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ニュージーランド高校留学【基本情報まとめ】|特徴や種類・費用

# 留学

# ニュージーランド

# 高校留学

公開 : 2020.09.03

更新 : 2022.08.29

高校留学は、その年代で行くからこそ学べること、得られる経験があります。その経験が、後の進路や就職に影響を及ぼすことも少なくありません。

今回は、ニュージーランドの高校留学について、どのような留学プランを立てるとよいかなど、基本情報をご紹介します。

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ニュージーランドの高校留学が人気の理由とは?

恵まれた大自然と費用の安さが人気のニュージーランド。素朴で親しみやすい国民性で、訪れる人々を優しく迎え入れてくれます。

近年、さらなる質の高い教育を目ざし、新しい教育制度をスタートさせました。

ゆっくりと流れる時の中で、自分を見つめ直す機会を持てる国、それがニュージーランド高校留学の魅力です。

ニュージーランド高校留学の特徴

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ここから、ニュージーランドの高校留学プログラムについて掘り下げていきましょう。

ニュージーランド教育システム

ニュージーランドの教育システムは日本とは違い、5歳から学校が始まり、高校1年生にあたるYear 11までが義務教育となります。ほとんどの学校が公立で、日本でいう中高一貫の教育スタイルが一般的です。また、前述したNCEAのLevelによって高等教育へ進学できる教育機関、取得できる資格が変わってきます。

1年未満の留学をする際、英語力なども考慮して入る学年が決まりますので、日本で高校2年生でもYear 11に入る場合もあります。卒業目的の留学の場合はYear 11から入学ということになりNCEA Levelの取得を目指します。ニュージーランドでは、Year 11から日本の大学で学ぶ一般教養や専門の基礎部分も含まれていて、大学に入るとすぐに専門分野の学びが始まります。

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引用元:ニュージーランドの教育システム(EduKIWIニュージーランド留学センター)

ニュージーランドの学校について

ニュージーランドの現地校は公立校が多く、国が学校教育の質を厳しく管理しているため教育水準はとても高いです。経済協力開発機構(OECD)が3年おきに実施している生徒の学習到達度調査では79ヵ国の中でも12~27位の間をキープしています。ただ、教育理念や校風はそれぞれの学校に任されているため、学校ごとに芸術系が強い/理系が強いなどの特色があります。1学年は4学期制で、1月下旬に始まり12月中旬に終わります。

また、留学生の受け入れにも力を入れていて、英語を母国語としない生徒のための英語教育を実施するクラス(ESOL)はほとんどの学校で提供されています。他の国とは異なり、留学生を保護するための服務規程も整備されていて、学校が留学生を受け入れるにはこの規定を満たしていることが必須となります。

授業面では選択科目が多く、学年が上がるごとに進路に合わせて選択内容を決めていくようになりますので、法律学や経済学、観光学など専門的な科目も用意されています。また、アウトドアエデュケーションなど自然豊かな地域色を活かした科目などもあり、日本とは一味違う勉強時間を経験できます。

ニュージーランド高校留学の種類と費用

続いて、留学プログラムについて詳しくご紹介します。現地校に1学期間(約3ヵ月)留学するターム留学、1学年間(約10~11ヵ月)留学する1年間留学、現地の高校を卒業する目的で約2~4年間留学する卒業目的留学の3つについて、それぞれの特徴と費用を見ていきましょう。

ターム留学

1年間留学

卒業目的

特徴

・現地校1学期間(約3ヵ月)

・短期間で海外の授業や生活を体験する

・英語力に自信がなくても最初のステップとして参加する人が多い

・基本的にホームステイでの滞在

・現地校1学年間(約10~11ヵ月)

・英語のみならず他の科目もしっかり勉強する

・現地の文化や生活を深く知れる

・学校によってホームステイか寮での滞在

・現地の高校を卒業する(約2~4年間)

・日本の大学には帰国生枠が利用可能に

・現地の教育システムでの中等教育卒業資格が取得できる

・学校によってホームステイか寮での滞在

メリット

・短期集中型で濃い経験が出来る

・日本の高校生活のロスが少なく、受験への影響も最小限に抑えられる

・参加のハードルが低く、自分の可能性が広げられる

・現地校の課題や勉強でアカデミックな英語も身に着けられる

・現地の友人や家族としっかり関係が築け、視野が広がる

・海外大学への進学も選択肢に入れられる

・英語+αのことが自然と出来るようになる

・将来海外拠点もハードルが低くなり、日本国内外問わず活動できるフィールドが広がる

デメリット

・身につく英語力は努力次第

・人によっては慣れてきた頃に帰国となるので物足りない可能性も

・現地校の空き次第では希望する学校にいけない可能性がある

・日本の高校や留学時期によっては1学年留年する可能性がある

・単位認定できた場合、日本の勉強は1年分抜けてしまう

・日本の家族や友人と距離が遠くなる

費用
(目安)

80万~90万円

280万~350万円

280万~350万円(1学年)

※費用は目安です。学費、滞在費、サポート費が含まれます。

ニュージーランドの高校留学へ行くための準備

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「留学に行く!」と決心がついたら、早速行くための準備を始めましょう。早い人では出発の1年前から情報収集と、留学エージェントに申し込みをして書類準備や英語学習を始めます。遅くとも半年前には始めると安心でしょう。

留学先の学校への出願やビザ申請などには、日本の学校から発行してもらう「英文成績証明書」や、役所などでもらう「戸籍謄本」など取得までに1週間ほどかかるものも含まれます。どういうものが必要か、どれくらいの時間がかかるかを確認して無理なく進められるようスケジュールを立てましょう。

また、留学前にはなるべく英語力を上げておくことも重要です。現地で希望する選択科目なども英語力によっては取れない可能性もありますし、卒業目的の場合はそれが卒業単位に影響することも。留学期間を有効に使うためにもしっかり勉強しましょう。

特に語い力とリスニング力は英語力の底上げに必須です。ニュージーランド英語は日本の学校で学習するアメリカ英語とは違うアクセントや発音をしますので、映画やニュースなどでニュージーランド英語に耳を鳴らしておくといいでしょう。

準備スケジュール例(4月出発の場合)

~9月

相談・カウンセリング

英語学習

10月

プログラム申し込み/留学先選び/現地願書提出/合格発表

11月

12月

1月

渡航準備(ビザ/航空券/保険など)と滞在先手配

2月

3月

生活面の準備や心構えについてのガイダンス参加

ホストファミリー決定

4月~

出発!!ESOLを受けつつ現地校に通う

【卒業目的】Year 11に入る
【1年間留学】英語力に応じた学年に入り、翌4月上旬に帰国
【ターム留学】4月開始の学期から出発し、7月下旬に帰国

もしくは、7月下旬開始の学期から出発し、9月下旬に帰国

1月

【卒業目的】Year 12に進級

ニュージーランド高校留学の実現に向けて

ニュージーランド高校留学についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。

具体的な留学プランについては、留学のプロに相談してみませんか。留学ジャーナルなら、20年以上高校生を海外に送り出してきた実績ノウハウがあります。あなたが持つ留学のイメージや将来像、希望や目標をお聞かせいただき、一人ひとりの可能性を広げられるような留学プランをご提案します。

留学先の学校選びをはじめ、出願や滞在先手配から生活面の心構えをお伝えする出発前のガイダンス、留学中は現地サポーターと留学ジャーナルで手厚くサポートし、帰国後には進路のアドバイスまで、成長を見守りながらなりたい自分に近づいてもらえるよう万全の体制でサポートします。

ニュージーランド高校留学についての相談はこちら
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