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【行動力が成功の鍵】アメリカ大学進学体験談|Lane Community College

# アメリカ

# 体験談

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公開 : 2023.12.01

高校在学中に経験したニュージーランドへの短期留学をきっかけに、自分のやりたいことを悔いなくやりたいと思いニュージーランドの高校へ正規留学を決意したH.T.さん。その矢先に新型コロナウイルスが蔓延し、ニュージーランドへの留学をなくなく諦めざるをえなくなってしまいました。そんな予期せぬ災難にも動じず、持ち前の行動力と前向きな思考でアメリカ大学進学への切符を手にしたH.T.さんのアメリカ大学進学体験談をご紹介します。

アメリカ・オレゴン州にある公立2年制大学、Lane Community College(レーン コミュニティ カレッジ)の学校生活や寮の様子、留学する上で重要なマインドセットなどがH.T.さんの体験を通してわかります。

体験者のプロフィール

名前

H.T.さん

プロフィール

高校在学中にニュージーランドへ短期留学。その後、日本の高校を退学し、短期留学中に通ったニュージーランドの高校に正規留学を試みるが新型コロナウイルスの影響で渡航断念。
高卒認定を取得後、アメリカ・オレゴン州にある2年制大学、Lane Community Collegeに入学。現在はカレッジを卒業し、アメリカで1年間のインターンシップをしている。

「英語でさまざまな分野の学習をしたい」がアメリカ大学進学のきっかけに

アメリカの大学に進学を決意したきっかけは、英語を勉強するだけではなく、英語でさまざまな分野の学習をしたいと思ったからです。高校1年生の時にニュージーランド短期留学に行き、日本に帰ってきた頃には、志望大学や学部、それに合わせた選択科目を選ばなければいけない時期でした。

日本で大学のリサーチを行っている時に、自分の専攻したい学部が見つからず、やりたくないことに向けて2年間の受験勉強をするなら、自分のやりたいことを悔いなくやりたいと思い、日本の高校を退学し、短期留学をしたニュージーランドの高校に正規留学をすることにしました。日本の高校を退学したのが、2020年3月末、ちょうどパンデミックが始まった頃で、ニュージーランドに渡航することが不可能になりました。

パンデミックが世界的に収束してきた2021年半ばに、国際交流団体で知り合ったアメリカ育ちの日本とイタリアのハーフの友達がコミュニティカレッジの制度を教えてくれました。彼女自身、コミュニティカレッジから四年制の大学に編入して学士号を取得していたので、金銭面がいかにお得なのか、アメリカでいかに主流な制度なのかなどを教えてくれました。

そして、高等学校卒業程度認定(高卒認定)を取得後、Lane Community Collegeに進学をしました。

家族の助けはゼロ。留学前に独学で進学準備に向けて英語力を磨く

日本にいた際に、国際交流グループの運営のお手伝いをしていたので、英語のスピーキングには自信がありました。また、高校在学時に基礎的な文法をマスターしていたので、勉強が必要だったのは、アカデミックライティングのスキルだけでした。ESLのクラスを免除するためのTOEFLを受験する前には、アメリカ出身の友達にチューターをお願いし、一緒に高度なリーディングやライティングのスキルを上達させました。

アメリカで唯一聞いたことがある州がオレゴン州だったので、「オレゴン、コミュニティカレッジ」と検索して、一番初めに出てきたLane Community Collegeに行くことに決めました。Lane Community Collegeの入学関係の書類や学生ビザの申請は、同カレッジとパートナーシップを持つ日本のエージェントにお願いしました。

私の家族は、留学はもちろんのこと、英語も全く話すことができないので、家族からの助けはゼロに近かったです。高校時代の友人のほとんどが日本の大学に進学したので、交換留学に興味を持っている人はいましたが、海外の大学に行く、海外で働くことを目標にしている人はいませんでした。

学校選びのきめては学生寮と留学生へのサポートの充実さ

私がLane Community Collegeを選んだ一番の理由は学生寮です。コミュニティカレッジはアメリカの地区や街ごとにあり、基本的に家族とともに住んでいるローカルの学生がメインに通う公立の学校です。そのため、4年制大学と比較して、学生寮が少ない場合や全くない場合が多い印象です。

