コロナ禍で、いつ、どこなら留学できるのかという声が多い中、比較的感染状況が落ち着いているハワイが行き先として注目を集めています。旅行先のイメージが強いですが、勉強に適した環境がどこよりも備わっているハワイ。勉強と遊びをバランスよく取り入れて留学をすることができます。今日はそんなハワイ留学の魅力やおすすめの留学スタイルを見ていきたいと思います。
留学地ハワイの魅力
世界有数の観光地であるハワイ。観光やアクティビティなど娯楽が充実している一方で、その土地の特性を生かしたアカデミックな環境もしっかり備わっています。日本人や日系人も多く住んでいるので、初めて留学に行く方や英語力に自信がない方にとっては初めの一歩を踏み出しやすい場所です。
\ここが良い!ハワイ留学の魅力/ ◎治安が良く、温暖な気候で過ごしやすい ◎世代を問わず留学できる ◎多様性に寛容な風土で、ハワイ独自の文化にも触れあえる ◎観光業が盛んでインターンシップやボランティアを経験でき、観光学やホスピタリティの勉強には実践の場が多くある ◎地理的特性から天文学や海洋学、環境学の研究が盛んで国際機関の研究所や観測所が集まる世界有数のアカデミックスポット ◎新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いている |
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今一番気になるのが新型コロナウイルスの影響です。ハワイは年間を通して暖かい気候からか、比較的感染状況は落ち着いていて、予防接種も始まり徐々に規制が取れてきているところです。日本から入国する場合、ハワイ州政府が指定する日本の医療機関で出発72時間前以内に検査した陰性証明書を提示すると、現地到着後の自己隔離期間が免除されます。(2021年3月4日時点)
日本からハワイまではアメリカ本土よりフライト時間が短いのも魅力の1つ。ウィズコロナ留学の行き先として安心して選べる場所です。
次に、実際にハワイ留学でできる留学スタイルとして、大きく分けて語学留学、大学留学、高校留学の3つのプログラムについてご紹介します。
【役立つウェブサイト】
・ハワイ州観光局ウェブサイト:ハワイ州 新型コロナウイルス情報サイト
・ハワイ州政府ウェブサイト:Hawai’i DOH: Info & Resources for Managing COVID-19
ハワイ留学でおすすめの留学スタイル(1)語学留学
英語習得をメインにした留学は期間やプログラム内容、滞在スタイルなど多岐に渡り自由度が高い留学スタイルです。ただ、選択肢が多すぎてどうやって選んでいいのか分からないということも多いと思います。ここでは3つのタイプを例に挙げて、留学の目的を軸におすすめのプログラムをご紹介します。
1.英語の勉強とハワイの楽しみを両立させたい!という方におすすめなのは、英語+アクティビティのプログラム
1日みっちり勉強よりも、ハワイの文化や自然の触れ合いも体験したいという方には、授業を半日だけにして残りをアクティビティや観光に充てるプログラムがおすすめ。語学学校によっては放課後にアクティビティを用意していたり、「英語+ヨガ」、「英語+フラダンス」、「英語+サーフィン」など、もともとセットのプログラムも用意されていたりします。期間は1、2週間の短期から3ヵ月や半年などの長期までカスタマイズできるところが多いです。また、親子留学でもこのようなプログラムは人気です。
2.英語を真剣に勉強したい!という方におすすめなのは、英語試験対策プログラム
今後のキャリアやスキルアップとしてしっかり英語を学びたい方、TOEFLやCambridge英検などしっかり資格試験で結果を残したいという方には、英語試験対策プログラムがおすすめ。レベル分けされていて、一般的な文法やリスニングだけでなく、それぞれの試験に合ったカリキュラムで4技能を学ぶことができます。1レベル〇〇週間というように、期間が決まっている語学学校もあるので、しっかり確認してスケジュールを立てましょう。
3.現地の大学キャンパスで英語を学びたい、インターンシップの経験もしたい!という方には大学付属の英語プログラム
