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【就活に有利?】大学生のうちに留学する6つのメリット|おすすめ留学プラン

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# 就職活動

公開 : 2019.12.03

更新 : 2023.12.08

留学をしたいと思ったことはありますか?この記事を読んでいる人であれば、事情が許されるのであれば、大学生のうちに一度は留学したいと考えている人のほうが多いかもしれませんが、中には、留学は自分には遠い話と感じている人もいるかもしれません。

この記事では、留学をしたいと思っている人、そうでない人どちらにとっても、これまで20万人以上を海外に送り出してきた留学ジャーナルが、これからのAI時代を生きていく大学生に知っておいてほしい「大学生が留学するメリット」と「大学生の留学」について説明します。

また、最後に、留学経験を活かした就職活動で、納得する仕事につくための方法についても伝授します。

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大学生のうちに留学に行く6つのメリット

日本は今まさにグローバル化社会へ向かって突き進んでいます。楽天やユニクロで有名なファーストリテイリングといった企業が社内公用語を英語としたり、公用語といかないまでも部署ごとに英語での会話をルール化するなど英語に関して様々な規則を導入する企業が増えてきました。世界で戦える企業になるには、英語が必要不可欠だと決断しはじめたのです。

最近ではAIの台頭がニュースを賑わせています。巷では近い将来、AIに私達の仕事が奪われるのではないかというAI驚異論まで起こり「10年後に残る仕事」「10年後にはなくなる仕事」と論争されたりしています。

こうした社会の急激な変化についていくために何をしたらいいのでしょう。数年後には社会に踏み出すことになる大学生である皆さんは、これらの不安を払拭できるだけの力をつけたいところです。

大学生が留学するメリットをこれから紹介します。これらは、企業が留学経験者を採用するメリットとして挙げるポイントと合致することに注目してください。

(1)就活にアドバンテージあり

文部科学省主導の官民協働で取り組む、留学促進プログラム「トビタテ!留学JAPAN」がインターネットにて「就職活動と留学に関する意識調査」を実施したところ、約6割の企業で「留学経験のある学生の採用割合が増えた」「今後積極的に採用したい」という結果が得られています(2019年6月19日)。
【参照】トビタテ!留学JAPAN 報道関係者各位(PDF)

では、なぜ企業は留学経験者を今後積極的に採用したいと考えているのでしょう。日本経済団体連合会(経団連)が発表した「2018年度 新卒採用に関するアンケート調査」の結果によると、企業が採用時に選考で重視した点は、「コミュニケーション能力」が16年連続で1位でした。

~企業が採用時に選考で重視した点~
1位 コミュニケーション力
2位 主体性
3位 チャレンジ精神

第1位のコミュニケーション能力をはじめここに挙がっているすべての項目が、実は留学で得られるスキルなのです。詳しくみていきましょう。

(2)コミュニケーション能力が上達する

日本には相手の考えや行動を推測し「察する」という独特な文化がありますが、海外には存在しません。ホームステイ先で、寂しさのあまり部屋に閉じこもっていても、ファミリー側はあなたの「ひとりになりたい事」を尊重します。「寂しいのかしら、大丈夫かしら」と察してくれるファミリーは稀です。

その結果、ステイ先ではいつもひとりで放っておかれた...と憤慨する留学生の話など良い例といえるでしょう。言語も宗教も文化も違う移民で形成された国で生きていくためには、コミュニケーション能力はとても重要です。自分の考えをきちんと主張しないといけません。

ただ、一方的に伝えるだけではなく、相手に理解して貰うように努力・工夫して伝えないと、相手の反感を買う事になります。この人にはどう伝えたら分かって貰えるだろうかと相手をよく見て話す力がつくと、意思疎通もスムーズにいくようになります。

海外のホテルでは、エレベーターで止まった階から入って来る人が「Hi」「Morning」と挨拶しながら入ってくるのはとても自然な光景です。あれも「私は敵ではないですよ」と他者に理解してもらおうという体に染み入った、一種のコミュニケーション能力のように感じます。こうした他者と円滑にコミュニケーションする力は、日本国内に留まっていては到底身につけられるものではありません。

(3)主体性が身につく

家族も友達もいない、誰も知らない環境で生活を始めるのが留学。ホームスティ先や寮のルール、学校のルール、バスの乗り方、買い物の仕方など、日本で生活する中では当たり前にできていたことが、ルールが異なる海外ではわからないことばかり。留学生活を始めるとすぐに直面する壁です。

