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【トビタテ!留学JAPANを利用】トビタテ生のアメリカ留学体験談

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公開 : 2021.04.26

更新 : 2021.04.27

「トビタテ! 留学JAPAN」とは、文部科学省が行う留学促進キャンペーンで、返済不要の奨学金給付や事前事後研修といった海外留学支援が官民協働で行われています。

今回は、雑誌「留学ジャーナル2021年5月号」にて、留学前の準備や現地での留学生活をレポ―トしてしてくれたトビタテ生の体験談をご紹介。誌面では掲載しきれなかった留学中のエピソードもプラスしています!

「トビタテ! 留学JAPAN」を利用してアメリカの高校に留学

体験者のプロフィール

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粂井 龍三さん(20歳)
慶應義塾大学法学部政治学科1年生。小中学生対象の家事講座を開く粂井塾塾長。高校在学時に「トビタテ! 留学JAPAN」(以下、「トビタテ!」と表記)の高校生コースアカデミック(ロング)に採用され、2018年8月から2019年6月までアメリカのワシントン州シアトル郊外にあるキングトン ハイスクールに留学した。

粂井さんのインタビューは「留学ジャーナル2021年5月号」にも掲載!

「トビタテ! 留学JAPAN」とは

文部科学省が、2013年10月より開始した留学促進キャンペーンのこと。主な取り組みの1つに「日本代表プログラム」があり、返済不要の奨学金給付や事前事後研修といった海外留学支援が官民協働で行われている。なお2022年以降の事業については2021年夏頃に公表予定(現在検討中)。

粂井さんの留学「前」

留学の目的

  • 自己肯定感の高め方を知る
  • 英語でコミュニケーションを取る

高校2年生の時から小中学生に家事を教える活動をする中で強く感じたのは、自己肯定感の向上が成長には大事だということ。また日本の若者は自己肯定感が低く、反対にアメリカの若者は高いという国際比較調査の結果を目にしたこともあり、現地の文化や教育を自分で体験してみたいと考えました。

学びたいこと、経験したいこと

  • 友達をたくさんつくる
  • 家庭や学校での教育方法を聞く
  • 有名企業の最新の取り組みを知る

自己肯定感の高め方については、ホームステイ先のホストファミリーや学校の先生、知り合った生徒にインタビューして、親と子どもの両方の立場からの見解を知れたらと思っていました。またシアトルには大企業の本社がたくさんあるので、可能なら休日に見学したいという気持ちもありましたね。

トビタテ!の存在を知ったのは、応募期限の1週間前

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留学計画書の作成だけではなく、通っている高校との連携も大切

なるべく費用を抑えて留学したいと思っていたとき、インターネットで「留学 奨学金 返済不要」と検索したところ、トビタテ!の日本代表プログラムを見つけました。

トビタテ!に申し込むには留学計画書の作成が必要なのですが、書く内容が本当に多くてすごく大変でした(笑)。トビタテ!の存在を知ったのが応募期限の1週間前くらいだったので、計画書の書き直しを繰り返して、応募期限のギリギリに提出しました。

また自己PRも大変でした。白紙のA4用紙2枚を使って、自由に自己PRしてくださいっていう具合で。自由すぎてどうしよう...ってなりました。私が応募したコースは一番倍率が高いアカデミックのロングプログラムだったので、写真をたくさん使ってぎっしりと書きました。

留学計画書の作成以外で、もう1つ大変だったのが、通っている高校との連携です。私の高校はトビタテ!で留学をした生徒がおらず、また生徒が直接トビタテ!の事務局に問い合わせをするのは禁じられているため、事務の方や英語の先生との連携が大変でした。トビタテ!の応募に協力的な高校もたくさんありますが、私の高校のように、あまり興味がないと大変だなと思いました。

留学当初は英語を聞き取れなかった

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大企業の本社も多いシアトルにある高校へ

高倍率の選考を通過し、トビタテ生としてアメリカの高校への留学が決定。学校は、留学経験のある姉が通っていた高校であれば、治安面でも安全だと思いシアトルの高校に決めました。

