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パース留学を徹底解説!メリット・デメリットや費用は?

# オーストラリア

# メリット・デメリット

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公開 : 2023.12.18

更新 : 2024.05.01

パースはオーストラリア南西部に位置する、西オーストラリア州の州都。エコノミスト・インテリジェンス・ユニットの「世界で最も住みやすい都市調査2023」では世界12位にランクインしており、世界的にも生活しやすい都市として人気があります。また、初等・中等教育の学校、英語教育機関、カレッジ、大学など、125以上の質の高い教育機関があり、留学生への奨学金やサポートも充実しています。

この記事では、オーストラリア・パースの特徴や魅力、パース留学のメリットについて詳しくご紹介します。

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パースの基本情報

パースはオーストラリア全土の3分の1の面積を占める西オーストラリア州を代表する都市。近年積極的に移民を受け入れており、シドニーとメルボルンに次いで人口が急増しています。

西オーストラリア州の地図
人口
約212万人
西オーストラリア州人口の約80%に当たる。うち日本人は約4,000人。(いずれもグレーターパースエリア、2021年)
気候
季節が北半球と真逆で、2月が最も暖かく7月が最も寒い。地中海性気候で夏は雨が少なく乾燥し、冬は降水量が増える。
平均最高/最低気温
2月が31.6℃/18.4℃
7月が18.5℃/8.1℃
日本との時差
-1時間
日本からの移動時間
成田空港からパース空港まで直行便で約10時間

魅力溢れるパースで留学するメリット

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パース留学の特徴や魅力を、パースに精通する西オーストラリア州政府・東京事務所のマイラ絵美子さんにお聞きしました。


過ごしやすい気候で、都市と自然が調和したちょうど良い街

西オーストラリア州は、オーストラリアでも珍しい地中海性気候。一年を通して寒暖の差が少なく、年間平均気温も18℃程度。暑い気候が苦手な人も、寒い気候が苦手な人も快適に過ごせます。

また、パースは都市の景観と自然が調和した街です。パース中心部に行けば、大手グローバル企業のオフィスが軒を連ねる他、国際色豊かなレストランやカフェ、バーがたくさんあります。かといって大都市のような騒々しさはなく、キングスパークのような自然溢れる公園もあれば、少し足を延ばすとフリーマントルのような美しい港町もあります。

利便性の高い都市部で生活したい人も、自然のある静かな環境で生活したい人も、パースなら快適な留学生活を送れるでしょう。日本との時差は1時間しかないので時差ボケが気にならず、日本にいる家族・友人と気軽に連絡を取れます。まさに全てがちょうど良い街なのです。

息をのむほど美しい観光スポットの数々

西側一辺が12,500キロメートルに及ぶ海岸線で、内陸には山々や砂漠地帯が広がる西オーストラリア州。荘厳な自然を肌で感じることのできる魅力的な観光スポットがたくさんあります。

モンキーマイアでイルカと触れ合ったり、ウルルの倍の大きさを誇る世界最大の一枚岩マウントオーガスタスを見にロードトリップへ出掛けたり。エスペランスのラッキーベイで真っ白な砂浜の上を歩く好奇心旺盛なカンガルーに出会うこともできます。お酒が好きな人はマーガレットリバーやスワンバレーでのワイナリー見学や、バッセルトンの地ビール醸造所を訪れるのも良いかもしれません。

そして、忘れてはいけないのが先住民の軌跡です。州内でガイドツアーがたくさん行われています。神秘的な海蛇の道をたどったり、古代の岩絵や絵画が伝える別世界の美しさを発見したり、先住民の文化をのぞいてみたりしてはいかがでしょうか。