しかし、Lane Community Collegeはインターナショナルの全ての新入生がともに過ごすことのできる学生寮があり、無料のバスの定期券や空港送迎など留学生へのサポートが豊富だったのでオレゴンの学校の中でもLane Community Collegeを選びました。1年半通ってみていいなと思う点は、緑の豊かさです。学校のあるユージーン山に囲まれた街で、「田舎すぎず発展しすぎず」が合うサイズ感です。

公共バスも充実していて、この1年半、自動車免許を持っていないので、出かける際は常にバスを利用していました。

専攻は難しい選択の1つ、現地で変更した理由

両親共に最終学歴が高校卒業なので、家族の中で私自身が初めて大学に進学をすることとなり、コミュニティカレッジでは、専攻を決めることが最も難しい選択の1つでした。パンデミックで日本にいた際、英語の勉強のために、Courseraという無料で海外の授業を受けることができるサイトを利用した時も、自分自身の興味で受講していたので、科目は心理学から環境学、社会学など幅広い分野にまたがっていました。そんな中で、最も楽しく授業を受けることができたのが心理学だったので、専攻を心理学にすることにしました。

Lane Community Collegeでは心理学専攻で編入のための単位を取得しました。しかし、コミュニティカレッジ卒業後に予定していたOPT※のためのインターンシップを探している際に、心理学専攻の学士号では仕事を見つけることが難しいと気づきました。心理学専攻で最も主流な職業は心理学者やセラピスト、どの職業も修士号や博士号が必要になります。自分自身、学士号取得後に就職をしたいと考えていたうえ、自分のやりたい職業が、人の自然な行動を生かした環境に優しいシステム作りだったので、自分の進みたい職業分野と一致し、心理学とも離れすぎていない環境学に専攻を変更することにしました。

※Optional Practical Training(OPT)
アメリカの高等教育プログラム終了後、1年間米国に滞在し、学習した専門分野の職種で働くことができる制度。

学校生活や寮生活について

lane2.jpg

1日のスケジュールは曜日や学期によりけりです。日本の大学と同様に好きな時間の授業を登録し、自分でスケジュールを組むことができます。早い時間のクラスは朝8時頃から始まり、遅い時間のクラスでも夕方4時頃にはキャンパスを出ることができます。基本的に1クラス1時間50分で、少なくてもクラスの間に10分休憩を挟むことができます。単位数の多い理数系のクラスを取らない場合、基本的に金曜日に授業はないので、週末はゆっくり休むことができます。

Lane Community Collegeは学生寮を完備しているので、新入の留学生はハウジングの心配をせずに、安心して入学できます。また、学生ワーカーによる空港からの無料送迎も行っています。私自身、学生寮に一年半ほど滞在しました。部屋は四人一組のアパートで、シェアキッチンと2つのバスルームがついています。新入生は学生ワーカーと同じ部屋か、在学生と同じ部屋になることがほとんどなので、わからないことがあればいつでも聞くことができる環境が整っています。

平日のスケジュール例

時間

平日

8:00

起床、朝の準備

9:30

通学

10:00-11:50

授業

11:50-12:00

お昼(持参)

12:00-13:50

授業

15:00

帰宅

16:00-18:00

課題

19:00

夕ご飯

23:00

就寝



休日のスケジュール例

時間

休日

8:00

起床、朝の準備

9:00-10:00

掃除

11:00-12:00

買い物

12:00-13:00

お昼

13:00-15:00

課題

15:00-17:00

友達と過ごす

17:00-19:00

課題

19:00

夕ご飯

23:00

就寝

新入生のための奨学金を利用

海外大学への進学にあたって目標にしていたのは、奨学金をもらい、できるだけ学費を抑えて学士号を取得することです。Lane Community Collegeには新規の留学生のための奨学金があるので、願書を出す際に応募をし、$3,000の奨学金をいただきました。そのほかにも、学校自体が支給する奨学金があります。周りの日本人留学生で学校支給ではないアメリカの奨学金をもらっている人はあまりいませんでしたが、日本で応募した奨学金やスポーツ分野でLane Community Collegeから奨学金をもらっている人などはたくさんいた印象です。

また、4年制大学編入の出願時にも奨学金がいただけるよう、Lane Community Collegeに所属中は生徒会やPeer Mentor、Honors Program、ボランティアなどたくさんのことに挑戦して、周りとは違うユニーク性を磨くことに専念しました。

