
留学ジャーナルを利用して、2023年1~12月に出発した留学生の統計結果をもとに、人気の都市ランキング2024を発表します!
雑誌留学ジャーナル2024年5月号「大人の留学」と、8月号「大学生の留学」特集では、それぞれの年代別に、留学で人気な都市ランキングを掲載しています。この記事では、雑誌には掲載していない、年代問わず人気都市の「総合ランキング」をご紹介します。
あなたにぴったりの国・都市・地域があるかも!雑誌留学ジャーナルの特集とも読み比べて、留学先選びの参考にしてください!
人気の留学先ランキングTOP10
2023年の1年間に留学先として多く選ばれた、都市や地域をランキング形式でTOP10を発表!
順位 | 国 | 都市 | 地域 |
1位 | カナダ | バンクーバー | 主要都市 |
2位 | オーストラリア | シドニー | 主要都市 |
3位 | カナダ | トロント | 主要都市 |
4位 | オーストラリア | ブリスベン | 主要都市 |
5位 | ニュージーランド | オークランド | 主要都市 |
6位 | オーストラリア | パース | 主要都市 |
7位 | アメリカ | ロサンゼルス | 主要都市 |
8位 | イギリス | ロンドン | 主要都市 |
9位 | オーストラリア | メルボルン | 主要都市 |
10位 | マルタ | セントジュリアン | リゾート地 |
1位:カナダ/バンクーバー

幅広い年代、留学スタイルで圧倒的支持
留学期間や年齢層を問わず、常に人気の留学先としてトップに君臨するバンクーバー。都会と自然が共存するカナダ第3の都市はアジア系移民が多く治安が良いことから、日本人留学生にも暮らしやすさが高く評価されています。直行便の選択肢が多いので日本からのアクセスも良く、現地でも公共交通機関が整っているので利便性が高く、カナダの他都市に比べると温暖な気候で過ごしやすい都市です。
バンクーバーDATA
- 人口:約264万人(カナダ統計局/2021年)
- 平均最低/最高気温:3℃(12~2月)/22℃(7~8月)
- 日本との時差:-17時間(サマータイム時は-16時間)
- 日本からのフライト時間:約9時間
2位:オーストラリア/シドニー

都会ながらゆったりと暮らせる
南半球の最大都市でもあるオーストラリアのシドニー。サバーブと呼ばれる33の地区で構成される市内はバスやライトレール、電車など公共交通機関網も発達しており移動も便利。都会の利便性を享受しつつ、少し郊外に出れば美しいビーチや世界遺産の国立公園もあり大自然も身近にあります。人もフレンドリーで暮らしやすさはバツグンです。昨今の物価高は留学生には痛いものの、人気は衰え知らずの都市です。
シドニーDATA
- 人口:約530万人(オーストラリア統計局/2023年)
- 平均最低/最高気温:8℃(7月)/26℃(1~2月)
- 日本との時差:+1時間(サマータイム時は+2時間)
- 日本からのフライト時間:約9時間45分
3位:カナダ/トロント

ダイバーシティが魅力の大都市
カナダ東部、オンタリオ州の州都でもあり、カナダ最大都市でもあるトロント。総人口の半数以上が移民といわれるほど多様性にあふれた環境で、人気都市の中では比較的に日本人留学生も少なめ。さまざまな文化をバックグラウンドにもつ人との出会いも期待できます。冬の寒さは厳しいものの、インフラは整備されているので暮らしやすいです。国内トップのトロント大学を有し、教育水準の高さでも知られています。
トロントDATA
- 人口:約279万人(カナダ統計局/2023年)
- 平均最低/最高気温:-7℃(1月)/27℃(7月)
- 日本との時差:-14時間(サマータイム時は-13時間)
- 日本からのフライト時間:約12時間30分
4位:オーストラリア/ブリスベン

