留学ジャーナルコラム

現地学生に聞きました!アイルランド留学のお金事情とワーキングホリデーにおすすめの語学コース

これからアイルランドへ留学に行く方、行きたいなと考えている方必見!

アイルランドの首都、ダブリンにある歴史ある語学学校、Emerald Cultural Instituteの学生に、現地での生活費やアパート探し、留学中のアルバイト先やインターンシップ、休暇中の旅行先についてアンケートを実施。現地学生の生の声をまとめました。

アイルランドはワーキングホリデーもできる国。カナダやオーストラリアとは違う、アイルランドならではの魅力あふれる留学ができます!語学習得やワーキングホリデーの方にお勧めのコースもご紹介します。

目次

アイルランド留学生の生活費を公開!

アイルランドの語学留学生の気になるお財布事情を聞きました。

家賃はいくら?

約90%の学生が1ヵ月の家賃は、EUR600~800と回答。ちなみに、ダブリン市内の1人部屋の相場価格はおよそEUR700、日本円で約123,000円です。
※日本円は2025年10月のレートEUR1=176円にて計算

1ヵ月の食費は?

-学生の声-

“外食は高いので普段は自炊するのが良いと思います。”

“お昼はsandwichなど自前で作り持っていく。水筒を持ち歩き、水道水を飲む。学割が使えるお店を選ぶ。自炊をするようにしています。”

“pubに行きすぎないこと。コンビニではなく大きいスーパー(Lidlなど)を使うと節約できると思います。”

スーパーなどで購入する食料品は、消費税の優遇などもあり日本と比べて1~2割程安く購入できますが、外食は日本よりも高額な印象。

アンケート結果でも、多くの学生が生活費を抑えるポイントとして、自炊をすることを上げていました。スーパーでの買い物では、税率の低い野菜中心に買う、まとめ買いをするのが節約ポイント。アプリを入れてクーポンを入手したり、会員になり会員価格で購入したりと、このひと手間も役立つようです。また、レストランやスーパーマーケットでアルバイトをしている人は、まかないやお惣菜などをもらい食費を節約しているそうです。

ちなみに、ダブリン市内の至る所に、アジアの食品を扱うお店があり、お米やうどん、粉末出汁、カレーのもとなど日本食を手軽に購入することができます。

また、大手のスーパーでは、醤油、みりん、のりなどがごく一般的に販売されているので、留学中でも日本食を作ることができます。

日本食材の価格は下記の通りです。※Asia Market 亚洲行の例

  • 日本米10kg    €18.99(約3,342円)
  • うどん乾麺270g €3.99(約702円)
  • 醤油150ml    €3.99(約702円)
  • 豆腐300g    €1.99(約350円)
  • 信州みそ300g   €2.99(約526円)

※日本円は2025年10月のレートEUR1=176円にて計算

スーパー陳列棚

毎月の交際費はいくら?

また、現地で友人ができ始めると発生するのが交際費。英語上達のためにはなるべくいろんな人と交流することも大切です。アンケートを見ると、交際費には比較的費用をかけている方もいる印象。自己投資と考えることもできますので、お財布と相談しながら節約するところとメリハリをつけて、できる限りの交流を可能にしていきたいですね。

その他必要な経費として携帯代や交通費があります。
携帯代はほとんどの方が月々5000円以下で済んでいる様子。交通費も同じく5000円以下がほとんどですが、滞在先の場所や出かける頻度によっては10,000円近くになる場合も。節約のためなるべく歩く、という方もいらっしゃいました。

チップは必要?

アイルランドでは、チップは必須ではありませんが、少し高級なお店で良いサービスを受けた場合は、チップを渡すこともあります。

また、会計時に、チップを追加するかどうかを聞かれることも。レストランによっては、サービスチャージとして、会計時に自動的に10%などが含まれて請求される場合があります。

留学中の滞在先はどんなところ?

次に、留学生がどんなところに滞在しているのか、家探しの方法や気をつけるべき点などを聞きました。

滞在先は?

滞在先は?

語学学校が提携・手配をするホームステイ、学生寮を差し置き、学生自身で手配するシェアハウスを滞在先として選んでいる学生が多いという結果になりました。多くの学生が、トイレ・バスルームはルームメイトとシェアをし、ベッドルームは個室を選んでいるようです。

家探しの方法は?

学生のコメントで一際多かったのが、Daft.ieやMyhomeといったアイルランドのオンライン家探しサイトを利用したという声でした。次に多かったのが、現地の日本人コミュニティで情報交換をしている方。日本人の感覚でお部屋情報を共有できるので、より自分に合うお部屋探しができるのが利点かもしれません。
日本ではあまり馴染みのないシェアハウスですが、アイルランドでは多くの学生がアパートを共有することで、家賃を抑えて暮らしています。学校でできた友人とシェアハウスをしたりすることもあるようです。

家探しの注意点は?

