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トビタテ!留学JAPAN担当者に聞く 海外が遠のき、先が見えない今 それでも留学を勧める5つの理由

# 留学準備

# 雑誌留学ジャーナル

公開 : 2021.06.15

一人でも多くの人に「留学したい」という思いを持ってほしい。トビタテ!留学JAPANの担当者が、昨今の状況下であっても留学を勧める5つの理由を解説します。留学という夢を諦めかけている人はぜひ読み込んで。

TEXT : Ryugaku Journal
※本稿は『留学ジャーナル2021年5月号』の記事を抜粋・再編集したものです。

教えてくれたのは

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西川 朋子さん
トビタテ!留学JAPANに2014年から参画。広報・マーケティングチームリーダーを務める傍ら、大臣官房総務課広報室広報戦略アドバイザーも担当している。

「トビタテ! 留学JAPAN」とは

文部科学省が、2013年10月より開始した留学促進キャンペーンのこと。主な取り組みの1つに「日本代表プログラム」があり、返済不要の奨学金給付や事前事後研修といった海外留学支援が官民協働で行われている。2021年6月4日現在、2022年度(令和4年度)以降の後継事業に向けた取り組みを推進することが教育再生実行会議にて示されている。

理由①多様な人と協働し、力を発揮できる人が必要とされている

これからの時代、多様性のある社会で課題解決をしていける人材が今まで以上に求められるようになってきます。いかに十人十色の価値観や考えを持つ人々と協働できるか、同時に自分らしく能力を発揮していけるのかが問われるのです。

その要因の一つが日本の少子高齢化。労働・消費人口が減少する中、企業は新たな労働力として外国人を雇用したり、新たなマーケットを海外に求めたりする傾向にあります。だから日本人としか仕事ができない、日本語でしか情報収集ができないといった具合では、未来を力強く生き抜いていけない可能性も...。

また技術革新のスピードが上がったことなどから、これからの社会は変動的で不確実なものになるとされています。レールのない、先の見えない時代の中で自ら考え行動する力も大事になるでしょう。

そういった観点から見ると、留学はその後の人生を自分らしく生きるための準備になるといえます。なじみのない環境で外国語を使って挑戦を重ねつつ、世界の持つ多様性に触れられますし、その過程で自らを成長あるいは変革することもできるからです。

では具体的にどういった経験を積み、どのような力を得られるのかを理由②以下でもう少し詳しくご紹介していきます。

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理由②チャレンジングな環境で生活できる

日本には空気を読む・状況を察するなど言語以外で意思伝達を行ったり、協調性を重んじたりする文化が根付いていると言われています。周囲が忖度して取り計らってくれるので、自己主張しなくても何とかなってしまいがちなのです。

だから積極的に意思表示する習慣がない人や、他者に「あなたの意見は?」「あなたはどうしたいの?」と聞かれた経験すらあまりない人もいるのではないでしょうか。しかし、海外ではそうはいきません。なぜなら言語、語られた内容に重きを置いてコミュニケーションを取る人々も多いからです。極論を言えば、自ら存在意義をアピールしないと"存在しないもの"として扱われてしまいます

事実、留学した学生から「学校の先生によっては、授業に出席しても発言をしない学生を欠席扱いにしていた」と聞いたことも。また、コミュニケーション以外の面で価値観の違いを感じることも多いでしょうし、そもそも買い物や移動といった生活面で戸惑うこともあるでしょう。

そういったアウェイな環境に入る、そしていくつもの苦境を乗り越える経験は、やはり日本では積みにくいですよね。

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理由③新たな視点を獲得でき、視野が広がる

理由②で述べたように海外で日本とのギャップに思い悩むということは、裏を返せばそれだけ今まで関わりのなかった人々や知らなかった物事にたくさん出合えるということ。留学はインターネットなどを介しては分からなかった海外の実情を直接知ることもでき、視野を広げる絶好の機会なのです。

そこで私がおすすめしたいのは、語学の勉強以外にも目的や探究したいテーマを持って渡航すること。海外へ行ってみたい!外国語を話したい!という好奇心だけで留学しても良い経験になると思いますが、目的があった方がより多くの知識を得る深い体験ができるはずです。

また、目的ある留学には、苦しいときに踏ん張りが効くというメリットも。特に留学したばかりの数週間は、周りの人と会話したくてもなかなかうまくいかない、生活になじめないと感じる人が多いと思います。

そんな気持ちがくじけそうな時、一歩を踏み出すきっかけになるのが目的や探究テーマなのです。成果を上げたいという思いから、思い切って周りの人に話し掛けることができた、街に出て調査できたという留学生は少なくありません。

そうして多種多様な考え方や文化を学ぶうち、きっと今までとは違う目線で物事を捉えられるようになるでしょう。

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理由④自分を見つめ直せる

海外と接点を持つ行動は外から日本を、そして自分自身を見る機会にもなります。ここで少し私の学生時代の実体験をお話ししますね。

当時、私は長期休暇中にバックパッカーとして旅行したり、世界が抱える問題について海外の学生と議論する団体に所属したりしていました。いろいろな国の人と話すうちに気付いたのは、海外では自分なりの意見を持ち、主張するのが当たり前だということ。併せて私は当たり障りのない会話をしてしまうクセがあると自覚したんです。

それまでは意識していなかったのですが、周りに合わせて「こう"かも"ね~」と言いがちな自分に気付いた時、これではいけないなと。ちゃんと自らの考えを持ち、それに責任を持てるようになりたいと思いました。

そしてもう一つ自認したのは、何についても意見を構築できるだけの知識がないということ。海外の学生は教育にも政治にも詳しいのに、私はいかにテストで点数を取るための勉強しかしてこなかったのか、思い知らされました......。

勉強って自分の考えや軸をつくるためにするべきだったんだなと過去の自分を反省して、テスト勉強に使った時間を返して~!と心中で嘆いたほどショックでしたね(苦笑)。

これはあくまで私の例ですが、留学を通して学びへの姿勢が変わったり将来の夢が具体的になったりと、自身の内面に良い変化が生まれる可能性があることも、皆さんには知ってほしいです。

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理由⑤今、日本でできることがある

ここまで海外に飛び出してみることの意義をお伝えしてきましたが、残念ながら今は新型コロナウイルス感染症の流行により海外渡航が難しい状況です。

しかし留学をばっさり諦めるのではなく、日本にいながら海外とつながりを持つ方法を模索してほしいというのが私の思いです。そして見つけた"世界へのトビラ"をぜひ開いてみてください。

そのトビラの一例に、オンラインのイベントや留学プログラムがあります。画面上での体験なんて......と思う人もいるかもしれませんが、何も行動しないよりはオンライン上でも何かを体験してみた方が間違いなくスキルアップできますし、新しい発見を得られるはずです。

また実際に留学する国や学校選びの参考にもなるかもしれませんね。そうして日本で力を蓄える、あるいはきちんと準備をしておけば、いざ海外に出るときに糧になります。

ちなみにトビタテ!留学JAPANでも、留学プランや体験談が探せるWebサイト「留学大図鑑」を更新したり、先輩留学生の話を聞けるInstagramライブなどのイベントを定期開催したりしています。高校生向けには「#せかい部」という活動もありますので、気軽にのぞいてみてくださいね。

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留学ジャーナル2021年5月号では中高生、その保護者の方に向けて、将来のために今から日本でできる学びについてご紹介しています。トビタテ!留学JAPAN担当者が語る留学の意義や、体験談、保護者のための留学講座など盛りだくさんの内容です。雑誌の立ち読みはコチラへ。


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