留学中大変だったことは自分のコミュニティを作ること

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実際に留学して発見したことは、自分のコミュニティを作る大変さです。英語学習はもちろんのこと、自分を成長させてくれるのが、留学の醍醐味の1つです。毎日家に帰ると会えていた家族がいない生活、何年間も学校を共にした親友がいない生活、全ての生活や人間関係を一から始めるのが大変だったなと感じます。

また、留学で出会った人を通して自分の長所により気づくこともできました。日本で学校にいた際は、成績が一番でなければ特待生になれない、何かを成し遂げなければ才能や長所に気づくことができないことが多かったですが、アメリカでは周りの人が「ここがいいよ」「これが得意だよね」と小さなことでも褒めてくれることが多いので、そのような会話や経験を通して、自分が本当に好きなことや得意なことに気づくことができたと思います。

今後の進路は、1年間のOPTを来年の夏まで行い、秋入学で4年制大学の環境学専攻で編入する予定です。

アメリカ大学進学を考えている方へ

コミュニティカレッジは4年制大学と比較して、圧倒的に小規模で海外留学の経験が少ない人や初めての海外留学を考えている人には最適のオプションだと思います。私自身、英語テストの点数も低く、海外の教養のない一般的な日本の高校から直接、4年制大学に進学するのは非現実的な選択でした。しかし、コミュニティカレッジに入学したことで、海外で通用するライティング能力を磨き、現地のアドバイザーの助けのもと、自分に一番あった編入先や専攻を探すことができました。

自分の家が裕福じゃないから、自分の家族が海外に行ったことがないからなどは誰かの留学を止める理由にはならないし、なってはいけないと思います。自分が生まれ育った国から出て、違う国で生活する、教育を受けることはお金に換算できない一生ものの経験です。

留学に興味があるのであれば、留学エージェントに連絡をしてみる、学校の英語教員に相談してみるなど、初めの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。一歩踏み出すことで自分を助けてくれる人との出会いや新しいチャンスに巡り合うことができると思います。諦めずに情報収集を行い、自分にあった留学プランが見つけられるよう応援しています。

H.T.さんが通ったLane Community Collegeとはどんな学校?

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Lane Community Collegeはアメリカ・オレゴン州にある公立2年制大学です。キャンパスを構えるのは、州の中心地ポートランドから車で南下すること約1時間半のユージーン。オレゴン大学を中心とした学生の街で、活気に満ちたダウンタウンと緑溢れる自然の両方が楽しめ、周辺にはスキー場も点在しています。

ビジネス、エネルギー管理、エンジニアリング、グラフィックデザインなど、さまざまな専攻を提供しています。4年制大学への編入を目指す編入コースからは、オレゴン大学をはじめとする国内外の115以上の名門大学への編入実績があり、オーストラリアやニュージーランド、イギリス、フランスなどの提供大学への編入ルートも用意されています。さらに、アメリカ国内で2番目の規模を誇るインターンシッププログラムを通じ、現地企業で研修生として働くチャンスが与えられる点も魅力的です。

概要

創立

1964年

総学生数

7,700名

留学生数

約70名

滞在の種類

学生寮

入学条件

英語力の目安

TOEFL iBT46(Reading & Listening 8以上、 Writing 18以上、 Speaking 14以上)、IELTS5.5(全てのバンドで5.0以上)、Duolingo 95

入学願書締め切り

2月、8月、11月

集中英語コース

Lane Community College付属集中英語コース

年間費用(目安)

授業料

$11,500

滞在費(教科書代や食費も含む)

$9,600

健康保険

$1,550

合計

$22,650

お問い合わせ

この記事では、Lane Community College(レーン コミュニティ カレッジ)に通った学生の声として、進学準備や専攻選びから学校生活、奨学金、コミュニティ作りについて体験談を交えて詳しくご紹介しました。

学校は、アメリカのオレゴン州にある公立2年制大学。ダウンタウンと自然の両方があり、生活しやすい環境です。4年制大学への編入を目指す編入コースからは、オレゴン大学をはじめとする国内外の115以上の名門大学への編入実績があります。

もっと詳しく知りたいという方や、アメリカへの留学をお考えの方は、まずはお気軽に留学ジャーナルへお問い合わせください。経験豊かな留学ジャーナルのカウンセラーが一人ひとりのニーズに寄り添い、あなたにぴったりの留学をご提案します。

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