本人と出会います。彼らが「日本人同士でも英語で話そう!」と高い目的意識を持っていればいいのですが、残念なことに一概にそうとは限りません。「日本人同士でつるんでしまう」は最初の関門です。ここを強い意思で乗り越えたら英語はかなり上達するでしょう。

1ヵ月留学した人が帰国後に口をそろえて「ようやく慣れてきた頃に帰国となった。もう少しいたかった」と言います。1ヵ月でようやく現地での生活に慣れてくるということです。ということは期間が1週間の短期留学では、英語の伸びにあまり期待はできそうもなさそうです。変化が見られるのは帰国後の勉強に対するモチベーションです。あの時にこう言いたかった!あの時はこう言えばもっと理解してもらえた!と思い出されるさまざまなシーンはその後の勉強への姿勢に大きく影響していきます。

●長期留学 長期間の留学だと英語の上達にも期待がもてそう

9ヵ月~1年近く語学学校に通うと英語力は確実に伸びます。もしその期間留学していて英語が伸びなければ、その人の意思の弱さが原因でしょう。パソコンをあけても日本語のサイトばかり見ていた、友達は日本人だけだった、日本人が多く行く場所で遊んでいた、ホームステイは早々に出て日本人と一緒に暮らしていた...。そういう環境では英語が伸びる訳はありません。

英語を使わざるを得ない環境に長期間いるのですから、英語が身についていくのは当然の事です。授業ではもちろんのこと、カフェでオーダーする時でも単純なセンテンスとはいえ英語です。「持ち帰りですか?」「サイズはどうしますか?」と予期しないことを言われるかもしれないので、頭の中は常に英語モードです。放課後はクラスメイトと趣味や興味のある事でおしゃべりを楽しむことでしょう。持っているボキャブラリーをフル稼働させて表情や身振り手振りも交えてコミュニケーションを取ります。それはホームステイ先に帰ってホストマザーから「今日は何をしてたの?」の質問にも同様に頑張るはずです。そうやって自ら能動的に英語を学習していくアクティブラーニングを続けることで、力は確実についていくのです。

長期間留学をする場合は、ずっと語学学校だけでは飽きがきてしまいます。語学留学+αのプランにして最終的には専門学校に行ってみたいとか大学の聴講コースを受けてみたいと、語学学校を卒業した後のプランも考えておくとよいでしょう。海外の専門学校には3ヵ月間という短期間で終了するプログラムがあります。語学学校は何ヵ月で卒業と目標を定めておくと語学の勉強にも力が入りそうです。

留学中に英語力を伸ばすために注意すること

●短期の場合は都市を吟味

短期間といっても、1週間しかない場合は「英語力を伸ばすぞ」という強い意気込みはしない方がいいかもしれません。その国の文化や生活を楽しもう程度に飛び込んでみましょう。「いやいや、そんな悠長な事は言っていられない、昇進のチャンスがかかっている」という切羽詰まった社会人には、1日の英語レッスン数を多く受講できる語学学校を選んだり、フィリピン・セブ島の語学学校でマンツーマンレッスンを受けたり、英語の先生の家にホームステイするティーチャーズプログラムもあります。

期間が1ヵ月ある場合は都市を慎重に吟味しましょう。せっかく行くからには観光もしたい!という欲張りな人は、田舎ではなく都会を選択するとよいでしょう。交通の便もよくて周遊しやすい都市だと楽しみも倍増です。逆にこの1ヵ月で英語をどうにかしたい!という場合は都会を避けましょう。少しでも日本人が少なく、誘惑が少ない場所でフルタイムの授業をとって勉強してみましょう。学校が終わったあとの過ごし方も大切です。もしホストファミリーがあれこれ世話好きな人ならば帰宅しても話し相手となってくれるでしょうが、ほとんどのファミリーは共働きで家には不在しがちです。学校が終わったら家に直帰ではなく、クラスメイトたちとドリンク片手に公園のベンチでおしゃべりに高じるのが「話す」一番の練習になります。

