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大学進学につながるニュージーランド高校留学【基本情報まとめ】

# 留学

# ニュージーランド

# 高校留学

公開 : 2020.09.03

更新 : 2020.10.02

高校留学は、その年代で行くからこそ学べること、得られる経験があります。その経験が、後の進路や就職に影響を及ぼすことも少なくありません。

今回は、ニュージーランドの高校留学に行った場合の進路についてと、その進路に進むためにどのような留学プランを立てるとよいかなど、基本情報とあわせてご紹介します。

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高校留学後の進路の基本情報

まず知っておきたいのは、高校留学をした場合、どのような進路を選ぶことができるのか、という部分です。日本の大学のみならず、海外の大学へも視野を広げることができるようになるのは間違いないでしょう。

高校留学をする場合の留学プランは大きく分けて、日本の高校在学中に1学期間~1年間程度、海外の高校で異文化体験をする留学プランと、日本の中学校卒業後などに海外の高校を卒業する目的で留学するプランの2パターンがあります。それぞれ、留学後の進路の選択肢が異なり、日本の大学に進む場合と、海外大学に進む場合について解説していきましょう。

●プラン1:高校在学中に1年未満の留学プログラムに参加し、日本の高校を卒業して日本の大学へ進む場合

留学後、日本の高校に戻り、周りと同じように日本の高校の卒業証明書を取得し、受験に挑みます。1点異なるのが、成績証明書です。日本の高校が留学期間中の単位認定をしてくれる場合、日本の高校からは留学期間を除いた成績証明書が発行されます。また、休学して留学に行った場合も、留学したという証明書が出願時に必要な場合もあります。

何れの場合でも、必ず留学先の高校の成績証明書(期間が短い場合は滞在期間が分かるものやプログラム修了書)が必要になりますので、留学終盤に必ず自分で留学先の高校もしくは留学団体へ問い合わせて用意することが必要です。

受験の方法としては、一般入試と、推薦(公募/AO/指定校)入試の道があります。帰国後にどれだけ時間があるかにもよって受験への準備は変わってきますので、留学前から情報を集め、できることを前もってやっておくとよいでしょう。

一般入試

周りの高校生はだいぶ前から準備を進めています。留学すると留学期間中の日本の勉強がごっそり抜けますし、受験準備は帰国後の開始になります。確かにハンデがありますが、その分英語の強みを得ています。国際系などの学部では英語と現代国語の2科目受験ができるところや、英語公式試験のスコアを持っていれば英語の筆記試験を免除してくれるところもあります。準備期間が少ないですが、一般入試でも目指せる方法がありますので、あきらめなくても大丈夫です。

推薦(公募/AO/指定校)入試

留学による英語力や経験したことを活かして、公募/自己(AO)推薦入試を受験する生徒は多いです。ただ、留学経験者は年々増加する中、一般入試に比べて募集は少ないので、いかにユニークな体験をして独自の視点で問題定義をし、大学の勉学につなげるのかという発想力が必要になります。

推薦入試を目指す場合は、留学中の過ごし方が重要になります。アンテナを広げ、好奇心を持ってさまざまな活動、問題解決に取り組んでみましょう。現地校の課題をしっかりこなし、自分から発信する能力を身につけましょう。また英語力も一定レベルは必要になりますので、英語試験の受験もお忘れなく。

また、留学した生徒にも指定校推薦を許可している学校も少数ですがあります。まずは進路指導、もしくは留学担当の先生に確認してみてください。許可している場合には、留学していない生徒の募集が終わってから残っている枠でという制限がついている場合もありますので注意が必要です。高校2年生で留学した場合は高校1年生までの評定平均で審査されますので、留学前の成績もしっかりとっておくとチャンスが増えます。

●プラン2:高校在学中に1年未満の留学プログラムに参加し、日本の高校を卒業して海外の大学へ進む場合

日本の高等学校卒業という資格を有している状態で、海外の大学へ進む場合は、各国の教育システムに合わせてその国の大学に進学が可能かどうかを確認していきます。ここではアメリカ、イギリス、オセアニア(オーストラリア/ニュージーランド)の3地域の大学入学条件を比較しています。

