留学ジャーナルコラム

1年間の留学で成長できる?目的別のプランやコースを解説

「留学で自分を変えたい。大きく成長したい」。そんなあなたにおすすめしたいのは、1年程度の長期留学。
1年留学で何が学べる?どんな力がつけられる?1年間で成長できる留学のバリエーションと成功へのステップを教えます!

目次

留学で「やりたいコト」をはっきりさせる!

海外に暮らしてみたい

海外に暮らす体験を通して、欧米の生活スタイルを学んだり、自分を見つめ直す目的なら、語学留学で滞在するのがイチバン!自由な時間を利用してさまざまなことにチャレンジできます。英語力が初心者レベルでも語学留学は可能です。また、海外で働く経験ができるワーキングホリデービザを使った滞在なら活動の選択肢がさらに広がります。

おすすめスタイル:語学留学ワーキングホリデー

ワンランク上を目指すなら大学付属の英語コースがおすすめ!
大学が運営する付属の英語コースで学ぶことができます。海外のキャンパスライスを体験できるチャンス。真剣に勉学に取り組みたい人や大学進学を目指す人にもピッタリです。

英語力を伸ばしたい

語学力アップの近道は、なんといっても海外で本場の英語に触れること。取り組み方次第では、語学留学でも仕事で活かせるレベルの英語力を十分に習得できるはずです。1年間の語学留学でTOEICスコアを400点代から800点レベルまでアップさせた先輩も数多くいます。大学生なら1年間の「休学留学」にトライしてみるのもいいでしょう。

おすすめスタイル:語学留学語学留学 + 学部聴講

ワンランク上を目指すならテストを目標に!
TOEIC、TOEFLのスコアアップ、ケンブリッジ英検合格など、目標に「テスト」を設定してみましょう。具体的な目標があれば効率よく学ぶことができます。語学学校の多くが各種テスト対策コースを持っているので利用したいところです。

専門知識を深めたい

仕事で携わっていたり、日本の大学で学んだ知識をさらに深めたいなら語学留学+学部聴講のプランがおすすめです。日本にはない視点で自分の専門を見つめ直すことができるはず。また、専門学校や2年制大学の職業訓練コースでスキルを身につけることも可能です。ビジネス英語、観光、通訳・翻訳、アート、音楽などジャンルは多彩です。

おすすめスタイル:語学留学 + 学部聴講語学留学 + 専門スキル

ワンランク上を目指すなら単位、修了証を取得
大学の学部聴講なら単位として、また、専門分野の勉強なら修了証など、形として残しておきましょう。いずれも取得には一定の期間が必要で、テストに合格する必要がある場合も。確実に取得するためには最初から綿密な留学計画も必要です。

新たなビジネススキルを身につけたい

社会人経験者がスキルアップのために留学という道を選ぶ例も増えています。1年程度の時間が確保できるなら、アメリカの大学が開講している社会人向け講座「エクステンション」に参加してみましょう。マーケティング、人事管理、会計学などビジネスの分野もさまざまで自分のキャリアに合うコースが探せます。

おすすめスタイル:エクステンション語学留学 + 専門スキル

ワンランク上を目指すならインターンシップも体験
エクステンションプログラム修了後、オプションでインターンシップのプログラムにも参加できるコースも多いです。実践力を磨くチャンスなので、時間が許せばトライしてみましょう。

海外で働いてみたい

働くことを通して、海外を知りたいなら、近道は「ワーキングホリデー」でしょう。自分の努力次第で興味のあるジャンルの職場で働くこともできます。現地の企業でビジネスの現場を経験したいなら、インターンシップへの参加が現実的。英語力に不安があるなら、語学学校で十分力をつけてから参加するほうが得るものが大きいでしょう。「S.A.I. Program」は英語力不問で留学とインターンシップに参加できます。

おすすめスタイル:語学留学 + インターンシップワーキングホリデーS.A.I. Program

ワンランク上を目指すならOPTにトライ
アメリカの場合、特定のコース修了後にOPT(オプショナル・プラクティカル・トレーニング)として、一定期間だけ現地で実際に仕事に就けるチャンスもあります。カナダにも同様の制度があるので、出発前に調べておきましょう。

就職・転職の武器にしたい

留学で得た成果を形に残す、これは鉄則です。身につけた英語力はTOEICなどのスコアで残しておきましょう。また、大学生なら海外で仕事の現場を知るインターンシップ体験もいいですね。社会人が転職の武器にするなら、エクステンションなど、「修了証」がもらえるプログラムがおすすめです。また資格が取得できる専門スキルのコースもあります。「S.A.I. Program」はインターンシップ終了後に就業先企業から「推薦状」が発行されます。