-学生からのアドバイス-

”運も関係してきます。Hosting power(オンラインサイト)を使う際はサイト料が高いことと内見ができないことを留意。こまめにサイトをチェックすることが大事。daft(オンラインサイト)などを使う際はいい物件を見つけたらすぐに応募、返信がもらえたらすぐに返信することが大事。”

”質問するべきこと(ハウスルールなど)をまとめておき、内見の際にしっかり聞くこと。”

“FacebookやMixbでは詐欺と思われる情報もあったので、内見や支払いに不審な点が無いか気をつける(内見不可で先にデポジットの支払いを求められた事も)。入居前と後で支払いについて食い違いがあるといけないので、Billの支払い方法や内容については特に細かく事前に聞いておく。日本人コミュニティでも多くの賃貸情報が流れているので利用するとよい。”

“自分の生活しやすい範囲か、バスが近くに止まるか、シェアルームであれば同性の方がまだ安全かと思う、近くに小学校や公園など子どもが夕方でも遊んでいるようであれば治安は比較的良い方かも”

“内見は必ず。早い者勝ちが基本。水回りのトラブルは聞いとくべき。シングルルームなら部屋が鍵付きかどうか。”

“その場で契約しなければならない。丁寧なメールをAIなどを利用して書く。”

“事前の内見は実施することを強くお勧めします。ホストがどんな人か、部屋の状態をチェックしておくことでギャップを減らすことができますし、何より1番の安心材料になります。”

留学生のアルバイト先はどんなところ?

語学留学の場合、現地でのアルバイトが認められていない国が多い中、アイルランドでは、政府教育科学省が公認する語学学校に在籍し、週15時間以上のフルタイムコースを25週間以上受講する長期留学生の場合、現地でのアルバイトが認められています。

そのため、語学留学をしながらアルバイトで滞在費用をまかなう学生もしばしば。ここでは、学生のアルバイト事情について根掘り葉掘り聞いてみました。

アルバイトしてる?

アルバイトをしていると回答した学生は24%。アルバイト先は、レストラン、カフェといった回答が多く、中には日本企業での仕事をオンラインでしている方もいました。

ほとんどの学生が、時給 は€13.5〜€15 と回答。その中で時給の他にチップがあると答えた人は半数で、1週間あたり€10〜€30をチップで稼いでいるという結果になりました。2026年から最低時給が€14.15に上がりますので、より収入面は良くなりそうです。

さらに、アルバイトの見つけ方を聞くと、多くの学生がアルバイト希望の店などに直接訪れ履歴書を手渡しする、オンライン上で応募する、友人からの紹介など様々でした。いろいろな方法を駆使して皆さん見つけていらっしゃいました。そして皆さんがいうのは、運もあるのでとにかくめげずに履歴書を渡すこと、とのことです。

-学生の声-

“CVを配るなどしましたが自分は運悪くすぐに見つからず、結局日本企業の手伝いをして過ごしています。飲食店やバリスタの経験、ある程度の英語力があると見つけやすいと思うので渡航前に経験があると有利になると思います。また、周りの人の話を聞いていると、やはり人づてで紹介してもらったというケースは多いようなので何かしらのコミュニティに所属すると有利だと思います。”

“私の場合は、語学学校の友達が働いていたところを教えてもらいそこへCVを配りにいったので、いろんな人に仕事を探していると伝えておくのが良いと思います”

“タイミングなので取り敢えずCVを配る、メールで連絡する。”

アルバイトをしていて楽しいと思う時は?

英語力の伸びを感じた時。アルバイトを始めた時に比べて英語力、対応力の伸びを感じる時がとても嬉しいです。お客さんとも話せる時間が長くなってより楽しいです。

アルバイトをしていて大変だと思う時は?

電話対応が難しい。アイルランド人が話す英語のスピードに電話で対応するのはなかなか大変です。その代わり、電話対応を1回経験したあとの満足感も大きいです。

アルバイトをしていて大変だと思う時は?

周辺国への旅行も楽しめる!

イギリスやヨーロッパへのアクセスがしやすく、留学中に周辺諸外国へ旅行が楽しめるのもアイルランド留学の魅力の一つ。

アイルランドに訪れる留学生たちの多くも語学学校の休暇期間を使って旅行を楽しんでいるんだとか。ここでは、留学生がどんなところへ旅行しているのかをご紹介します。

どこへ旅した?

多かったのが、北アイルランド、フランスへの旅行。その次に多いのはイタリア、イギリス、スペインなど、ヨーロッパ内の人気国が続いています。「その他」の国には、ギリシャ、クロアチア、ハンガリー、ベルギーなど。ヨーロッパという立地を生かして、様々な国へ旅をしているようです。また、学生の多くは、1回の旅行で2〜5泊を目安に旅程を組んでいるようでした。

気になる旅費ですが、以外にも8割近い学生が1回の旅行の往復交通費は€100以下と回答。ヨーロッパ諸国では格安航空やホステルなどが多く、安価な航空券・宿泊を確保しやすいようです。早めに予約したり、電車やバスも組み合わせたりすることで安く抑える工夫をしている方も。 この金額であれば、留学中に数カ国を周遊することも夢じゃなさそうですね。

