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社会人で留学する意味はある?メリット・デメリットを解説!帰国後の仕事への活かし方も紹介

# 留学

# 社会人

# メリット・デメリット

公開 : 2019.07.03

更新 : 2020.09.25

一度社会に出て働きだすと、なかなか長期間の休みはとりづらいものです。学生時代から漠然と夢見ていた「留学」が次第に遠のいていく人が多いのが現状かもしれません。留学は学生だけのものでしょうか?社会に出たからこそ得られた体験、それを生かせる留学プランがあるはずです。ここでは社会人の留学のメリット・デメリットに関してまとめてみました。

社会人におすすめの留学スタイル

●短期留学(会社の休みを利用する)

社会人になって数年すると平日の5日間と土日をプラスして1週間程度の休みを取得できるようになる方が多いようです。この休みを利用して留学する1週間前後の短期留学は、社会人に定評のあるおすすめ留学プランです。5日間も休みなんて取れない!という方はGWなどの大型連休やお盆、年末年始を利用できませんか?まずは会社のカレンダーとにらめっこして1週間の休みを見つけることからスタートです。

留学プランとして一般的なスケジュールは、土日に空港を出発して現地に到着。月曜日から学校が始まり授業は金曜日まで。クラスメイトやホストファミリーに別れを告げて土曜日に空港へ。遅くとも日曜日には日本の空港に降り立って留学は終了です。あわただしく感じられるかもしれませんが、その分充実感はマックス!翌週は仕事に支障が出ないように栄養ドリンクが手放せないかもしれません。

社会人も勤務期間が10年、20年となると、会社から長期の休みをもらえることもあります。期間が長ければ長いほど、プランの幅も広がります。1週間だと、勉強もしたいけれど観光もしたい!という理由から街の中心地の学校が人気ですが、1ヵ月近くの休みが取得できそうであれば、羊や牛に遭遇できるような、のどかな留学先で勉強に集中し、週末には1泊2日で遠出を楽しむことも可能になります。

実際に行った方のコメントを見ると「2週間でも積極的に話しかけられるようになり、スピーキング力が上がった」「日本ではできない異文化体験ができた」など、その効果はぞれぞれ。「リフレッシュできて、帰国後の仕事への意欲につながった」という方もいて、行く前に想像できなかった部分でのメリットに気づかれる方もいらっしゃいました。

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●長期留学(会社を辞めて留学する)

「社会人が長期的に留学する」と聞くと、MBAなどの大学院留学をイメージされる方が多いようです。一般的に入学条件として社会経験が必須になりますので、MBAは社会人のための留学ともいえます。このMBAに限らず社会に出て新たに学びたいものが出てきた場合、そしてそれが短期間では修得できそうにないとすれば、思い切って会社を辞めるという選択肢も出てくるでしょう。

例えば「e-スポーツをアメリカの大学で勉強してみたくなった」「ガーデニングの本場イギリスで一から勉強をして帰国後はフローリスト関係に進みたい」「ビジネスを学び将来独立したい」。このように短期間でマスターすることが難しい内容の場合、その分野を勉強できる専門学校、大学、大学編入あるいは大学院への留学を考えることになります。自分の英語力や持っている経験・資格等によって入学の合否が左右されることがあるため、長いスパンで留学プランを練ることが必要になります。

会社を辞めるとなると人生で大きな決断となり、悩む方も多いと思います。しかし、思い切って行って良かったという方が多いのも事実。また、履歴書に書ける留学は半年以上とも言われ、長期間行くことでしか得られない力こそ、次のキャリアで認められるとも考えられます。

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社会人留学のメリット

社会人が留学するメリットとはなんでしょうか。学校から離れて久しく時間が経っているし、スムーズに授業についていけるだろうか。学校のあの雰囲気に馴染めるだろうか...と心配は尽きないかもしれません。ですが、あなたは社会に出て自分の何かが成長したとは思いませんか?毎日理不尽な要求や無理難題の業務と格闘して精神力が鍛えられているのではないですか?学生の頃の自分を思い出して比べてみてください。