ほかにも、ホームスティ先の食事が合わない、学校のクラスのレベルが合わないなど、留学先では思った通りにはいかないことがよくあります。

その時に、あなたならどうしますか?何もしないで受け身で待っているだけではだれも助けてくれないので、自分で動いて解決するしかありません。自分で動いてみると助けてくれる人が周りにいることも気付けるようになります。そうやって異文化にも慣れ、留学生活が快適になったころには、主体性が身についていることに気づくでしょう。

(4)チャレンジ精神が身につく

「可愛い子には旅をさせよ」と昔の人は言ったものです。「自分の家を出て、なじみのない土地で暮らすことは苦労や困難も多いが、子は親元を離れ辛く苦しい体験をしてこそ成長するものだ」ということわざですが、留学はまさにそうだといえます。

生活様式が異なる海外での日常を想像してみてください。今と同じ状況ではないですよね。そもそも留学をしようと決断した事こそチャレンジ精神を持っていると言えますが、その精神を持ち続けなければ、山あり谷ありの留学生活は送れません。

ファストフード店で店員の言葉が分からずバカにされたような態度を取られるなど、悲しいかな、世の中にはアジア人という理由だけで蔑視するような人も未だに存在します。そういう場面に遭遇して悔しい思いをして、頭に血が上るような事もあるでしょう。しかし、それが嫌だから帰国...する訳ないですよね。みんなその壁を乗り越えて、留学前に持っていた自身の目標に向かって前進するのです。そのたくましさは、あなたのこれからの人生の大きな財産になります。そして同様に企業もそういう人財を求めているのです。

(5)異文化体験でグローバルな視点を得る

明らかに観光客ではなく日本に居住している外国人を見かける機会が増えてきましたが、それでも日本で「異文化を体験する」のは難しいのが現状です。異文化を体験するには日本を出てみるのが一番の早道。外から客観的に日本をみると、いかに独特な文化と風土なのか容易に実感することができます。

今まで常識だと思っていた事が世界ではそうではないと知る事、国内にいては気が付かなかった事に気が付かされる事が多々あります。日本の電車は驚くほど正確に来ると海外からの観光客は言いますが、時間に対する観念など良い例でしょう。

また、「こうしなければならない」「こうあるべきだ」といった固定概念が覆されると、考えの幅が広がります。悩みがあってさまざまな人種の友達に相談すると、解決方法は無限にあることを知ります。ひとつの事柄だけに捉われず、広い視野で物事をみる事ができるようになるでしょう。

他者からのアドバイスで新しい自分との出会いがあり自信がつく...それは日本にいてももちろん可能です。ですがアドバイスをくれた人達がアメリカ人、中国人、イタリア人とさまざまな人種だったらどうですか?ワクワクしませんか。もっと新しい違う自分に出会えそうな気がしますよね。異文化の中で生活していると、自然とグローバルな視点を持たずにはいられないようになってきます。

(6)語学が身につく

留学して一番身についたものとして実感できるのが語学力です。留学前に語学の検定試験を受けておいて、留学後に再度受けると数値としても実感できます。特に、英語は圧倒的な力を持っている言語です。話者の人数では中国語に負けますが、世界共通語といって異論を唱える人はいないでしょう。英語が話せるというだけでその後の人生の選択肢が限りなく広がるということは揺ぎのない事実なのです。

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大学生におすすめの留学プログラム

では大学時代に留学する場合、どういうスタイルがあるのでしょうか。ここではシンプルに4パターンに分類してみました。

1週間~8週間の短期留学

夏休みや春休みを利用して行く短期留学は、はじめて留学する人にとって、ハードルが低く挑戦しやすい留学スタイルです。長期留学へのステップとして行く人もいますし、観光も兼ねてニューヨーク、バンクーバー、シドニー、ロンドンといった都市へ留学する人もいます。
>>大学生のための短期留学の人気コース

3ヵ月以上の長期留学

しっかりと勉強したい人は、3ヵ月以上の長期留学が適しているでしょう。一口に長期留学と言っても、留学プランはさまざまあります。

(1)専門留学(語学学習+専門スキルの習得)

専門留学では、最初の数ヵ月間は語学学校に通って語学力を伸ばし、ビジネスや貿易、ツーリズムなどの専門知識を学んでサティフィケートやディプロマといった修了証や資格取得ができます。
>>専門留学の詳細はこちら

