留学ジャーナルコラム

ニュージーランドの工科大学で専門知識を学び、働くチャンスを広げる

ニュージーランドの「工科大学」は、即戦力として使える専門知識に重点を置き、学術と職業訓練の両方を学ぶことができる高等教育機関です。

大学進学のためのファウンデーションコースから修士課程まで、さまざまな目的で留学ができます。卒業後は、就労ビザ(最長3年間)の取得が可能なコースもあり、ニュージーランドで働くチャンスが広がります。

今回は、手厚い留学生サポートと高い就職率が魅力の「Waikato Institute of Technology(Wintec)/ワイカト工科大学」のおすすめコースをご紹介します。

目次

ニュージーランドの工科大学「Wintec」で学ぶメリット

ビジネス・ITから医療関連まで幅広い分野のコースを提供

Waikato Institute of Techonology(Wintec)は、ニュージーランドのハミルトンにある工科大学で、今年(2021年)創立97年を迎えます。ビジネス、IT、コミュニケーション、エンジニア、アートなど一般的な分野はもちろん、農業や酪農、動物看護、樹木管理士、医療系コースなど130以上のコースを提供しています。

●「Wintec」のおすすめポイント

  • 実践的かつプロジェクト型、生徒中心の授業構成
  • 就職後すぐに、実務で通用するようなプログラム構成
  • 学習サービスセンターでラーニングサポートが受けられる

急速に成長を遂げている都市のひとつ、ハミルトンで学ぶ

Waikato Institute of Technology(Wintec)がキャンパスを構えるハミルトンは、北島の中央部の「ワイカト地方」に位置しています。ニュージーランド国内で4番目に大きい都市で、近年は急速に成長を遂げており、国内の最も美しい都市のひとつとして選ばれたこともあります。

元々は先住民のマオリの村がたくさんあった地域で、マオリ系の人も多く暮らしています。また、ニュージーランド最大の都市オークランドから車で約1時間半の距離で、国内の観光スポットまでのアクセスが良く、年間を通して旅行やバーベキューなども楽しむことができます。

幅広い課程の学位が取得できる

ニュージーランドの学位取得に関するフレームワークはLevel1~10に分かれており、WintecはCertificate(修了証)からMaster(修士号)まで幅広い課程をカバーしています。中でも今回は、130以上あるコースからLevel7の「Degree」に該当する2つの学士号レベルのコースをご紹介します。

おすすめコース(1):看護学(学士)

●コースの概要

平均寿命が延び、医療がより多様で複雑になるにつれて、看護師の役割は大きくなっています。WintecのBachelor of Nursing programme(看護学士)プログラムは、3年間の課程の中で、座学と実習で構成され、看護師として働くために必要な看護の専門知識はもちろんのこと、リサーチやリーダーシップのスキルまで広い分野を学ぶことができ、将来に向けて多くのキャリアパスが開かれます。

Wintecの看護学部は、看護資格を持つ経験豊富な教師による手厚いサポートを受けられるのが特徴です。また、学部の規模はニュージーランド最大級で、ニュージーランドを代表する大きな病院であるワイカト病院をはじめとした、さまざまな医療機関と提携しています。毎年数百人のWintecの看護学生が、全国の病院、地域の保健センター等で実務経験を積んでいます。

座学と実習の割合

▲3年間のコース構成(座学と実習の割合)

●コースの特長

  • リーズナブルな学費と生活費
  • 卒業後の高い就職率
  • 卒業後は、就労ビザ(3年間)の取得が可能
  • インターンシッププログラムの実施
  • コースの最後に、ニュージーランドの看護資格試験に挑戦できる

●出願に必要な英語力の目安

NZCEL※1レベル5、またはIELTS 6.5(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの各バンドのすべて)、または同等の英語力の証明書が必要

※1 NZCEL : New Zealand Certificates in English Languageの略。英語を母国語としない人に対して、ニュージーランド(NZQA)が認めている語学力を証明する資格を指します。この証明があれば、IELTSを受験しなくても語学力を証明することができます。

おすすめコース(2):バイオテクノロジー(学士)

●コースの概要

Bachelor of Technology (バイオテクノロジー)プログラムは3年間の課程で、卒業後には3年間のニュージーランドでの就労ビザを取得することができます。健康と医療業界、食品・環境・農業の業界の専門家として活躍できるよう、最新のテクノロジーやメソッドを用いて、実践的で質の高いコースを提供しています。

バイオテクノロジープログラムでは、基礎的なスキルを身につけた後に応用分野を学びます。さらに、最後の年(3年目)には45単位(3科目相当)分のインターンシップを実施しており、学生たちは、実際の実験室やワークショップでのインターンシップを通して業界の問題点を探り、課題の解決を図ります。

卒業生には、医療研究センターや臨床研究所をはじめ、土壌・薬物・化学・食品分野などさまざまな検査センターでのキャリアパスが開かれています。

●コースの特長

  • 卒業後の高い就職率
  • 理論と実践のバランスの取れたカリキュラム
  • 卒業後は、就労ビザ(3年間)の取得が可能
  • 図書館のコンピューターは24時間年中無休で利用可能
  • 学習サービスセンターにて、無料の個別学習指導などのサポートが受けられる

●出願に必要な英語力の目安

NZCELレベル4、またはIELTS6.0以上(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの各バンドで5.5以上)、または同等の英語力の証明書が必要

手厚い留学生サポートで学校生活も安心

Wintecのインターナショナルセンターには、さまざまな国の出身者で構成された専門の留学生サポートチームが常駐しています。住まい探しの手伝いや、ニュージーランドの文化や習慣を理解するためのサポートなど、留学生が学生生活を円滑に過ごせるための活動をしています。

在学中の留学生は、インターナショナルセンターが主催しているプレゼンテーションやワークショップに参加することができます。ニュージーランドでの就職、就労時の留学生の権利、ニュージーランドの労働文化などのトピックを通じて、卒業後にニュージーランドで働くうえで必要な知識を学びます。

アクティビティや交流イベントも積極的に開催しており、年間を通してニュージーランド国内の日帰り旅行などのアクティビティを実施しています。また、バーベキューやワークショップなどの交流イベントも定期的に開催しています。

お問い合わせ

今回ご紹介した2つのコース以外にも、Wintecはビジネスで必要な経験や知識を積むことができる「Business Administration(経営管理)」や、学校のあるワイカトで一番大きな産業である酪農について学べる「Agriculture(農学)」など、幅広い分野のコースを提供しています。

Wintecは、豊富で多彩なプログラム数と卒業後の就職率の高さ、そして留学生に対する手厚いサポートが魅力で、ニュージーランドで学びたい!働いてみたい!と考えている方にピッタリの学校です。

上記プログラムの詳細については、留学ジャーナルのカウンセラーにお気軽にご相談ください。

Waikato Institute of Techonology(Wintec)の詳細は
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