年間を通じて温暖で過ごしやすい
シドニー、メルボルンに次ぐオーストラリア第3の都市がブリスベン。サンシャインステートとも呼ばれる温暖な気候が特徴で、冬でも半袖で過ごせる快適さを持っています。都会過ぎず、田舎過ぎずの落ち着いた環境で学べるのもメリット。2032年のオリンピック開催地でもあり、今後ますます経済・産業ともに発展の兆しがあります。日本語を勉強している学生が多い地域で、親日家が多いともいわれ、留学生もなじみやすいです。
ブリスベンDATA
- 人口:約263万人(オーストラリア統計局/2023年)
- 平均最低/最高気温:10℃(7月)/30℃(1~2月)
- 日本との時差:+1時間
- 日本からのフライト時間:約9時間
5位:ニュージーランド/オークランド

治安が良くのんびりした都会
ニュージーランドの玄関口かつ国内最大都市でもあるオークランド。世界各国の都市と比べると商業施設なども少なめで、自然も多くのんびりとした環境です。年間を通して過ごしやすい気候で、治安が良く暮らしやすいのも人気の理由の一つ。ここ数年は地下鉄建設をはじめ街の再開発が進み急成長を遂げています。
オークランドDATA
- 人口:約172万人(ニュージーランド統計局/2021年)
- 平均最低/最高気温:7℃(7月)/24℃(1~2月)
- 日本との時差:+3時間(サマータイム時は+4時間)
- 日本からのフライト時間:約10時間30分
6位:オーストラリア/パース

都市と自然、両方の豊かさを併せ持つ
オーストラリア南西部に位置する、西オーストラリア州の州都パース。ビーチをはじめ自然を身近に感じられる、のんびりとした空気が流れる場所です。一方で資源・エネルギー産業が州経済を支え高い所得水準も維持されている、オーストラリア有数の経済都市の顔も持ち合わせています。留学生にとっても穏やかなシティーライフを楽しめる、程良い街です。
パースDATA
- 人口:約222万人(オーストラリア統計局/2023年)
- 平均最低/最高気温:8℃(7月)/31℃(2月)
- 日本との時差:-1時間
- 日本からのフライト時間:約10時間
7位:アメリカ/ロサンゼルス

世界のエンタメをリードし続ける都市
今回アメリカから唯一のランクインとなったのが西海岸のロサンゼルス。年間を通して過ごしやすい温暖な気候の南カリフォルニアに位置するアメリカ第2の都市です。車がないと移動が不便なのは留学生にとってはデメリットですが、土地柄、映画やメイク特殊技術などを学ぶ人には人気が高く、スポーツビジネスも盛んな産業です。
ロサンゼルスDATA
- 人口:約385万人(アメリカ国勢調査局/2021年)
- 平均最低/最高気温:20℃(12~1月)/29℃(7~9月)
- 日本との時差:-17時間(サマータイム時は-16時間)
- 日本からのフライト時間:約10時間
8位:イギリス/ロンドン

歴史と最先端を同時に感じられる街
文化・歴史・経済の中心地として不動の人気を誇るロンドン。世界最高水準の教育機関も多く、大学院留学を目指す人には人気の都市です。語学学校や専門留学でも選択肢が豊富に揃っています。街の至る所で歴史を感じられる環境に魅せられる人も多いです。物価の高さでも有名ですが、そのデメリットを補って余るほどの魅力がある都市です。
ロンドンDATA
- 人口:約879万人(英国国家統計局/2022年)
- 平均最低/最高気温:4℃(1月)/23℃(7~8月)
- 日本との時差:-9時間(サマータイム時は-8時間)
- 日本からのフライト時間:約14時間30分
9位:オーストラリア/メルボルン

