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公開 : 2022.03.25
2021年1月~12月に留学ジャーナル社を利用して、3ヵ月以上の留学をした留学生の統計結果をもとにランキングを作成しました。
あなたにぴったりの国・都市・地域があるかも!留学先選びの参考にしてください!
TEXT : Ryugaku Journal
※本稿は『留学ジャーナル2022年5月号』の記事を抜粋・再編集したものです。
『留学ジャーナル 2022年5月号』では語学留学について基礎・基本から解説!今の時代に合った語学留学の情報をできるだけ詰め込みました。 |
2021年に留学先として多く選ばれた都市や地域をランキング形式で、TOP15を発表します!
日本からのアクセスが良い大都市と、リゾート地が上位にランクインしている結果となりました。
あなたが気になる国や都市はありましたか?次に、特に人気が高かった留学先1位~6位までを詳しく見ていきましょう。
栄えある1位に輝いたバンクーバーは、カナダの西海岸・ブリティッシュコロンビア州に位置する国内第3の都市。高層ビルが立ち並ぶ都市でありながら、周囲には海や山があり、自然に恵まれています。
さまざまな国や地域をルーツに持つ人々が暮らしているバンクーバーでは、多民族・多文化社会を肌で感じられます。外国人に対しても寛容な風土なので、たとえ流ちょうな英語でなくても理解しようと努めてくれる人が多く、留学生も溶け込みやすいと言われています。
また、公共交通機関が発達している点も魅力の一つとして挙げられます。路線バス、ダウンタウンとノースバンクーバーを結ぶシーバス、近郊に延びるスカイトレインと三つの移動手段があるので、車がなくても、いろいろな場所に出掛けやすいです。
北側は山、西と南側は海に囲まれているバンクーバーでは、立地を生かし、都会的な生活と自然と触れ合うアクティビティの両方を満喫できます。
トロントは、カナダ東部・オンタリオ州の州都にして、国内最大の都市。カナダの金融・経済・工業の中心地となっています。
ヨーロッパ、アジア、中南米各地から移住者が集まるバンクーバー以上の多民族・多文化都市で、それぞれが自国の伝統や文化を守りつつ共存しています。街を歩けば世界各国の料理を堪能できるなど、カナダ以外の国の文化にも触れられます。
少し足を延ばすと自然が広がり、世界三大ばく布の一つ、ナイアガラの滝への玄関口でもあります。
高さ533.33mを誇るCNタワーは、トロントきっての観光スポット。ナイアガラの滝へは、バスを使うと2時間ほどで行くことができます。
ロンドンから電車で1時間弱の所にある、イングランド南部の海辺の街。イギリス有数のビーチリゾートで、特に夏季は大勢の観光客でにぎわいを見せます。
街の規模は小さいですが、リゾート地ゆえに、カフェやレストラン、商業施設が充実しているので、食事や買い物に不便は感じません。
また、LGBTQ+に理解ある街としても知られていて、毎年8月に開催されるプライド・パレードには、民族的少数派も含めさまざまな人が参加しています。
アミューズメント施設ブライトン・パレス・ピアと、王室の離宮として建てられたロイヤルパビリオンなどがあります。
最高水準のグローバル都市として、観光・ビジネス・留学など、さまざまな目的を持つ人々が各国から集まっています。
大英博物館などの文化施設、ロンドン塔を含む四つの世界文化遺産、ウェスト・エンドに集まる劇場など見どころには事欠きません。
公共交通機関が発達しており、都心部は地下鉄網も有しています。近隣諸国へもアクセスしやすく、フランスのパリまでは高速鉄道で2時間余りです。
マルタは地中海に浮かぶ島国で、マルタ島を中心にゴゾ島、コミノ島などから成ります。
セントジュリアンはマルタ島にあるスピノーラ湾に臨む街。ホテルやレストランが立ち並ぶリゾートエリアで、首都バレッタからはバスで15分ほどの距離にあります。
小さい島ゆえに、都会的な刺激には乏しいが、ヨーロッパの中では治安が良いといわれているので、ゆったり落ち着いて過ごすことができます。
アメリカ第2の都市ロサンゼルス中心地から車で約20分の所にある、海岸沿いの街。