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多様性に溢れた真のダイバーシティを体感できる

西オーストラリア州は、人口の30%以上が海外出身者で構成されています。また、約50%の人々が、両親が海外出身など何らかの海外のルーツを持っており、多様性に溢れています。そういった背景から、現地の人々は英語が母国語でない人とのコミュニケーションに慣れており、英語に苦手意識がある留学生に対してもフレンドリーに接してくれることが多いです。したがって自分の語学力に自信を付けたいと思っている留学生には最適な場所と言えます。

またパースの街を歩けば、さまざまな国のレストランが点在し、日本食料理店も豊富です。スーパーにもアジア料理に使う調味料や食材が豊富に取りそろえられているので、留学中に日本の味が恋しくなっても心配いりません。一方で多様な国籍が融合した催事・祭典が頻繁に行われており、異文化に触れる機会がたくさんあります。現地で新しくできた友達と参加してみるのもおすすめです。

学生サポートが手厚く、留学生を積極的に支援

自然資源やエネルギー産業などによって経済が支えられている西オーストラリア。その恩恵を基に、州政府は国際教育部門に4年間で総額AU$75,400,000を拠出するなど積極的に留学生を支援しています。またStudyPerthを通じて留学情報の発信や、就職活動をはじめ現地生活のサポートも行われています。

<StudyPerthの留学生向けサポート>ウエルカムサービス、就職ワークショップや日帰り旅行などの学生イベント、キャリアサポート、スチューデントハブ(留学生のための専用施設)など

<パースについてわかる便利な情報収集先>
・StudyPerth公式:https://www.studyperth.com.au/
・西オーストラリア州政府公式:https://likenoother.wa.gov.au/study/

パース留学のデメリット

一方で、パース留学の際には、以下の2点に気を付けておくと良いでしょう。

デメリット1:他都市と離れている

オーストラリアの他の主要都市は東海岸側に位置しており、パースからは離れた場所にあります。シドニーなどがある東海岸側へ行くには飛行機で片道約4~5時間半ほどかかるため、日帰りで行くのは難しいです。

パース留学中に他の都市にも行ってみたいという場合は、学校が休みの期間を利用して1泊2日の小旅行などで行くことをおすすめします。また、ワーキングホリデーや長期留学であれば、前半はパース、後半は東海岸側に移動するなど、プランをアレンジして東西両方の都市生活を楽しむのも良いでしょう。

デメリット2:娯楽施設が少ない

パースはお店が閉まる時間が早く、シドニーやメルボルンと比べて娯楽施設は少なめです。その分、勉強に集中したいという人にはおすすめの環境と言えます。放課後や休日は、美しいビーチや公園で散歩をしたり、カフェで友人とゆっくり時間を過ごしたり、娯楽費用をあまりかけずに留学生活を送ることができます。

パースのおすすめスポット4選

City Central-パース市中心部-

City Central

穏やかなシティーライフを楽しめる"程よい"街

都会のにぎやかな雰囲気がありながら、閉塞感や忙しさはない、そんな絶妙なバランスが保たれているのがパースの中心地です。イギリス植民地時代の面影を残す19~20世紀前半の建物、ガラス張りの高層ビルが混ざり合う景観が特徴的で、約2キロメートル四方の中に飲食店、スーパーマーケット、衣料品店、図書館、博物館などが全て集まっています。

コーヒー文化が根付いているためカフェやコーヒースタンドが多く、朝、出勤前にお気に入りの店に並ぶ人の列がよく見られます。カフェは14~15時頃、その他の店は17時頃に閉店することが多いので、営業時間には注意。

またパース中心部は公共交通機関も電車、バス、フェリーと充実しています。このようにコンパクトな街なのに息苦しさがないのは、きっとそこかしこにあるベンチや公園・緑地と、大らかな人々から、空間的にも精神的にも余裕が感じられるからでしょう。パースでは一息つく場所を見つけるのに苦労することはありません。