コンパクトさが暮らしやすい都市
オーストラリア第2の都市で、19世紀からの歴史的な建造物や街並みを残す美しい街。ガーデンシティーと呼ばれるほど緑豊かで、コンパクトにまとまった街はトラムやバス網が発達していて暮らしやすいです。国内のアート&カルチャー発信地でもあり、デザインや映画などクリエイティブ関連の産業や教育機関も多くあります。
メルボルンDATA
- 人口:約503万人(オーストラリア統計局/2023年)
- 平均最低/最高気温:7℃(7月)/27℃(2月)
- 日本との時差:+1時間(サマータイム時は+2時間)
- 日本からのフライト時間:約10時間
10位:マルタ/セントジュリアン

地中海の陽光が降り注ぐリゾート地
1964年にイギリスから独立した比較的新しい国であるマルタ共和国。治安が良く、気候が温暖でヨーロッパ圏からの留学生が多いのも特徴の一つ。マルタ有数の商業都市セントジュリアンは地中海のリゾート地としても人気で、語学学校は大人向けコースなどプログラムもバリエーションが豊富です。ゆったりと英語を学びたい人におすすめです。
セントジュリアンDATA
- 人口:約1.2万人(マルタ国家統計局/2021年)
- 平均最低/最高気温:6℃(1~2月)/22℃(7~8月)
- 日本との時差:-8時間(サマータイム時は-7時間)
- 日本からのフライト時間:約17時間 ※乗り継ぎ時間含む最短
留学先選びのポイント
ライフスタイルをイメージしながら考えよう
周辺環境は留学生活に大きく関わるので、留学先選びは慎重に進めたいものです。しかし、英語圏だけでも、留学先となる所は数多あります。「取っ掛かりが得られなくて、選べない!」のであれば、自分に適している環境から考えてみるのも一つの手です。
「にぎやかな都会では勉強をするのに気が散る」という人がいれば、「刺激ある環境の方が毎日楽しく過ごせる」という人もいて、価値観によって感じることはさまざま。下記に挙げる都市レベル別の特徴を参考に、自分に合う場所を絞り込んでいきましょう。
環境はどう違う?大都市・リゾート地・地方都市
大都市/主要都市
観光スポットや商業施設、レストランなどが充実しているため、華やかで刺激的な生活が送れます。公共交通機関も発達していて、移動が容易です。一方で、外国人を狙ったスリなどの被害に遭う危険性が高くなります。
リゾート地
スポーツを楽しんだり海のさざ波に癒やされたり。平日は勉強に打ち込んで、週末は山やビーチで過ごす、そんな希望をかなえてくれます。ただし、ハイシーズンは街が混み合うなどの短所もあります。
地方都市/大都市郊外
緑が多く閑静な環境は、落ち着いて学びたい人にぴったり。また、物価が概して安いのも魅力です。地域のイベントに参加するなど地元に密着した生活が送れますが、有名観光地などへのアクセスはあまり良くないこともあります。
こんな視点でもcheck!
物価
ビジネス・文化の中心となっている大都市ほど、全般的に物価は高くなります。現地の物価は生活費だけでなく、学校の授業料にも反映されます。同じ国の同じ語学学校チェーンでも校舎の立地によって授業料が異なり、都会は高くなる傾向にあります。
通学時間
規模が大きい都市の場合、ホームステイ先から学校まで、公共交通機関で一般的に1時間ほどかかります。一方、リゾート地や郊外は、ステイ先から学校までが総じて近く、自転車や徒歩で通学が可能なケースも。交通費も安く上がります。
日本からの移動
直行便が就航する都市の方が、利便性が良いです。地方都市やリゾート地の場合は乗り継ぎが必要だったり、空港からステイ先までも時間がかかったりすることもあります。移動に割く時間を考えると、1~2週間の留学であれば大都市を選ぶのが堅実と言えるでしょう。
雑誌留学ジャーナル2024年5月号&8月号

雑誌留学ジャーナル2024年5月号「大人の留学」と、8月号「大学生の留学」特集では、それぞれの年代別に、留学で人気な都市ランキングを掲載しています。
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