ハリウッド、ビバリーヒルズなど西海岸を代表する観光スポットや、ディズニーランド・リゾート、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドといったテーマパークにアクセスしやすいロケーションです。
コンパクトな街ゆえ、ビーチ、レストラン、ショッピングセンターが徒歩圏内にあり、生活の利便性が高いのも魅力です。
周辺環境は留学生活に大きく関わるので、留学先選びは慎重に進めたいものです。でも、英語圏だけでも、留学先となる所はあまたあります。「取っ掛かりが得られなくて、選べない!」のであれば、自分に適している環境から考えてみるのも一つの手です。
「にぎやかな都会では勉強をするのに気が散る」という人がいれば、「刺激ある環境の方が毎日楽しく過ごせる」という人もいて、価値観によって感じることはさまざま。下記に挙げる都市レベル別の特徴を参考に、自分に合う場所を絞り込んでいきましょう。
観光スポットや商業施設、レストランなどが充実しているため、華やかで刺激的な生活が送れます。公共交通機関も発達していて、移動が容易です。一方で、外国人を狙ったスリなどの被害に遭う危険性が高くなります。
スポーツを楽しんだり海のさざ波に癒やされたり。平日は勉強に打ち込んで、週末は山やビーチで過ごす、そんな希望をかなえてくれます。ただし、ハイシーズンは街が混み合うなどの短所もあります。
緑が多く閑静な環境は、落ち着いて学びたい人にぴったり。また、物価が概して安いのも魅力です。地域のイベントに参加するなど地元に密着した生活が送れますが、有名観光地などへのアクセスはあまり良くないこともあります。
ビジネス・文化の中心となっている大都市ほど、全般的に物価は高くなります。現地の物価は生活費だけでなく、学校の授業料にも反映されます。同じ国の同じ語学学校チェーンでも校舎の立地によって授業料が異なり、都会は高くなる傾向にあります。
規模が大きい都市の場合、ホームステイ先から学校まで、公共交通機関で一般的に1時間ほどかかります。一方、リゾート地や郊外は、ステイ先から学校までが総じて近く、自転車や徒歩で通学が可能なケースも。交通費も安く上がります。
直行便が就航する都市の方が、利便性が良いです。地方都市やリゾート地の場合は乗り継ぎが必要だったり、空港からステイ先までも時間がかかったりすることもあります。移動に割く時間を考えると、1~2週間の留学であれば大都市を選ぶのが堅実と言えるでしょう。
コロナ下の留学において、国・地域の入国・行動制限措置は留学先選びに大きく関わってきます。2020年春、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各国はビザ発給の停止や入国の制限を実施しました。
しかし、現在は英語圏※のほとんどが留学生らに国境を開いており、また、国際的な人の往来再開に向けて、PCR検査の陰性証明書やワクチン接種証明書の提示で入国・行動制限措置を大幅に緩和する国が増えています。
ワクチン接種完了の定義、入国条件や防疫体制は、国・地域により異なり、その時々の状況によってどんどん変わっていくので、最新情報を必ず確認しましょう。
※オーストラリアは2021年12月15日より国境再開、ニュージーランドは2022年春より留学生へ向けて段階的に国境再開予定。留学先として根強い人気がある両国の都市が「人気の留学先ランキング」にランクインしていないのは、約2年間、留学生に門戸を開いていなかったからです。
新型コロナウイルスの影響で、海外渡航や留学先の受け入れ状況は日々、変わっています。必ず外務省や留学先の国の最新情報を確認するようにしましょう。 留学ジャーナルで紹介している留学先国の新型コロナウイルスに関する情報はこちらをご覧ください。 |
旅行を考えるときに旅行会社に相談したりパンフレットを見て検討するように、留学するときには留学を専門とした留学エージェントを利用する方法もあります。
留学ジャーナルでは、専任の留学カウンセラーによる留学相談をはじめ、留学を決めた後は、手続きカウンセラーが海外の学校への入学手続きやホームステイや寮など滞在先の手配、航空券など渡航手配、必要なビザ取得のアドバイスなどをサポートしています。
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