大学を休学して一定期間現地に行ける方や、海外での就業経験もしたいという方には大学付属の英語プログラムがおすすめ。現地の大学のキャンパス内で学ぶことができ、大学進学やTOEFLの試験の準備など真剣に勉強しに来ている生徒に囲まれて、アカデミックな環境に身を置くことができます。また、コースによってはインターンシップやボランティアに参加するチャンスがあるところも!英語だけでなく就業経験も積むことができ、今後のキャリアチェンジや就職活動のために参加するのもいいですね。
語学留学をする際のビザは、1週間に受ける授業時間数によって必要かどうかが決まります。週18時間以内の場合は、ビザ免除プログラムのESTAの取得のみでOK(滞在は90日以内)。週18時間以上授業を受ける場合は「F-1ビザ」と呼ばれる学生ビザの取得が必要になります。費用はプログラムや滞在方法によって幅があるので、詳しくはお近くの留学エージェントまで問い合わせてみてください。目安として3ヵ月行く場合は、約50~120万円の間を見ておくといいでしょう。
ハワイ留学でおすすめの留学スタイル(2)大学留学
ハワイの大学で学びたい人向けの留学です。ハワイには州立の2年制大学が7校、4年制大学が3校あり、その他に私立の大学があります。ハワイはその地理的特性から、天文学・海洋学・地学・環境学など自然科学分野の学問が世界トップクラスのレベルを誇っています。特に天文学はNASAをはじめとする国際機関の研究施設が集まり、マウナケア山には世界最大級の天文台が設置されているなど、ここでしか学べない環境が整っています。また、世界有数の観光地であることから、国際ビジネスや観光・旅行学、ホスピタリティを学ぶ学生が世界中から集まり、レベルの高い学びが可能です。
入学審査は書類選考。日本のように一発勝負の試験はありません。高校の成績、英語力、また学校によっては志望理由や自己PRのエッセイなどが必要になります。英語力が足りない場合は、条件付き入学といって付属の語学コースからスタートし、一定のレベルに達すると大学に入学できる制度がありますのでご安心を。
大学留学の場合、ビザは「F-1ビザ」という学生ビザを取得します。学費は2年制大学だと年間約220万円~、4年制大学だと年間約380万円~を目安として見ておきましょう。大学によっては成績優秀者向けや留学生向けの奨学金を出しているところがありますし、日本でも海外への大学進学者向けの奨学金制度が増えてきていますので、ぜひ利用できるものをチェックして費用面での不安を解消しましょう。
ハワイ留学でおすすめの留学スタイル(3)高校留学
なるべく早いうちから留学したいという方は近年とても増えてきて、高校生での留学も幅が広がっています。ハワイはアメリカの中では治安が良く、日本人や日系人も多いので安心して送り出すことができる場所です。ハワイの高校へ進学する場合、公立高校は保護者が住んでいる場合を除き、入学できないので私立高校への進学を目指しましょう。
滞在はホームステイや寮など学校によって違いがあります。アメリカの私立高校はそこまで規模が大きくなく、「K-12」と呼ばれる幼稚園生から高校生まで同じ敷地内で学ぶ学校もあり、とてもアットホームな雰囲気があります。また、カリキュラムでは日本の高校よりも選択科目の種類が豊富で、ロボティクス、経済、パフォーミングアーツ、農業、環境などを自分の興味に合わせて選ぶことができます。高校生のうちに日本とは違う文化や歴史に触れ、多民族文化の環境に身を置くことは、その後の進路や国際社会での活躍の場を広げるきっかけにもなるでしょう。
ビザは大学留学と同じく「F-1」という学生ビザを取得することになります。費用は学費+滞在費の合計で、年間300~500万円程かかるといわれています。
ハワイは旅行だけでなく、留学地としてもたくさんの魅力が詰まっている場所です。ぜひ自分に合った留学をハワイで実現しましょう!
ハワイ留学を実現するために
英語勉強だけでなく、アクティビティや異文化体験、遊びも満喫したいという人に、とてもおすすめなハワイ留学。短期から進学まで、それぞれの目的にあった留学をすることができます。
ハワイ留学をしたい、もっと詳しく知りたいと思った方は、まずはお気軽にご相談ください。約50年の歴史がある留学ジャーナルでは、プロの留学カウンセラーが、ご希望の期間や予算などに合わせて、プラン作りのお手伝いをしています。ご希望に合うプランがあれば、渡航手続きも可能です。
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