その強さで留学中のハプニングやトラブルにも余裕をもって対応できるのが社会人です。「バスを乗り間違えた!」「ホストファミリーからシャワーを使いすぎだと注意された」「クラスメイトからとんでもない誤解をされた」「先生の言っていることが一言も理解できない!」。そういう時でも深呼吸一つで冷静になることができるのが社会人です(もしかしたら深呼吸一つでは無理かもしれないけれど、学生時代のあの頃よりは格段に余裕があるはずです)。そして、どうしたらこのハプニングやトラブルが解決するのか、また今後こうした状況を避けるためにはどう行動するべきか、それは毎日仕事で直面する諸々の問題への対応と似ていませんか?ハプニングやトラブルに向き合って頭を抱えたままにならず、早々に軌道修正することができるのは社会人ならではの強みだといえます。
 
また「社会人は熱意が違う」と現地の学校スタッフからよく感心されます。留学費用の捻出が自分である社会人は、この留学を成功させようという熱意が別格だというのです。授業中も先生の一言一句漏らさずに聞こうとする姿勢がとても評価されています。

そういえば、航空運賃を抑えるために「経由便で!」と何の迷いもなくリクエストする姿も社会人ならではといえるでしょう。航空運賃は留学費用の大きな割合を占めるので、日本から直行便を利用するか、一度韓国や香港などに寄ってから目的地に到着する経由便を使うかで大きく変わってきます。費用を少しでも抑えるために経由便を所望する社会人。学生さんが直行便を希望する中、その姿はすでにたくましさで輝いてみえます。

短期留学なら、会社を辞めずとも憧れの"海外に住む"体験ができ、旅行とは違った海外のローカルな気分が味わえます。長期留学なら、英語力がつき、精神的に鍛えられ、視野が広がり、モノの考え方も変わり...と悩んだ分だけ、リターンが大きいというのは確実にいえます。

社会人留学のデメリット

短期留学の方は、期間をGWや年末年始の大型連休にあわせなければならないケースが出てくるでしょう。この場合、航空運賃が通常の3倍に値上がりしている!なんていうことがあり得ます。前述の経由便も然り。日本の祝日に合わせて留学期間をプランすると、どうしても航空運賃の出費が甚大になってしまうことは覚悟しなければなりません。帰国後の時差ボケとの闘いもデメリットの一つでしょうが、そんなに大した問題ではないでしょう。

デメリットの憂慮がたえないのは会社を辞めて留学する場合です。その多くは帰国してから転職することになる訳で、留学中の最大の懸念事項は「帰国後の就職」になります。

長期の留学になると渡航前に考えていた計画通りに進んでいくとは限りません。「3ヵ月間で目標のスコアをクリアするはずだった英語力が半年過ぎても伸び悩んでいる」「大学院での研究が遅々としてはかどらない」「いまだにホームシックで帰国しようか迷っている」等、苛立つ毎日が続く可能性もあります。そんな時に追い打ちをかけるように同僚の昇進のメールを受け取ってしまったりすると、自分は本当にこれでよかったのだろうか、と思い悩んでしまうかもしれません。

気になる帰国後のしごと探しについては、英語力や留学経験を活かそうと思うほどハードルが上がるかもしれませんが、ここは身につけた積極性を活かすとき!いまを好機ととらえて、やりたい仕事にトライしましょう。

社会人留学は焦燥感との闘いともいえます。エージェントによっては専門のキャリアカウンセラーが社会人にフォーカスした手厚いサポートで応援してくれるところもあります。心配な方はそうしたエージェントを利用するのも手段のひとつでしょう。

まとめ

社会人、特に会社を辞めて留学される方に気がかりなことは「帰国後の就職」でしょう。留学ジャーナルには出発前の目標設定や心構え、プラン実行までをお手伝いする専任のキャリアカウンセラーがいます。

ご自身のバックグラウンド、帰国後の思い描くキャリアプランを一度ご相談してみて下さい。就活やキャリアに活かされるような留学が実現できるように、キャリアカウンセラーがマンツーマンで出発前から手厚いサポートをしていきます。

留学中は就職関連のイベントや帰国後の就職に役立つアドバイスや情報があなたの元へ届きます。こうしたサポートは、孤独になりがちな留学中に何度もあなたを鼓舞してくれるはずです。

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