留学当初は英語を聞き取れなくて、とても苦労しました。3ヵ月くらい経つと、次第に英語力がアップして聞き取れるようになったのですが、最初のほうは何を言われているか分からず、とりあえず笑顔で「Ah」って言う(笑)。それぐらいですね。

自分の英語がぎこちないうちは、言語以外の方法で積極的にコミュニケーションを取っていました。部活(テニス部と水泳部とサッカー部)に入っていたので、みんなとコミュニケーションを取ることは多かったです。

友達からの指摘を受け、自分の強みと言えるものを自発的に発信するように

また同じ頃、1つの転機を迎えました。友達になった子に言動を叱責されたんです。「どうして自分への評価を否定するの?もっと自己主張しなよ!」と。実は彼は事あるごとに「すごく運動神経がいいね」「ピアノが弾けるなんてかっこいい」と褒めてくれていたんですが、それに対して私は「そんなことないよ」「もっと上手な人がいるよ」と謙遜してばかりいたんです。そんな私を見るに見かねたんだと思います。

彼に日本にはへりくだる文化があるからと弁明したのですが、それにも「そんなのアメリカでは関係ない。自分で自分をアピールするから周りの人から興味を持たれるし、友達にもなってもらえる。リュウゾウもどんどん主張しなきゃ!」と返されました。

そこから私の振る舞いはみるみる変化。できること、得意なこと、日本で成果を残したこと、自分の強みと言えるものを自発的に発信するようになりましたし、褒め言葉や愛情には感謝の言葉を返すようになりました。例えば友達との別れ際、"Bye, I love you." "I love you,too." と言い合うとか。そして親しみを伝える方法として、ハグやハイタッチ、グータッチといった身体的コミュニケーションもよりいっそう増えました。

結果、友達と呼べる人がどんどん増え、いつしか人気者になり(笑)、イヤーブック(学年度末に配られるアルバム)ではThe most kind-hearted person に選ばれました!同級生からの投票によって決まるので、たくさんの生徒の中から一学年しか在学しない留学生の私が選出されるとは、まさか思っていなくて...。本当にうれしかったです!

ホストファミリーともアクティブに過ごす

お世話になったホストファミリーは5人家族で、ホストファザーにホストマザー、そして同世代のホストシスターが2人、ホストブラザーが1人いました。私が日本食を食べたかったので、ホストファミリーの分もカレーやチャーハンを振る舞ったことも。あとは、お好み焼きを作ったこともあります!

ホストファミリーとは、犬の散歩からハイキングやスキーまで、アクティブに過ごしました。今でもホストシスター、ブラザーとはSnapchat※やInstagramを通じて連絡を取り合っています。

Snapchat登録した個人やグループに向けて、画像などを投稿するSNSアプリ。アメリカではInstagramを抜いて、10代が選ぶSNS第1位になるほど人気があるようです。

印象に残っているのは歴史の授業

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アメリカと日本の授業スタイルの違いは新鮮だった

学校の授業で印象に残っているのは歴史の授業です。アメリカ史の授業では、今日は公民権運動について、など毎回の授業でテーマが決まっていました。テーマの発表後には、あなたは公民権運動における女性の動きを、あなたは政府の動きを調べてくださいね、という役割をそれぞれ割り当てられて、学校のパソコンを使って調べものをしなければなりません。時間内に調べてまとめたものを授業の後半で発表する流れでした。

あくまでも先生はディレクションをする役割で、生徒たちが責任をもって自分の分野を教え合って発表する授業スタイルは新鮮でした。先生が黒板に書いたものをテスト前にひたすら覚える、という日本での勉強方法との違いがおもしろかったですね。でも授業中に調べて授業中に発表するのは、私にとって大変でした...。

実践的な授業が多く、生徒による課題の発表も多い

一番好きだった授業は体育です。あとは動画制作の授業も楽しかったです。アメリカの高校は日本の高校みたいに固定のクラスがなく、大学生のように自分で授業を取ります。動画制作の授業は、制作に必要なツールを教えてもらった後に2、3コマ程度の授業時間を使って制作した動画を発表、というサイクルを繰り返すカリキュラムでした。アメリカの高校は実践的な授業が多く、とにかく発表が多かったです。

もう1つ好きだったのは、体育とは別に学校にあるジムに集合して行う、「筋トレ」の授業です。人口知能が提示してくれた筋トレメニューに従ってトレーニングをしたのですが、とても楽しかったです!

