留学ジャーナルコラム

【2025年版】お金がなくてもアメリカ留学はできる!留学奨学金情報まとめ

「アメリカに留学したいけれど、学費が…生活費が…」。そんな方は奨学金にぜひチャレンジ!アメリカの奨学金と日本の奨学金のうち、返済不要の給付型のものをご紹介します。

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留学をするとなると、費用がネック…という方も多くいらっしゃると思います。

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アメリカ留学
目次

アメリカ留学における奨学金について

奨学金とは、学生を援助するために給付されるお金のこと。「研究にお金が必要」「勉強したいけど財政的に厳しい」。そんな方の大きな味方です。
アメリカの奨学金制度は非常に充実しており、日本人を含む留学生が利用できるものもたくさんあります

アメリカで学生への援助金を表す言葉にはさまざまなものがあります。

援助金を表す言葉

◆ファイナンシャルエイド
財政援助を指す言葉で、学生を援助するお金の総称です。後述のものすべてがここに含まれます。

◆スカラーシップ
成績優秀者や学費が不足している者に対する大学などによる金銭的援助。日本では返済が必要な奨学金もありますが、アメリカのスカラーシップは返済不要で、留学生も対象になります。

◆グラント
連邦政府と州政府から支給される2つのタイプがあります。前者は、財政的困難に陥っていたり、学士号を取得できていない学生などが支給対象。後者は、その州民であることが支給条件となっています。留学生はどちらも支給対象外です。

◆ローン
アメリカ政府や州、大学、銀行などが提供する学費ローンで、返済が必要です。
留学生は対象外。

◆ワークスタディ
学びながら大学内で働き賃金を得て(アルバイト)、政府へ奨学金を返済します。留学生は対象外。

留学生が利用できる援助金

上記のとおり、アメリカで留学生が利用できる援助金は基本的に「スカラーシップ(奨学金)」のみとなります。大学生の場合は、大学側が留学する生徒への支援を行っている場合もあるため、自分が通っている大学の支援制度をしっかりと確認しておきましょう。

ちなみに、アメリカのみならず名門大学として世界的に有名なハーバード大学の場合は、家庭の経済力で合否判定を行うのではなく、合格後に家庭の収入額などにより奨学金の額が算出されるニード型と呼ばれるスカラーシップ(奨学金)となります。

奨学金の詳細と受給方法

アメリカの奨学金や日本の奨学金を狙いたい方は、まずは以下の基礎的なポイントを知っておきましょう。

申請時期

アメリカの場合は大学・大学院への願書の提出と同時に行います。結果は入学許可と共に知らされるのが通常です。日本の奨学金制度ではそれぞれに申請時期が設けられています。

支給期間

成績に問題がある場合などを除き、基本的に卒業時まで毎年受け取れます。

支給額

アメリカの場合は大学によって異なりますが、授業料と寮滞在費、食費の50%ほどが支給されるのが一般的。日本の奨学金制度では、学費と滞在費の全額が支給される場合や毎月一定額が支給される場合など、まちまちです。

次に、気になる審査基準を確認していきます。応募先にもよりますが、通常は以下に基づいて審査が行われます。

成績

審査では、高校時代の成績(GPAなど)や大学の前年度の成績が最重視されます。

エッセイ

留学の志望動機、学びたいことなどを熱意が伝わるように英語で書きます。

推薦状

高校や大学の先生に英文で書いてもらいます。非常に重要な書類となります。

面接

面接官に向かって、在学中の学業計画や意欲をアピールしましょう。
その他、TOEFLスコアの証明書などが必要な場合もあります。

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アメリカ留学で利用できる日本の奨学金制度は?

留学先の大学・大学院のスカラーシップのほかに、日本の奨学金制度(すべて返済不要の給付型)として以下のようなものがあります。提供元は大きく分けて2つ。ひとつは各国政府や自治体などの公的機関。もうひとつは企業や財団法人など私的に運営されている機関です。

日本で奨学金を受けるメリットは、やはり日本語で手続きができる安心感と、なかには英語力などの条件がそれほど厳しくないものもあること。ただ、応募期間が決められているので、自治体や機関のホームページはこまめにチェックしておくとよいでしょう。

公的機関の返済不要の奨学金一覧

文部科学省

官民協働の海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN」。対象は高校生と大学生で、返済不要の奨学金が支給されます。高校生・大学生ともに応募コースが3つありますが、どのコースでもアメリカ留学が可能です。
>トビタテ!留学JAPANの詳細はこちら

日本学生支援機構 海外留学支援制度

学部学位取得型、大学院学位取得型、協定派遣の3タイプがあります。学部と大学院では授業料(上限あり)と生活費(留学先による)が、協定派遣では毎月一定額が支給されます。他の奨学金との併用が可能です。
>日本学生支援機構 海外留学支援制度の詳細はこちら