おすすめスタイル:語学留学 + インターンシップエクステンションS.A.I. Program

ワンランク上を目指すならS.A.I. Program
S.A.I. Programは、アメリカ留学と海外インターンシップに加え、強化されたキャリアサポートも活用できる留学ジャーナルオリジナルの留学プログラム。自身の行動特性と能力を診断するJAOS留学アセスメントテストを受検し、就職・転職に活かせるのが特徴です。

じっくりと資料を読みたい方に

この英語力でこんな留学ができる

次に、どれくらいの英語力でどんな留学スタイルが可能なのか知っておきましょう。
今現在、英語力が足りなくても1年という期間があれば、現地に行ってから語学学校で英語力を伸ばすことも可能です。それを踏まえて、ワンランク上の留学スタイルを目指しましょう。

英語力の目安でできることの一覧が画像で載っています。詳しくは次の「1年留学」におすすめのスタイル紹介、で解説しています。
英語力の目安でできることの一覧が画像で載っています。詳しくは次の「1年留学」におすすめのスタイル紹介、で解説しています。

語学学校は初心者レベルでも入学可能です。英語に自信がないのであれば、ここからスタートしましょう。
語学研修と学部聴講やインターンシップを組み合わせたプログラムは現地で英語力をアップさせて参加する流れですが、学部聴講やインターンシップに参加するまでに、TOEIC730以上の英語力が求められます。
エクステンションもコースによってはネイティブの社会人と一緒に授業を受けることになるため、高い英語力が必要になります。
S.A.I. Programは英語力不問で留学とインターンシップに参加でき、強化されたキャリアサポートもあります。

「1年留学」におすすめのスタイル紹介

ここまでに出てきた留学スタイルを詳しく見ていきましょう。何が身につくのか? どんな心がけが必要か?
事前に知っておくと現地で得るものがより多くなるはずです。
プログラム例を参考に入学条件や費用などもイメージしておきましょう。

語学留学

英語試験対策やビジネス英語に特化したコースも
語学学校に通いながら、語学のスキルアップを目指すスタイル。読む・書く・聞く・話すなど総合的な英語力を学ぶ一般英語コース、TOEFL・IELTS・ケンブリッジ英検といった試験対策コースなど、テーマごとの授業もあるので集中的に英語力を高めたい人におすすめです。学校によっては、ビジネス英語を専門的に学んだり、語学+アルファでダンスやサーフィンなどのプチおけいこに取り組めるプログラムもあります。英語力は初心者レベルでも参加可能です。

語学留学 + インターンシップ

一般企業、NPO法人、ホテルなど受け入れ先は多彩
語学学校である程度の英語力をつけ、実際の企業でインターンシップを体験し、実践力を養うプログラム。一般企業の事務やNPO法人、ショップ、ホテルなど受け入れ先の職種は幅広いため、自分のキャリアに合わせた職場を選びましょう。インターンシップ開始時には、TOEIC730点程度の英語力があるのが望ましいです。また、最低限のビジネスマナーを身につけておく必要があります。大学生であれば就職活動の自己アピールの格好の材料になるはずです。

コース例:College of English Language アメリカ キャリア トレーニングプログラム
語学学校で英語コースを受講し、英語でのコミュニケーションに慣れた後に2~8週間のキャリアトレーニングを行います。学校の場所は、アメリカの人気都市・ニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴ。現地では日本人のスタッフがサポートします。

アメリカキャリアトレーニング
プログラムについて詳しく聞きたい!

語学留学 + 専門スキル

資格や認定証を取得できる場合も
語学学校で英語力を磨いたあと、専門スキルを身につける留学。ビジネス、観光、通訳・翻訳、アート、音楽など学べる分野はさまざまです。規定の課程を終えると資格や認定証を取得できる場合もあります。私立の専門学校のほか、アメリカでは、2年制大学の「職業訓練コース」、イギリスやカナダでは「カレッジ」、オーストラリアでは「TAEF(テイフ)」と呼ばれる公立専門学校があります。専門学校入学時にはTOEFL iBT45~80程度の英語力が必要です。

コース例:ILSC/Greystone College 語学学校→カレッジへの進学
カナダのバンクーバー、トロント、モントリオールにある語学学校ILSCには専門学校が併設されています。語学学校の英語コースからスタートし、一定の英語レベルや関連プログラムを修了した場合には、テスト免除で専門学校の該当コースに進むことができます。