Kings Park-キングスパーク-

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何度も足を運びたくなる、市民の憩いの場

パース中心部からバスで10~15分。じわじわ坂を上った高台に、約400ヘクタールもの敷地を持つ広大な公園があります。ここは気軽に足を運び自然に触れられる、パースのオアシスとも言える場。訪れる人々は芝生の上でランチを取ったり、市街地やスワン川、ダーリング山脈を眺めたり、思い思いにのびのびと過ごせます。園内の植物園には西オーストラリア州固有の植物が3,000種以上植えられているため、じっくりと周囲を見ながらハイキングするのも良いでしょう。

Scarborough Beach-スカボロビーチ-

Scarborough Beach

アクセス良好で、ローカルの人にも人気

都心からちょっと足を延ばせば、いくつもビーチがあるパース。人々にとってビーチは生活の一部になっています。スカボロービーチは中心地からバスで30分ほどの所にある、真っすぐ延びた海岸線が特徴のビーチで、波があるのでサーファーに人気。海岸沿いにはスケートパーク、バスケットボールコート、ロッククライミングウォール、市営ビーチプール(有料)があり、サーフィン以外のスポーツも楽しめます。もちろん波音を聞きながらぼーっとするのも◎。

Caversham Wildlife Park-カバシャム・ワイルドライフ・パーク-

Caversham Wildlife Park

小規模ながら動物との距離の近さに大満足

オーストラリア固有の動物を間近で見られる動物園。中心地から車だと約30分、公共交通機関を使う場合でもバスと電車を乗り継いで約1時間で行けるので週末のお出掛けにおすすめです。園内ではカンガルーの展示エリアに入り手ずから餌をあげられる他、時間が合えばコアラやウォンバットと並んで写真を撮ることもできます。ただしウォンバットは抱っこ不可、コアラを抱っこしたい場合は当日にチケット(枚数限定、学生割引で1人AU$25)を購入する必要があります。

パース留学の費用目安

パース留学に必要な費用の目安についても見てみましょう。

語学学校に通う場合の費用目安

留学ジャーナルで紹介しているパースの人気校で、英語レッスン週23時間受講した場合の費用目安は以下の通りです。

受講期間
24週間
36週間
48週間
英語週23時間+ホームステイ
AU$16,320
AU$24,120
AU$31,920

※上記料金には、入学申請料、授業料、滞在申請料、滞在費、空港出迎え費が含まれています。

ホームステイの場合、平日は朝夕2食、土日は3食の食事付きの場合が多いです。この他に、現地での平日のランチ代、お小遣い、教材費、リネン代、ビザ申請料(学校・コースにより異なる)などが別途必要になります。

往復航空運賃

出発時期により航空運賃は異なりますが、東京からパースまで直行便の場合、往復で約190,000~330,000円程度。繁忙期であれば、これよりもう少し高くなります。航空運賃を抑えたい場合は、閑散期に出発したり、経由便を利用するのがおすすめ。

OSHC(海外学生健康保険)

海外でけがや病気をした際に備えて、渡航前に加入しておきましょう。オーストラリアへ学生ビザで滞在する人は、OSHC(海外学生健康保険)への加入が義務付けられています。OSHCを取り扱っている保険会社によって料金は異なりますが、大体1ヵ月AU$40~50ほどになります。OSHCは歯の治療や盗難などは保険の対象外となるため、これらをカバーしている他の海外留学保険にも入っておくと安心です。

交通費

パース中心部での主な交通手段は、電車、バス、フェリーの3つになります。これらの公共交通サービスエリアは、パースの中心地から9つのゾーンに区分され、移動したゾーン数に応じて運賃が決まります。

運賃は、1ゾーンAU$3.40(現金の場合)。スマートライダーという交通カードを使用すると運賃が10~20%割引になるため、留学の際は持っておくと便利です。

また、電車とバスに関しては無料乗車区間(FTZ, Free Transit Zone)が設けられ、さらに無料のCATバスが4路線走っています。
>>参照:Transperth Fares