次に、アイルランド留学中に5カ国9都市を巡った留学生Yさんの旅程をご紹介します。

留学生Yさんの場合…

留学生Yさんの場合

【旅行先】

ドイツ→ハンガリー→ギリシャ→スペイン→ポルトガル 

【交通費】

5ヵ国9都市を飛行機、バス、フェリーで移動。総交通費は約9万円。

例えばダブリンからドイツ・ベルリンまでの飛行機代は1万2千円、ドイツ・ベルリンからハンガリー・ブタペストまでの飛行機代は約4千円と日本から旅するよりかなり交通費を抑えられます。そのため、アイルランド留学中にできるだけ旅行を楽しんでしまうという人も多いようです。

ワーキングホリデーにも最適!Emerald Cultural Instituteの英語コース

ワーキングホリデーで一番気になるのは現地で就職ができるかどうかかと思います。現地に行ってから仕事がなかなか見つからないという声をよく聞きますが、共通しているのは、とにかく英語力が足りない、ということです。早くから仕事に就いた方が金銭的にも良いのではと思ってしまいますが、英語力をつけてからの方が高時給の職に就けるチャンスが生まれるなど、長い目で見ると良い結果につながります。また、学校で出会った友人や学校関係者とのつながりからアルバイト先が見つかったり、情報を得られたりするケースも多いため、初めの1~3か月程は、自分の英語力に合わせて語学学校に通うことがお勧めです。

今回アンケートを実施したEmerald Cultural Instituteでは、週20時間または週26時間勉強できる英語コースを提供しています。1クラス平均9名、最大14名の少人数制のグループレッスンで提供されています。ヨーロッパ、中東、アジアなど、様々な国から生徒が集まっているのも特徴です。

ヨーロッパ(イタリア、スペイン、フランスなど)25%
中南米(ブラジル、チリ、パナマなど)30%
アジア(日本(15%)、韓国、台湾など)28%
中東(トルコ、オマーン、UAEなど)17%

英語コースについて

週20時間コースには、一般英語(インテンシブ)コース、ケンブリッジ英検対策、IELTS試験対策コースがあります。週26時間コースは、週20時間コースに加えて火~木曜日の週3日、午後に個人の目的に合わせて、会話、ビジネス、EAP(大学進学準備プログラム)の科目いずれかを選択して受講できるコースです。

一般英語(インテンシブ)コースは「読む」「書く」「聞く」「話す」の英語4技能をカバーしつつ、特に「話す」「書く」スキルを高められるように考えられたコースです。また、週20時間で中級レベル以上の英語力がある場合、学校独自のカリキュラム「インテグレーテッド・ランゲージ・ラーニング(ILL)」に参加することができます。ILLでは、英語を学ぶだけでなくプレゼンテーションやワークショップを通じて21世紀型スキルを習得できるので、帰国後の就活やキャリアアップにつながります。

*21世紀型スキル…国際団体ATC21sにより定められた、創造力や問題解決能力、クリティカルシンキング、コミュニケーション能力、情報リテラシーなど、次代を担う人材が身に付けるべきスキル。

<一般英語コースの基本情報>

対象年齢18歳~ (平均年齢27歳)
スタート日毎週月曜日 (祝日の場合は火曜日)
開講レベル11レベル
最短申込み可能週数2週間~

<週20時間/週26時間のサンプルスケジュール>

スクロールできます
時間土・日
9:00~11:00文法・読解・作文終日フリータイム
11:30~13:30聞き取り・会話
14:15~16:15選択科目(会話、ビジネス、EAPのいずれか1つ)

週20時間:月~金9:00~13:30
週26時間:月・金9:00~13:30、火~木9:00~16:15
また、授業以外の時間で行われるアクティビティには、仕事探し無料セミナー、履歴書無料添削、銀行口座開設セミナーなども含まれており、海外生活が初めての方でも必要な情報が得られる環境が整っています。

お問い合わせ

Emerald Cultural Institute(エメラルド カルチュラル インスティテュート)に通う現地学生の声として、生活費や滞在先、旅行、アルバイトについて体験談なども交えて詳しくご紹介しましたが、実際のアイルランド留学生活を少しでもイメージできたでしょうか。

学校は、ダブリン市内中心部からバスや路面電車で20分ほどの治安の良いエリアにあり、生活もしやすい環境です。総合的な英語学習の他、英語+インターンシッププログラムなどを提供しています。長期留学コースの学生向けに仕事探しなどのレクチャーもあり、充実した学生サポートも魅力です。

もっと詳しく知りたいという方や、アイルランドへの留学をお考えの方は、まずはお気軽に留学ジャーナルへお問い合わせください。経験豊かな留学ジャーナルのカウンセラーが一人ひとりのニーズに寄り添い、あなたにぴったりの留学をご提案します。

「Emerald Cultural Institute」の
詳細は留学ジャーナルの無料相談に
お問い合わせください

留学動向おすすめ記事
短期留学おすすめ記事
語学・専門留学おすすめ記事
ワーキングホリデーおすすめ記事
高校・大学・大学院留学おすすめ記事
留学準備おすすめ記事
留学後のキャリアおすすめ記事
目次