受験資格

英語力

受験方法

アメリカの大学

日本の高校卒業後、直接入学可能

TOEFL iBT、IELTS、
ケンブリッジ英検
など

2年制大学と4年制大学で求められるレベルは変わる

書類選考

面接
(4年制大学の一部)

イギリスの大学

日本の高校卒業後、現地の大学準備コース(Foundationコース)を受講してから入学

IELTS

書類選考

オセアニアの大学

日本の高校卒業後、現地の大学準備コース(Foundationコース)を受講してからの入学、もしくはディプロマコースから編入

TOEFL iBT、IELTS、
ケンブリッジ英検
など

書類選考

●プラン3:留学先の高校を卒業目的で留学し、海外の高校を卒業して日本の大学へ進む場合

海外の高校で正規教育課程を含めて12年以上の課程を修了していることが前提となります。また、世界的に採用されている国際バカロレアディプロマ(IB)も含まれます。

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日本の教育システム外の資格になりますので、多くの生徒は帰国生枠入試、もしくは国内外の教育機関からの受験が可能な公募/自己(AO)推薦入試を選択しています。

ただ、帰国後に日本の高等学校卒業程度認定試験を受験し合格した場合は、日本の高等学校卒業資格も有することになりますので、一般入試、大学入学共通テストも受験可能になります。

下記にニュージーランドの高校を卒業した場合の受験について、一般的な情報をまとめています。中には、ニュージーランドの高校で取得できる全国共通学力テストNCEA(※1)のLevel3取得を出願要件にしている大学もあり、詳細は各大学により細かく規定が異なりますので、必ず志望校の募集要項を確認の上、受験準備を行ってください。

※1:NCEAとは、ニュージーランドのYear11から1年ごとに受験する全国共通学力テストのことで、進学したい教育機関のレベルに応じてLevel1~3を取得します。

ニュージーランドの高校卒業後に日本の大学に進む場合

帰国生枠入試

自己(AO)推薦入試(私立)

基本的な出願要件

・最終学年を含む2年以上現地の学校に在籍していること
(学校によっては、中学課程以上の学年で2学年以上在籍していれば、日本の高校へ編入し卒業しても帰国生枠で受験を許可している)

・正規教育制度に基づく教育機関で、12年以上の課程を終えること

・出願は1回のみ可能と制限がある
など

・正規教育制度に基づく教育機関において、12年以上の課程を終えること
(事前に受験資格の有無の確認をしたほうが安心)

・出願は1回のみ可能と制限があるなど

英語力について

・基本的に4技能の英語試験のスコアの提出を求められる
(滞在年数によっては免除されるケースあり。
例:現地校在籍が5年以上など)

・基本的に4技能の英語試験のスコアが必要
(一定レベル以上)

選抜方法

出願する学部により、主に下記のどれかの組み合わせで試験が実施される


・書類選考
(現地校卒業(見込み)証明書/資格取得(見込み)証明書、成績証明書、在学期間証明書、英語スコアなど)
・小論文
・面接
・筆記試験

出願する学部により、主に下記のどれかの組み合わせで試験が実施される


・書類選考
(現地校卒業(見込み)証明書/資格取得(見込み)証明書、成績証明書、英語スコア、推薦状、自己活動歴や自己PR、小論文など)
・小論文
・面接
・筆記試験/論述試験

備考

国公立/私立両方とも基本的には条件は同じ

・国公立でも実施している学校があるが、大学入学共通テストの結果が求められるところがほとんどのため、注意が必要

●プラン4:留学先の高校を卒業目的で留学し、海外の高校を卒業して海外の大学へ進む場合

ニュージーランドの高校でYear 13(日本でいう高校3年生)を修了し、NCEA Level3を取得していると仮定した場合の例です。

受験資格

英語力

受験方法

アメリカの大学

卒業後、直接入学可能

TOEFL iBT、IELTS、
ケンブリッジ英検
など

2年制と4年制で求められるレベルは変わる

書類選考

面接
(4年制大学の一部)