留学に行ける環境であれば、絶対に行ってください!

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奨学金を利用すれば、留学費用を抑えられる!

留学するかどうか悩んでいる中高生の大きな理由として、まずは費用面、もう1つが受験への不安があると思います。留学費用に関しては、トビタテ!留学JAPANや地方公共団体が給付している奨学金を利用して、安く留学できる方法があることを皆さんに知ってほしいです。私は埼玉県にある高校に通っていたので、埼玉県が募集している給付型の奨学金もあわせて利用しました。

留年して卒業を1年遅らせる、という選択肢をもっとプラスに捉えてほしい

一方で、受験や卒業が遅れるというデメリットは理解できます。少しでも軽減する方法は、1)早めに留学する 2)留年することです。私は大学付属の高校に通っていたので大学受験はありませんでしたが、高校卒業を1年遅らせました。日本では1年卒業が遅れているというのはマイナスな印象を持たれがちですが、実際に留年してもダメージはないし、留年して卒業を1年遅らせる、という選択肢をもっとプラスに捉えてほしいと思います。理由が留学であれば、むしろプラス印象です!

留学で卒業が1年遅れる不安は1ミリもなくていいと思います。私の場合は、日本でできない経験をしたい、という点を留学の軸としていました。留学生活を通して、自分からアピールすることや愛を伝えることなど、日本にいては絶対に体験できない文化に触れることができました。日本では感じられないことをたくさん経験すると、一気に自分の視野が広がるので、留学のできる環境があれば留学をしたほうが良いと思います。

また留学期間は長ければ長い方がいいかなと思います。短期留学だと、物足りなさを感じながら帰国日を迎えてしまうと思います。私がもう1回留学するとしたら、アメリカ以外の国に行きたいです!

粂井さんの留学「後」

留学を通して身についたもの

  • 行動力と積極性
  • 他者を褒める習慣

初めの一歩が軽くなり、自分の希望に素直に行動できています。興味のあるイベントの対象者から外れていても、主催者にコンタクトを取って参加させてもらったり。大学入学後は学校に行けない中でも友達をつくりたくて、第二外国語のクラスのオンライン交流会を毎週主催したり。充実しています。

今後取り組みたいことや夢

  • 北欧の教育制度を体験する
  • 新興国のビジネスの動きを間近で見る
  • 上記を経験して、就きたい職業を見つける

気になる海外の文化やトレンドは自分の目で確かめたい!現地の学校に通うのもいいですが、現地企業でインターンシップをするのもアリかなと考えています。再度海外でチャレンジしたいと思えるのも、大学生のうちに挑戦する時間的余裕があるのも、高校時代に留学を経験したからこそですね。

まとめ|奨学金を利用して留学を成功させるには

いかがでしたでしょうか。中高生の留学はかなりハードルが高い、費用がかかると思われている方は多いと思いますが、粂井さんのように「トビタテ!留学JAPAN」の支援制度を利用することで、費用を抑えた留学を実現できます。

奨学金をはじめとした留学の支援制度を利用し、しっかりとした目的と成果を意識して留学することは重要ですし、なんとなく留学する場合と全く身につくものが変わってきます。

約50年にわたる実績をもつ留学ジャーナルでは、一人ひとりの目的に応じた最適な留学プランをご提案しています。「トビタテ!留学JAPAN」をはじめ、海外の学校から提供される奨学金情報などもありますので、皆さんのご相談をお待ちしています。

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