(2)海外で学ぶ・働く留学(Co-opプログラム、インターンシップ、ワーホリ)

カナダの専門学校で学んだ後、学んだ分野に関する就業体験ができます。
>>カナダ留学Co-opプログラムの詳細はこちら

カナダ留学Co-opプログラムのほか、語学を学び、インターンシップやワーキングホリデーでアルバイトで働く体験ができる留学プランもあります。
>>海外で学ぶ・働く留学プラン10選の詳細はこちら

(3)休学・認定留学(語学学習+学部聴講など)

学部聴講は、海外の大学の授業を現地の学生と一緒に履修できるプログラム。アメリカでは条件さえ合えば、1学期だけでも正式な学生として授業を履修し、単位を取得することができます。学部留学の条件を満たしていなくても、現地の学生と一緒に授業を受けられるのが魅力。
>>休学・認定留学の詳細はこちら

インターンシップ

現地の企業や団体で働くコースなので英語力は必須ですが、大学生におすすめです。たとえばビジネス知識を身に付けたのちにインターンシップにチャレンジするというプログラム。

英語力が不足している人は、語学コースで英語力をつけたのち専門の勉強へと進み、その後インターンシップをするのががよいでしょう。

思いっきりチャレンジしたい大学生に人気なのは、アメリカのカリフォルニア大学アーバイン校カリフォルニア大学サンディエゴ校のエクステンションで1年以内の留学で実現可能な「英語+ビジネス+インターンシップ」プログラム。厳しい分、得られる成果も大きくなります。

オンライン留学

日本にいながら英語力や異文化コミュニケーション力を身に付けられるオンライン留学が、近年注目されています。

自分に合ったレベルで、多国籍のクラスメートと英語でいろいろなテーマについて意見交換をする中で、これまで当たり前だと考えていたことが、他の国ではそうではないことがわかり、考え方や価値観の違いがあることを理解したうえでのコミュニケーションの取り方を学べます。

通常だと1ヵ月、お小遣いなど含めると総額40~60万円ほどかかる留学が、オンライン留学だと10万円以内。費用がネックであきらめていた人も、月曜日~金曜日まで毎日3時間、4週間で45時間英語漬けの1ヵ月を送ることができます。

自分に合ったレベルで、多国籍のクラスメートと英語でいろいろなテーマについて意見交換をする中で、これまで当たり前だと考えていたことが、他の国ではそうではないことがわかり、考え方や価値観の違いがあることを理解したうえでのコミュニケーションの取り方を学べます。 海外の語学学校が提供する多国籍のクラスメートと学びながら異文化コミュニケーション力も身に付けられるのがオンライン留学の魅力です。
>>オンライン留学おすすめプログラムはこちらの記事で紹介しています。

大学生ができる留学についてのお問い合わせは
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大学生が留学するべきメリットは?今留学をする意義とは

近年、企業はより、大学時代にどんな経験を積んできたかを採用時に重視するようになっています。また、前述でも説明したように、留学経験のある人を採用する会社が増えてきています。

夏休みや春休みの間に行ける短期留学が大学生にとても人気ですが、さらに、英語+αで専門スキルを身に付けられる専門留学や、実際に現地で就業体験ができるCo-opプログラムなどを選択する人も増えています。何れの留学スタイルでも大学生のうちに海外の異文化に触れ、海外で過ごすという体験は他の人よりもアドバンテージとなることは間違いないでしょう。

「就活で自分をアピールできる体験をしたい」「学生のうちに海外生活を体験したい」という人はもちろん、就職先が決まり、卒業までの期間に「英語力を向上させておきたい」という大学生は、今こそ留学するチャンスです!

コロナ下での留学を就活に活かした大学生の留学体験談

チャンスを自ら掴みにいく姿勢と、積極性が自分を成長させる!