ILSC/Greystone College
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語学留学 + 学部聴講

9月からの学部聴講を目指すのが一般的
語学学校で規定の英語力を身につけた後、大学で一般の学生と一緒に講義を受講するスタイル。1年間で語学研修+学部聴講が完結するイギリスの「イヤーアブロードプログラム」などが有名です。語学学校で3~4ヵ月学び、9月の新学期から学部聴講を目指すスケジュールが一般的です。学部聴講開始時には、TOEFL iBT 61程度の英語力が必要となります。海外の大学で取得した単位は、日本の大学で認定される場合もあります。

コース例:University of East Anglia 学部聴講プログラム
イギリスの大学で学ぶ1年間のコース。まず、語学研修を受け、ノートの取り方などアカデミックスキルを学んでから、9月からの学部聴講を目指します。

学部聴講プログラムについて
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エクステンション

学術的ノウハウと実践的スキルを同時に学べる
大学の社会人向け公開講座にあたるもの。学べる分野はビジネスが中心です。アメリカの名門大学で開講され、期間は3ヵ月、6ヵ月、9ヵ月のものが主流となっています。大学で培われた学術的なノウハウと、現場で求められる即戦力としてのスキルを同時に身につけることができます。講師はその業界で現役で活躍している場合が多く、最新事情を聞けるのも利点のひとつです。キャリアアップを目指す社会人におすすめとなっています。基本的に、TOEFL iBT71以上の英語力が必要です。

コース例:University of California, Irvine エクステンションプログラム
経営学の社会人向け公開講座。国際社会で通用する人材育成のために質の高い講師陣を備えています。コース修了後には、オプションでインターンシップが可能です。

University of California, Irvine
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ワーキングホリデー

「とにかく海外に住んでみたい」を気軽に実現!
最長1年間の滞在の中で、好きなことを自由に楽しめるのがワーキングホリデーの魅力。現地で働く体験ができるのが特長で、語学学校に通ったり、習いごとをしたりすることも可能です。「とにかく海外に住んでみたい」を気軽にかなえてくれるスタイルです。現在、日本はオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、韓国、デンマーク、台湾の10ヵ国とワーキングホリデー協定を結んでいます。

留学ジャーナルのワーキングホリデーサポートプログラム

海外生活が初めてでも安心!ワーホリ生活をサポート

ワーキングホリデー成功のカギは、(1)スムーズに海外生活のスタートが切れること、(2)イザというときの海外生活のサポートがあること。この2点をカバーするサポートプログラムを利用すれば心強いですね。

留学ジャーナルのサポートについて
詳しくはこちら!

S.A.I. Program

就職・転職に活きる留学+海外インターンシップ
正式名称はStudy Abroad with Internship Programといい、その頭文字を取って「S.A.I. Program」と名付けた留学ジャーナルオリジナルの留学プログラム。アメリカ全土で自由に留学プランを組むことができます。強化された留学ジャーナルのキャリアサポートを活用したり、サンフランシスコ/シリコンバレーで海外インターンシップも経験したりできるので、特に就職・転職活動を見据えた留学を検討している大学生や社会人におすすめです。

コース例:California State University, Northridge 学部聴講+インターンシップ
現地学生と一緒に大学の講義を16週間受講。その後、現地企業にて4週間のインターンシップに参加します。強化したキャリアサポートも活用して、就職・転職活動を有利に進めるための留学プログラムです。

学部聴講+インターンシップ
コースについて詳しく聞きたい!

休学・認定留学

大学生が長期留学をするなら…休学・認定留学のススメ
海外で異文化に触れ、視野を広げる経験は若いうちに絶対にしておくべきもの。長期の留学は短期と違い、留学生同士や現地の学生と深い交流ができるのも特長です。人種や文化の違う仲間と討論したり、見知らぬ土地で苦労を乗り越えた経験は就職活動の格好のアピール要素となるはずです。英語力次第では、学部聴講やインターンシップにもチャレンジできます。大学生が1年間の留学を目指す場合、英語力があれば、大学の交換留学制度を利用するチャンスもあります。ただ、現実的には日本の大学を1年間休学し海外に出発する「休学留学」が一般的でしょう。その際、気にしておくべきは「単位認定制度」です。海外の大学で学部聴講をして取得した単位を、在籍する日本の大学で卒業単位として認定してもらえる場合もあります(認定留学)。最近は、日本の大学が主催する語学研修プログラムに参加すると単位として認定される場合などもあるので、休学留学を目指す場合は、大学の留学サポート制度をチェックしておくのが大切です。

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