
欧米諸国に比べて渡航費用や現地の物価が安く、短時間で行くことができるアジア諸国への留学の人気が高まっています。時間をかけずに費用をおさえられることで、気軽に行けるのが魅力です。
しかし短期間の留学であっても、現地での生活にはインターネットが不可欠。今回は、留学先で快適にインターネットを利用する方法について解説します。
アジア諸国のインターネット事情
アジア諸国への留学を考えている方にとって、インターネット事情は気になるところだと思います。国によって異なりますが、多くの国では日本と同じようにインターネット環境が整っています。特に、学校、寮、ホテルなどはインターネットを使えることが多いでしょう。
アジアでの留学先として人気な以下の国々のインターネット事情をご紹介します。
- 韓国
- フィリピン
- シンガポール
韓国

近年留学先として人気のある韓国は、さまざまな分野でインターネットを利用したIT化が進んでいるIT大国です。特にソウルなどの都市部はフリーWi-Fiも多く、快適にインターネットを利用できます。
フィリピン

フィリピンは、カフェやレストランなどで使えるフリーWi-Fiがまだまだ少ないのが現状です。しかし、年々インターネット環境は整備されつつあり、今後快適にインターネットを使える場所が増えることが期待できます。
シンガポール

シンガポールは、多文化都市であり、世界から注目されるアジアきってのビジネスの中心地です。先進的なテクノロジー大国として知られており、日本と同じようにインターネットが普及しています。政府が提供するフリーWi-Fi「Wireless@SG」が使える場所も多く、あまり不便を感じないでしょう。
日本で使用しているスマホは海外で使える?

日本で使用しているスマホは海外でも利用できます。ここでは、渡航先でも普段使用しているスマホでインターネットを利用するための方法を3つご紹介します。
- 日本のキャリアをそのまま使用する
- Wi-Fiのみで使用する
- SIMフリーの機種で海外用のSIMを使用する
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
日本の通信キャリアをそのまま使用する
日本で契約している通信キャリアのスマホでも、渡航先の通信会社と提携していれば、国際ローミングで使用可能です。日本で使っているスマホと電話番号をそのまま使えるのが魅力ですが、割高のため事前に料金を確認しておきましょう。
以前は国際ローミングはかなり高額でしたが、近年ではキャリアによって定額プランや使い放題プランなどが提供されています。それでもまだまだ割高なので、長期留学を考えている方は、別の方法を選ぶと良いかもしれません。
Wi-Fiのみで使用する
Wi-Fiに接続すればインターネットの利用が可能です。インターネットを頻繁に利用しない方や短期留学、Wi-Fi環境が整っている国であれば、コストも抑えられて便利でしょう。アプリを利用すれば、通話も可能です。
SIMフリーの機種で、海外で利用できるSIMに差し替える
普段使用しているスマホがSIMフリーの機種なら、海外のモバイル回線を利用できる海外SIMを使用できます。海外SIMを購入し、SIMを差し替えるだけで渡航先でも手軽にインターネットに接続可能です。コストはかかりますが、留学期間に関わらず、便利に使える方法です。
留学中のインターネット接続方法4選

留学先の国で快適にインターネットを利用するには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは、以下4つの接続方法について解説します。それぞれのメリット・デメリットを比べながら、自分に合う方法を見つけてみてください。
- フリーWi-Fi
- レンタルWi-Fi
- プリペイドSIM
- eSIM
フリーWi-Fi

多くの国で、空港やホテル等でフリーWi-Fiを使えます。しかし、国によっては使える場所が少ない場合もあり、不便に感じることがあるかもしれません。カフェや公共施設などのフリーWi-Fiを利用できる場所が多い国であれば、短時間の作業や調べものも困ることはないでしょう。
ただし、フリーWi-Fiは手軽に無料で誰でも利用できるのがメリットですが、個人情報が抜き取られたり、データを盗み見されるリスクがあることを覚えておきましょう。
レンタルWi-Fi

