英語力や留学経験を生かせる仕事は？仕事の魅力・就くためのポイント

英語を使った仕事ってどんなものがある？

英語を使う仕事は大きく分けて2種類

そもそも、英語を使う仕事はどんなものがあるでしょう？
英語を使った仕事（職種）は大きく次の2つに分けられます。

1.サービス系の仕事

主に英語を使ってお客様に直接サービスを提供する仕事を指します。具体的には、空港のグランドスタッフ、旅行会社のカウンター、ホテルのフロント、英会話スクールのマネージャー、英語講師などが挙げられます。

2.非サービス系の仕事

海外にある現地法人や海外の取引先と英語でやり取りする仕事を指します。具体例としては、商社の営業や貿易事務、メーカーの海外営業、国際物流の営業など。

未経験でも採用されやすいのは？

「サービス系の仕事」は未経験でも応募可能な仕事が多く、就業経験がない既卒の方の採用にも積極的。一方、海外営業や貿易事務など英語を使った「非サービス系の仕事」への応募には、関連した仕事経験が必要な場合が多いもの。未経験で英語を使用した仕事に就きたいのであれば、「サービス系の仕事」の方が採用されるチャンスは多いです。

サービス系の仕事の魅力｜向いている人、不向きな人

サービス系の仕事の魅力

サービス系の仕事の魅力は、日本にいながら日々海外の人と関わり、英語でコミュニケーションがとれること。

留学から帰国した途端、海外の人と接する機会がなくなり、英語に触れなくなったという話をよく聞きます。せっかく留学で海外の人と英語でコミュニケーションをとる力を身につけたのに、それが生かせないのはもったいないですよね。

そんな人には、日本にいながら日本在住の外国人や、日本を訪れる海外の方をサポートするサービス系の仕事があっているかもしれません。人と関わる仕事に就きたい、誰かをサポートし直接「ありがとう」といってもらえる仕事に就きたい人にピッタリです。

◎サービス系の仕事が向いている人

• 接客が好きで、英語を使って人と関わる仕事をしたい人
• 日本にいる海外の方をサポートしたい人
• 日常的に英語を使う環境で働きたい人
• 人を喜ばせるのが好きな人
• 自然と気配りや心配りができる人

▲サービス系の仕事が向いていない人

• 会話よりも読み書きで英語を使いたい人
• 知らない人と話すのに抵抗がある人
• 土日休みの仕事がよい人
• 自分から話しかけるのが苦手な人
• デスクワーク中心の仕事をしたい人

どうでしょうか？

カタチのないサービスを提供するので、相手にあわせた臨機応変な対応が求められる難しさはありますが、その分、お客様に「ありがとう」など感謝の言葉を直にいただけて、やりがいを感じられる仕事でもあります。

ご自身がサービス系の仕事に向いていると思った方は、具体的にどのような仕事があるか詳細を調べてみましょう。

非サービス系の仕事の魅力｜向いている人、不向きな人

非サービス系の仕事の魅力

非サービス系の仕事は、企業対企業のやり取りがメインなので、海外の顧客や取引先との英語での商談、メールや電話の問い合わせ対応、英文の見積もり・書類作成といった形で英語を使用することが多くなります。

仕事のスケジュール管理が比較的しやすいため、自分のペースで働きたい人に向いています。また国をまたいだスケールの大きな案件やダイナミックな仕事に取り組めることも魅力です。

◎非サービス系の仕事が向いている人

• 会話よりも読み書きで英語を使いたい人
• 土日休みの仕事がよい人
• 効率や成果を考えた思考や行動ができる人
• DXをはじめとするテクノロジーの変化に対応できる人
• オフィスワークがしたい人

▲非サービス系の仕事が向いていない人

こちらのタイプは職種によって異なりますが次のような人には向かないでしょう。

• メールや書類作成など文書の読み書きが苦手な人
• パソコンを使った事務作業が好きではない人

留学経験を生かせる仕事を探すなら

せっかく留学で身につけた英語力。やってみたい仕事があるなら、「経験がないから」と、早々にあきらめるのはもったいない。自分が希望するキャリアを自ら切り拓く、という発想も必要です。情報が限られる中で一人で転職できるかどうかを悩むより、留学経験者の就職・転職のサポート経験が豊富なプロに相談すると道が開けるかもしれません。

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