新型コロナウイルスの影響により、予定していた留学を残念ながら断念した方も多いと思います。今回は、そんなコロナ禍でも、高校留学を決意した高校生の保護者に、「留学に行かせようと思った理由」や「コロナ対策」、「日本で行っているサポート」などをお聞きしました。
●下山 真之さん
卒業目的でカナダに高校留学中(2020年5月~)の下山 莉里子さんのお父様
⇒「【コロナ禍のカナダ高校留学体験談】case1.Rさんの場合|強い思いから留学を決意」 | ▼下山莉里子さんのコロナ禍での留学体験談はこちら
コロナ禍でも留学に行かせようと決めた理由
人生で最も多感かもしれないこの時期に、このチャンスを逃したら行けなくなると思いました。何より、留学したいという本人の意思がとても固かったことが一番の理由です。留学に向けた本人のコロナ対策の行動は、「留学してみたい」という気持ちの盛り上がりだけではないんだと、私たち親を確信させるのに十分でした。
家族全員が感染症対策を心がけ、出発までは家族の時間を増やした
渡航前にコロナウイルスにかかったらどうしようということが、日々の一番の不安要素でした。本人がマスク・手洗いなどの基本対策はもちろん、外食や人の集まる場所への外出は極力控えていましたので、そんな姿を見て、家族全員がコロナにかからない、持ち込まないことを心がけていました。
到着後2週間の隔離生活で買い物に出られないため、その間は必要最低限かつ少しでも潤いのある生活になるように荷物を準備しました。
加えて、家族の時間を増やしたり、日本にいる間にしかできない「本人がしたいこと」をできる限り実現できるよう応援しました。
現地にいる間もできる限り、日本でサポートを
娘は人に話してストレスを解消するタイプなので、日々のLINEのやりとり、週末のビデオ通話で、極力全て受けとめて寄り添い、ホームシックや精神的な不安を取り除く様にしています。
また、本人や私たち家族の誕生日、クリスマスや年越しなどは現地と時間を合わせてビデオ通話を通じて一緒に過ごしています。ホストファミリーの変更や転校、そのほか生活面での困りごとの際には、現地オフィスや留学ジャーナルに相談するようアドバイスしつつ、同時に親の方からも大人の視点も含めて、事前事後に留学ジャーナルへ連絡するようにしています。
そのほかにも、持参しきれなかった荷物や日本のお菓子などを送ったら喜んでくれました。思春期の心の揺れを受けとめ、生活面での我慢を過度にさせないようしつつ、本人のチャレンジを応援するというスタンスで今後も臨もうと思います。
留学中の今、留学に行かせて良かったと思うこと
留学先の学校で、進級や転校なども自分で考え、家族以外の大人に自ら相談し、決断して計画・実行するなど、日本で親元にいたらできない経験を通して、人として着実に成長している姿を見て留学に行かせて本当に良かったと思います。
私の地元に英語教育の学校はありますが、世界各国からの留学生との繋がりができたことは、留学したからこその宝物だと思います。
コロナのリスクは依然としてあるものの、それは日本にいても同じこと。半年でも1年の留学でも、本人にとって計り知れない可能性の広がり、そしてこれからの人生の糧になり、きっと親にとっても、かけがえのない経験、喜びになると思います。留学ジャーナルも現地のオフィスも、サポートは万全なので安心して送り出してほしいと思います。
お問い合わせ
新型コロナウイルスの影響で、お子さんを留学に行かせるか悩んでいたり、今後留学できるのか不安に感じている保護者の方も多いと思います。コロナ禍で大きく変化した留学までの準備や手順、現地についてからのサポートなども、20年以上高校生を海外に送り出してきた実績とノウハウがある留学ジャーナルに安心してお任せください。まずは、些細なことでもお気軽にご相談ください。
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