出発前に日本でWi-Fiルーターをレンタルしておくのもひとつの手段です。Wi-Fiを使える場所を探す必要がないため、フリーWi-Fiが使える場所が少ない国や、フリーWi-Fiでは不安だという方におすすめです。
ただし、レンタルするためには事前の契約手続き、受け取り、帰国後には返却の手間があります。また、現地では充電しなければならず、常に持ち歩く必要があることがデメリットになり得ます。
プリペイドSIM

プリペイドタイプの海外SIMは、事前に支払った金額分だけデータ通信や通話を利用できます。日本国内の家電量販売店やオンラインショップ、もしくは渡航先の空港等で購入できます。普段使用しているスマホがSIMフリーの機種なら、物理的にSIMを差し替えるだけでそのまま使えるのがメリットです。
長期留学の方にとってはコスパの良い方法ですが、元々使用していた自分のSIMを紛失しないよう注意が必要です。
eSIM

近年海外でのインターネット利用で注目されているのが、eSIM(embedded SIM)です。eSIMは、物理的なSIMを必要としないのが特徴。渡航先と期間などの情報を登録し、契約するだけで、手軽に現地でインターネットを利用できるのが大きなメリットです。
ほとんどの場合インターネット上で契約ができ、契約後に発行されるeSIMのURLまたはQRコードを普段使用しているスマホに設定するだけでインターネットが使えるようになります。
SIMカードを入れ替える手間も不要で、破損や紛失の心配がなく、レンタルWi-Fiのように受取りや返却、持ち運びの手間もかかりません。直前でも契約できるため、契約から開通まで時間がかからないのもメリットと言えます。
ただし、自分のスマホがeSIM対応でないと使えないため注意が必要です。eSIMの購入前に、必ず確認しておきましょう。
海外でのインターネット接続方法の比較表
フリーWi-Fi | レンタルWi-Fi | プリペイドSIM | オススメ eSIM | |
コスト | 〇 | ▲ | ▲ | 〇 |
容易さ | 準備・設定の〇 | ▲ | 〇 | 〇 |
利便性 | ▲ | ▲ | 〇 | 〇 |
安全性 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
対応機種 | 〇 | 〇 | ▲ | ▲ |
アジア留学でeSIMを使うなら「Holafly」

アジア留学でのeSIM選びに迷ったら、「Holafly(オラフライ)」がおすすめです。ここからは、以下のHolaflyのおすすめポイントをひとつずつご紹介します。
- 信頼性の高さ
- データ無制限で利用料金が安い
- サポート体制が充実
信頼性の高さ

eSIMに限らず、信頼性の高さはサービスを選ぶ上で重要なポイントです。Holaflyは、2017年にスペインで誕生した新しいサービスです。サービス提供歴は浅いものの、累計利用者数はすでに100万人を超え、増加傾向にあります。
利用者の数だけでも信頼性の高さを示しているといえるでしょう。安定した高速通信や接続方法が簡単で使いやすいことも、Holaflyが選ばれる理由です。
データ無制限で利用料金が安い

Holaflyが人気の大きな理由のひとつに、データ無制限ながら料金が安く、コスパが良いことが挙げられます。留学先でどれだけインターネットを利用しても通信制限はかかりません。
アジアのほとんどの国で使うことができ、短期留学はもちろん、中長期留学なら、利用日数が多いほど料金が割安になるのでお得です。
サポート体制が充実

安定したサービス提供に定評があり、トラブルもほとんどないのがHolaflyが選ばれる理由ですが、万が一のためのサポート体制が整っているのもおすすめポイントです。24時間チャットサポートが受けられ、日本語にも対応しています。何かあっても安心なのが嬉しいですね。
留学先のインターネット事情に左右されずに留学を楽しもう

留学は人生の中でも貴重な体験となり、忘れられない思い出をつくることができます。しかし、アジア諸国にはインターネットが不安定だったり、使える環境が限られていたりする国があります。そのような場合にも、Holaflyなら快適にインターネットを利用できるでしょう。Holaflyを利用して、充実した留学生活を送ってくださいね。
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