ブリティッシュ・カウンシル

「IELTS奨学金」では、大学・大学院へ留学する4名の日本人に30万円を学費補助として支給。留学中と留学後にIELTS大使としてIELTSと留学に関する広報を行う必要があります。
>British Council Japan IELTS 奨学金の詳細はコチラ

「埼玉発世界行き」奨学金

学部学位取得型以外にも、1年間の認定留学、高校留学など給付される留学の種類が多くあります。年齢制限も40歳未満と幅広いため、埼玉県民なら社会人留学でも利用可能です。
>「埼玉発世界行き」奨学金の詳細はコチラ

高岡市海外留学支援奨学金

高岡市の青少年の中から国際社会で活躍できる人材を育成することを目的とした海外留学に対する給付型の奨学金制度。海外の高等学校または大学等へ1年以上の留学をする人を対象に、50万円の奨学金が給付されます。
>高岡市海外留学支援奨学金市の詳細はこちら

北海道未来人財応援事業

北海道に在住する18歳~39歳(学生留学コースは18歳~30歳)までを対象に、海外留学・海外研修にかかる渡航費、滞在費、授業料などの一部を支援。コースは「学生留学コース」、「文化芸術コース」、「スポーツコース」、「未来の匠コース」があり、毎年計10名ほど募集しています。
>北海道未来人財応援事業の詳細はコチラ

民間団体の返済不要の奨学金一覧

クアッド・フェローシップ

クアッドパートナーであるオーストラリア、インド、日本、アメリカで、次世代の科学者・技術者間の連携を目的とする奨学金制度「クアッド・フェローシップ(日米豪印フェローシップ)」。

科学、技術、工学、数学分野の修士または博士課程に進む学生に対して、アメリカでの研究支援が行われます。
>クアッド・フェローシップの詳細はコチラ

看護職海外留学奨学金制度「Sasakawa 看護フェロー」

日本財団と笹川保健財団による、グローバルな視点とリーダーシップを持った看護師を育成することを目的とした給付型奨学金。進学先は、アメリカやカナダで医療、看護などの分野でトップ10に入る大学。大学留学で必要な授業料、寮費、保険料などの費用が支給されます。

奨学金の応募をするには、まずSasakawa 看護フェローに応募し、合格者はSasakawa 看護フェローとして6ヵ月以上在籍しながら課題を遂行する必要があります。
>Sasakawa 看護フェロープログラムの詳細はコチラ

笹川平和財団スカラシップ

日本の将来を担う若者が、視野を拡げ、国際感覚を養い、優れた知識を修得することを目的とし、2022年度より新たに開始された国際スカラシップ事業。
>笹川平和財団スカラシップの詳細はコチラ

公益財団法人 経団連国際教育交流財団奨学金

日本人大学院生奨学金、経団連グローバル人材育成スカラーシップの奨学生募集があります。審査方法は、書類審査と面接があります。
>公益財団法人 経団連国際教育交流財団奨学金の詳細はコチラ

公益財団法人 渡邉利三国際奨学金

海外の大学や究機関で学びたいという高い志を持つ大学院生・研究者等の海外での生活費を支援を目的とした奨学金制度。
>公益財団法人 渡邉利三国際奨学金の詳細はコチラ

柳井正財団海外奨学金

アメリカおよびイギリスの大学に入学する高校生向けの「柳井正財団海外奨学金プログラム」。対象となる海外の大学に留学する学生、年間40名程度の募集が開始されます。アメリカの大学の場合は、奨学生一人当たり年間US$95,000を上限に、卒業までの4年間支給されます。
>柳井正財団海外奨学金プログラムの詳細はコチラ

孫正義育英財団奨学金

学ぶ分野を問わず、若年層育成を目的とした支援を行っている。応募資格の基準は5つに分かれており、いずれかの条件に満たしている25歳以下であれば誰でも応募が可能。募集人数は35人と大規模で、審査では、書類審査、面接、プレゼンなどがあります。
>孫正義育英財団奨学金の詳細はコチラ

グルー・バンクロフト基金

対象となるリベラルアーツ・カレッジに進学する2名およびそれに限らない4年制大学に進学する1名に、毎年5万ドルを4年間支給。その他、留学先の大学が指定された奨学金もあります。
>公益財団法人グルー・バンクロフト基金の詳細はコチラ

まとめ

いかがでしたか?実にさまざまな奨学金制度があり、チャレンジする価値があることがおわかりいただけたのではないかと思います。費用で留学をあきらめる前に、どうしたら留学できるかを調べてみましょう。留学ジャーナルのウェブサイトでも奨学金の最新情報を発信していますので、定期的にチェックをしてみてください。

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