アメリカ留学体験談
留学した人
K.M.さん(22歳)
留学期間
・2020年3月(4週間)
・2021年2月~2022年1月(11ヵ月)
学校
EC Boston、EC New York、EC San Francisco
滞在方法
ホームステイ
留学先を選んだ理由
将来は日本にとどまらずグローバルに働きたいと思い、英語力の向上とアメリカでの異文化体験をするため

<留学した目的>

大学に入学してから関わる人が増えたことで、自分の視野が広がる面白さを感じました。将来は日本にとどまらずグローバルに働きたいと思い、大学を休学して英語力の向上とアメリカでの異文化体験をするために留学を決断しました。

<帰国後の就職活動について>

帰国後1ヵ月で就活解禁となり、つねに焦りながらの就職活動となりました。「グローバルに働き、自分の視野を広く持てる仕事」「ヒトやモノの価値を繋げることができる仕事」に軸をおいて、商社や国際物流(海運・空運・陸運)を中心に約30社にプレエントリー。

結果として、9社の最終面接まで到達し、強く志望していた貿易関係の仕事に携わることになりました。将来は、世界と日本を繋ぎ、更なるグローバル化をもたらす一人になりたいと考えています。

<就職活動で、大事だと感じたこと>

就活を思い返して大事だなと感じた点は大きく3点あります。

1つ目は、帰国前から自己分析やどの業界を目指すのかを考えておくこと。留学中の高いモチベーションの中で、軽く下準備をしておくだけでも、帰国後の就活をスムーズに始めることができると思います。

2つ目は、「留学で"何を"したか」を考えること。企業側は留学経験だけでは目を留めてくれません。留学先でどのように考え、どんな行動を起こしたか、を見られていると感じました。留学していない友人に留学経験を聞いてもらうのは、何を努力したのかを第三者の目線から整理できるのでオススメです。

3つ目は、周りと比べないこと。帰国後そのまま就活に入る場合、一般的な就活生とは状況が異なります。私は同時期にカナダに留学していた友人とのみ、情報共有を行っていました。
>>Kさんの留学体験談 全文はこちら

留学経験を就職活動に活かすには

最後に、留学経験を就職活動で効果的に活かす方法をおさえておきましょう。

就職活動の全体スケジュール

まず全体スケジュールは次の通りで、留学経験の有無による違いはありません。

  1. (1)就職活動のステップをおさえ計画をたてる
  2. (2)自己分析をする
  3. (3)業界/企業研究をする
  4. (4)応募書類作成
  5. (5)グループディスカッション/面接対策

留学経験を活かすためのポイント

ここでポイントは、留学経験を就職活動にどう活かすか、あるいは活かせるのかということ。

「留学をした」という事実だけでは企業は評価してくれません。しかし、「留学」が就職に有利になることも事実です。大切なのは、留学で何を経験し、そこから何を学び、どのような力を身に付け、その力をどのように入社後業務に活かせるかを伝えることです。

留学経験者の中には、アピールするほどの経験や実績はないと思い込んでいる人が多いようです。必ずしも名門大学・大学院卒業、TOEIC900点以上取得などの華々しい経歴が必要なわけではありません。企業は、留学経験者の潜在能力を見ています。

たとえば、留学経験者なら当たり前の経験だと思うことでも、留学中、直面したその事象/困難に対して、自分でどのように考え、どのように行動し、どう乗り切ったか、そして、それによりどのような力やスキルが身に付いたかをロジカルに伝えることが大切です。

企業は、その再現性のあるエピソードを通して、入社後に活躍できる人物かを知ろうとしているのです。

留学ジャーナルのキャリアサポートサービス

留学ジャーナルでは、留学生の就職支援経験豊富な専任のキャリアカウンセラーが、あなたの就職活動をサポートします。

留学前から帰国後の就職を意識することで、留学中の過ごし方、そして成果がぐっと違ってきますので、留学中に何をやっておくべきか、あるいは、やりたいことが見つかっていない場合には、どんな目標を設定するかなど、留学前・中・後を通してご相談ください。

帰国後に最初に行う就職活動で今まだよくわからないという人にも、企業にアピールできる履歴書の書き方や面接のポイントなども、セミナーやコーチングを通してわかりやすくアドバイスします。
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大学時代に後悔しない留学をするために

大学生が留学するメリットについて、就職活動を意識してまとめました。自分にはどんな留学が合うのか、国はどこが適しているか。就活に活きる英語力を身に付け、異文化理解を深めるために、限られた大学生の時間をどう過ごせばよいか、色々な疑問が出てきているのでは。

そんな方はプロに相談をするのがおすすめです。50年以上の実績をもつ留学ジャーナルでは、各国大使館や公的機関、海外の教育機関などから正確な最新情報を得ながら、一人ひとりに最適な留学をご提案しています。お気軽に留学ジャーナルの無料の留学相談でお問い合わせください。一緒に留学実現を目指しましょう!

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