●長期の場合は学校を吟味

長期間の場合は、学校の選択を慎重にしましょう。プログラムが豊富にある学校にすると英語の上達と共に英語以外に学べるものがあります。英語を学ぶのではなく英語を使って何かを学ぶのは新しい単語、新しい人たちとの出会いです。着実に英語のレベルアップに繋がります。
上級レベルになるとビジネスコースやテスト対策のコースをもっている学校もあります。テスト対策はTOEFL iBTケンブリッジ英検対策コースが人気です。上位スコアを取るために効果的なカリキュラムが用意されています。専門的に英語教授法やツーリズムを学ぶのも新しい英語との出会いになります。期間が長いとそれだけ選択肢が増えて留学プランも豊富になります。

●要は自分次第!日本語を話さない環境に身を置くこと

短期にしろ長期にしろ、学費、ホームステイ費用、航空運賃や保険、現地でのお小遣い等、留学を実現するまでにはたくさんのお金がかかっています。治安を心配して反対した親御さんもいらっしゃったかもしれません。この留学を成功させようという強く思うことを忘れないことです。学校にたくさんいる日本人とも英語で話すよう心がけてみること。クラスメイトがあなたに興味を持ってもらえるように授業中たくさん発言すること。ちょっとした心がけと努力で「話す」技能はどんどん上達していきます。留学中は「聞く」力も格段にあがります。テレビから聞こえてくるのは英語ですし、スーパーで店員が客と会話しているのも英語です。「読む」のが苦手な人は街中にあふれているフリーペーパーを手にするのもいいでしょう。安価な雑誌や新聞をニューススタンドで購入し、興味を持てそうな記事を読み込んでいきましょう。

留学前の事前準備はとても重要

幸運にも留学ができることになったとしましょう!「留学したら英語が身につくらしいから留学したら頑張ろう」では、とてももったいないです。できることは今のうちからやって留学にのぞみましょう。

●少しでも英語力を磨いておく

初日に学校で行われるプレースメントテストで少しでも良い位置をキープするためにも、留学前にできることはしっかりしておきましょう。まずは地道に英語の勉強を。単語をマスターするのもいいですが、自分の事、日本の事を少しは話せるようにしておきましょう。テーマを決めて英語で書いてみると練習になります。自分はどういう性格なのか、日本はどういう国なのか、例えば四季があり美しい国だとか、朝の通勤・通学時間帯の電車は混雑がひどくて言葉では表現できないとか...テーマを決めて最初は日本語で、それを英語に訳して書いてみるのはどうでしょうか。

●少しでも早く環境に慣れるために生活に関する準備もしっかりと

特に短期の人は、「ホームステイ先に到着してから知らない事だらけで驚きの連続!...で1週間が終わりました」では後悔する羽目に...。そうならない為にもあらかじめ現地の生活に関する情報を知っておくのは、留学してそこで生活する者のマナーです。日本とは物価がどのくらい違うのか、水道水は飲めるのか、シャワーはどのくらい大丈夫か、ホームステイ先での食事はどんなものが一般的かなど、生活に関する情報も知っておきましょう。環境に慣れてからこそ勉強に集中できるものです。

まとめ

2020年は英語に取り組む姿勢が問われる年になりそうです。新学習指導要領では、「読む」「聞く」だけでなく「書く」「話す」の2技能も加えた4技能をバランスよく学べるように改訂されますし、小学校の高学年はいよいよ英語が正式な必修科目として導入されます。グローバルに活躍できる人材の育成のためにも使える英語を!と政府の英語に対する本気度が伝わってくるようです。しかしながらそれが浸透して成果が出てくるのはいつ頃になるでしょう...。なんといっても日本国内では英語を話す機会が圧倒的に少ないという現実があります。またディベートを培う事が難しい日本の教育のシステムでは、いくら机上で英語をマスターしてもグローバルに活躍できるコミュニケーション力を身につける事は容易ではなさそうです。

もしあなたが、確実に「使える英語」を習得したければ、インターナショナルスクールや英会話スクールに通う選択肢の中に「留学」を加えてみてください。生きた英語を身につけると、これからの人生がさらに実りあるものになるに違いありません。留学に興味が湧いてきたならば、次は、ぜひその道のプロに相談してみることをおすすめします。2021年に創業50周年を迎える留学ジャーナルは、これまでに20万人以上の留学生を送り出してきました。業界トップクラスの実績を背景に、あなたにとって必ず有意義となる留学をアドバイスします。2020年を特別な年にしてみませんか?

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