その他

他にも、通信費や日用品代、交際費などが必要になります。予定外の事態に備えて、多めに準備しておきましょう。

私の留学ストーリー|パース留学体験談

パースで自分と向き合い選んだ化学専攻への道

パース留学体験談1 仲間一さん
INPEX オフテイクコーディネーター、プロセスエンジニア


●留学を決意したきっかけ

高校を卒業した時点では自分が海外に行くことも、英語を毎日しゃべるようになることも全く想像していませんでした。父の知人に「パースはとてもいい所だよ。心機一転、海外留学にシフトしてもいいんじゃない?」とアドバイスされたことがきっかけで、パースに留学することを決めました。

●学外でのさまざまな体験は自己成長のステップに

語学学校、キャリアカレッジを経て、名門といわれるThe University of Western Australiaに入学。大学時代は勉強以外にも、南洋理工大学のサマープログラムに参加したり、シェアハウスのオーナーを2年務めたり、日本語学校でアルバイトをしたり、インターンシップを体験したりと、将来の糧となる多様な経験を積むことができました。

卒業後は日本に帰国し、大学時代のインターン先だったINPEXに就職しました。今はパース駐在となり、事務職と技術職の両方を経験できています。
>>体験談の全文はこちら

社会人3年目、新天地を求めて海外へ

パース留学体験談2

洲崎のぞみさん(修士2年生)
The University of Western Australia(会計学修士コース)


●留学を決意したきっかけ

私は日本の大学を卒業後、法律事務所で秘書として働いていました。社会人3年目になった頃、秘書職でのキャリアビジョンを描くのが難しく感じるようになり、新しい環境に飛び込もうと考えるように。職場の弁護士の皆さんから影響を受け、海外の大学院(修士課程)を目指すことにしました。

●パースに来て早々、一つの転機を迎えることに

大学で学んだ経済学と、かねてから興味のあった農業を掛け合わせた勉強ができるThe University of Western Australiaに入学しました。パースに来て4ヵ月ほどの間に、自然豊かな環境とアウトドアスポーツやレジャーを気軽に楽しめる生活が非常に気に入ってしまい、卒業後もパースで暮らすために専攻を会計学に変更しました。現在は、卒業後に就職予定の監査法人で長期のインターンに励んでいます。
>>体験談の全文はこちら

雑誌留学ジャーナル2023年11月号は『仕事につながる留学』

留学ジャーナル 2023年11月号の画像

『留学ジャーナル2023年11月号』は仕事につながる留学。仕事に結び付く経験をするために、英語圏への語学留学、専門留学、ワーキングホリデーの情報をまとめた一冊になっています。学び、働く体験ができる留学の情報やパースの教育機関についてもご紹介しています。
雑誌の立ち読みはコチラ

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パース留学を実現するために

いかがだったでしょうか。パースは国際色豊かで、学生へのサポートが手厚く、都市と自然が融合した留学生が生活しやすい環境が整っています。しっかり学びたい人にも、アクティビティを楽しみたい人にもおすすめの都市といえます。

50年以上の実績をもつ留学ジャーナルでは、オーストラリアの教育機関とも密なコネクションがあり、これまでの経験と海外の教育機関などから届く最新情報をもとに、あなたの疑問や質問にお答えし、目的や予算、期間などに合わせて、ご希望に合う留学プランをご提案します。

パース留学に興味を持った方や、パース留学を実現したいという方、まずは無料の留学相談をご利用ください。

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EDITOR

雑誌『留学ジャーナル』編集部

本稿は『留学ジャーナル 2023年11月号』の記事を抜粋・再編集したものです。 雑誌『留学ジャーナル』は、1983年の創刊以来、留学情報誌として強い信頼と人気を得ている専門誌。出版元である(株)留学ジャーナルは創業以来、20万人近い留学生を送り出してきました。そんな留学会社だからこそ知っている質の高い情報やトレンドを、毎号さまざまな角度からクローズアップして発信し続けています。

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