イギリスの大学

IELTS

書類選考

オーストラリアの大学

TOEFL iBT、IELTS、
ケンブリッジ英検
など

書類選考

ニュージーランドの大学

書類選考

●進路の選択肢を広げる高校留学の重要性

ここまで高校留学した場合の進路について、受験方法の選択肢と併せて解説してきました。高校留学をした場合、自分の能力を最大限発揮して進学先を決めることができるという点が一番大きなメリットとなるでしょう。

例えば、翻訳家やキャビンアテンダントの育成など日本では大学の選択肢が少ない、もしくは専門学校への進学になるケースが多くなってしまいます。分野によっては日本よりアメリカのほうが進んでいる、イギリスのほうが質の高い研究が行えるなどの差がどうしても生じてしまいます。海外大学という選択肢が増えるということは、そういった理由で自分の選択肢や可能性が狭められる、自分の能力が正当に評価されないといった壁を壊してくれることになるのです。

また、高校生という多感な時期に経験したことはインパクトがあり、物事の考え方や捉え方、視野の広さなどにも影響を与えます。友人や親元を離れ知らない土地に行くこと、多種多様な人・文化・宗教・生活スタイル・思考と出会うこと、自分のアイデンティティについて考えること、無力さを感じたこと、人に助けられたこと、自分でやり遂げたこと、そういった留学中に自分の身に起きたことや自ら考え行動したことは誰にも渡せない自分だけの経験になります。

今後ますます英語ができて当たり前になり、英語+αの能力が求められてくるでしょう。AIの普及とともに「人間だからこそできること、生み出せること」が求められ、発想力や柔軟性、コミュニケーション能力が必要とされます。早いうちにより広い世界を見て実際に経験することは、そういった社会を生き抜くための力をつける助けとなってくれるのです。

ニュージーランド高校留学の特徴と学べること

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ここからは、進路や将来を踏まえて、実際に実現可能なニュージーランドの高校留学プログラムについて掘り下げていきましょう。

●ニュージーランド教育システム

ニュージーランドの教育システムは日本とは違い、5歳から学校が始まり、高校1年生にあたるYear 11までが義務教育となります。ほとんどの学校が公立で、日本でいう中高一貫の教育スタイルが一般的です。また、前述したNCEAのLevelによって高等教育へ進学できる教育機関、取得できる資格が変わってきます。

1年未満の留学をする際、英語力なども考慮して入る学年が決まりますので、日本で高校2年生でもYear 11に入る場合もあります。卒業目的の留学の場合はYear 11から入学ということになりNCEA Levelの取得を目指します。ニュージーランドでは、Year 11から日本の大学で学ぶ一般教養や専門の基礎部分も含まれていて、大学に入るとすぐに専門分野の学びが始まります。

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引用元:ニュージーランドの教育システム(EduKIWIニュージーランド留学センター)

●ニュージーランドの学校について

ニュージーランドの現地校は公立校が多く、国が学校教育の質を厳しく管理しているため教育水準はとても高いです。経済協力開発機構(OECD)が3年おきに実施している生徒の学習到達度調査では79ヵ国の中でも12~27位の間をキープしています。ただ、教育理念や校風はそれぞれの学校に任されているため、学校ごとに芸術系が強い/理系が強いなどの特色があります。1学年は4学期制で、1月下旬に始まり12月中旬に終わります。

また、留学生の受け入れにも力を入れていて、英語を母国語としない生徒のための英語教育を実施するクラス(ESOL)はほとんどの学校で提供されています。他の国とは異なり、留学生を保護するための服務規程も整備されていて、学校が留学生を受け入れるにはこの規定を満たしていることが必須となります。

授業面では選択科目が多く、学年が上がるごとに進路に合わせて選択内容を決めていくようになりますので、法律学や経済学、観光学など専門的な科目も用意されています。また、アウトドアエデュケーションなど自然豊かな地域色を活かした科目などもあり、日本とは一味違う勉強時間を経験できます。

●ニュージーランド高校留学の種類と費用

続いて、留学プログラムについて詳しくご紹介します。現地校に1学期以上滞在するプログラムに焦点を当て、それぞれの特徴と費用を見ていきましょう。

ターム留学

1年間留学

卒業目的

特徴

・現地校1学期間(約3ヵ月)

・短期間で海外の授業や生活を体験する

・英語力に自信がなくても最初のステップとして参加する人が多い

・基本的にホームステイでの滞在

・現地校1学年間(約10~11ヵ月)

・英語のみならず他の科目もしっかり勉強する

・現地の文化や生活を深く知れる

・学校によってホームステイか寮での滞在

・現地の高校を卒業する(約2~4年間)

・日本の大学には帰国生枠が利用可能に

・現地の教育システムでの中等教育卒業資格が取得できる

・学校によってホームステイか寮での滞在

メリット

・短期集中型で濃い経験が出来る

・日本の高校生活のロスが少なく、受験への影響も最小限に抑えられる

・参加のハードルが低く、自分の可能性が広げられる

・現地校の課題や勉強でアカデミックな英語も身に着けられる

・現地の友人や家族としっかり関係が築け、視野が広がる

・海外大学への進学も選択肢に入れられる

・英語+αのことが自然と出来るようになる

・将来海外拠点もハードルが低くなり、日本国内外問わず活動できるフィールドが広がる

デメリット

・身につく英語力は努力次第

・人によっては慣れてきた頃に帰国となるので物足りない可能性も

・現地校の空き次第では希望する学校にいけない可能性がある

・日本の高校や留学時期によっては1学年留年する可能性がある

・単位認定できた場合、日本の勉強は1年分抜けてしまう

・日本の家族や友人と距離が遠くなる

費用
(目安)

80万~90万円

280万~350万円

280万~350万円(1学年)

※費用は目安です。学費、滞在費、サポート費が含まれます。

高校留学へ行くための準備

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「留学に行く!」と決心がついたら、早速行くための準備を始めましょう。早い人では出発の1年前から情報収集と、留学エージェントに申し込みをして書類準備や英語学習を始めます。遅くとも半年前には始めると安心でしょう。

留学先の学校への出願やビザ申請などには、日本の学校から発行してもらう「英文成績証明書」や、役所などでもらう「戸籍謄本」など取得までに1週間ほどかかるものも含まれます。どういうものが必要か、どれくらいの時間がかかるかを確認して無理なく進められるようスケジュールを立てましょう。

また、留学前にはなるべく英語力を上げておくことも重要です。現地で希望する選択科目なども英語力によっては取れない可能性もありますし、卒業目的の場合はそれが卒業単位に影響することも。留学期間を有効に使うためにもしっかり勉強しましょう。

特に語い力とリスニング力は英語力の底上げに必須です。ニュージーランド英語は日本の学校で学習するアメリカ英語とは違うアクセントや発音をしますので、映画やニュースなどでニュージーランド英語に耳を鳴らしておくといいでしょう。

準備スケジュール例(4月出発の場合)

~9月

相談・カウンセリング

英語学習

10月

プログラム申し込み/留学先選び/現地願書提出/合格発表

11月

12月

1月

渡航準備(ビザ/航空券/保険など)と滞在先手配

2月

3月

生活面の準備や心構えについてのガイダンス参加

ホストファミリー決定

4月~

出発!!ESOLを受けつつ現地校に通う

【卒業目的】Year 11に入る
【1年間留学】英語力に応じた学年に入り、翌4月上旬に帰国
【ターム留学】4月開始の学期から出発し、7月下旬に帰国

もしくは、7月下旬開始の学期から出発し、9月下旬に帰国

1月

【卒業目的】Year 12に進級

ニュージーランド高校留学の実現に向けて

大学進学を視野に入れたニュージーランド高校留学についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。

具体的な留学プランについては、留学のプロに相談してみませんか。留学ジャーナルなら、20年以上高校生を海外に送り出してきた実績ノウハウがあります。あなたが持つ留学のイメージや将来像、希望や目標をお聞かせいただき、一人ひとりの可能性を広げられるような留学プランをご提案します。

留学先の学校選びをはじめ、出願や滞在先手配から生活面の心構えをお伝えする出発前のガイダンス、留学中は現地サポーターと留学ジャーナルで手厚くサポートし、帰国後には進路のアドバイスまで、成長を見守りながらなりたい自分に近づいてもらえるよう万全の体制でサポートします。

ニュージーランド高校留学についての相談はこちら
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