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短期留学を本気で就活に活かす7つの方法|留学前・留学中・留学後にやるべきことは?

# 短期留学

# 就職活動

公開 : 2019.06.19

更新 : 2022.06.08

「短期留学をしたいけれど、どれだけ将来に役立てられるのかな…」「エントリーシート(ES)で短期留学をアピールできるの?」。就職活動を控えた大学生なら、気になるところではないでしょうか。

とくに、新型コロナウィルスの影響で、今後の就活状況の悪化が懸念されるなか、改めて留学を検討している人もいると思います。ここでは、就活に活かすワンランク上の短期留学をする方法をご紹介します。

企業が見るのは「英語力」だけではない。失敗しないための自己アピールとは

企業が留学経験者に求めるのはどんな人材だと思いますか?この質問に「英語力がある人」と答える大学生もいるかもしれません。

もし、あなたが英語力に自信があり、その英語力をエントリーシートに書くと企業にアピールできると考えているなら、それは失敗の要因になるかもしれません。まず考えておくべきことは、なぜ英語力がある人が必要とされているかということ。

昨今、外資系企業が日本の企業を買収したり、日本の人口減少からアジアなどに商機を見出し、海外にオフィスを構える企業が増えています。海外で働く機会が増えれば、仕事ができる程度の英語力はもちろん、それ以上に求められるのが、異文化の中で仕事をやり抜く力

具体的には多国籍の人たちと一緒にチームで働くためのコミュニケーション力、何にでも積極的にトライするチャレンジ精神、指示に従うだけでなく、自分から進んで仕事を行う主体性などで、これらを身につけるのに留学は最適な方法だと言われています。

短期留学を就活に活かす7つのポイント

短期留学を就活に活かすうえでおさえておきたいのが「留学の目的やそれに対してどのように計画、実行したか、その結果どうだったか、上手くいったこと、上手くいかなかったこと、上手くいかなかったときどうしたか、そこから何を学んだか」ということ。

これは、短い留学でも目標に向かってどのように取り組み目標を達成するのか、行動や思考について仕事の現場での再現性をみるためです。

就活を始める前に下記の留学の目標達成までを具体的なエピソードを交えて答えられるようにしておくのがベストです。そのためには、留学前から帰国後まで次の準備をしておくのがおすすめです。

1.目標を立てておく【留学前】

ポイントは具体的にすること。英語力UPならTOEIC○点など留学前後で比較ができるように数値化しましょう。

2. 英語力をアップしておく【留学前】

開始時のレベルをできるだけ上げておくと、学べる内容も変わってきます。短期留学だからこそしっかり準備を。事前にオンライン留学をすることも一案です。

3. いろいろな人に出会う【留学中】

自分と違う価値観、考え方をもつ人と積極的に交流しましょう。多様性への理解が深まります。

4. ボランティアなど勉強以外のことにも挑戦【留学中】

目標を達成するために、そこでしかできないことに積極的に、精一杯取り組みましょう。

5. 日記などで記録を残しておく【留学中】

感動したこと、落ち込んだこと、失敗したこと、次はどうしようと考え、何をやったかなどを日記やノートに記録しておきましょう。

6. 振り返りをして、留学生活を整理【留学後】

留学生活のエピソードを、目標に対して、何をして、どうだったのか、上手くいったこと、上手くいかなかったことは何か、その時にどのように行動して、目標を達成しようとしたのか、その結果でどうだったのかを意識してまとめておきます。

7. 整理した内容から、再現性のあるエピソードを選び自己PRに落とし込む【留学後】

企業は英語でのコミュニケーションで直面する困難を克服したことで身につく力が仕事にも活かせると考えています。とくにトラブル、困難、ハプニングをどう乗り越えたかはエピソードとして有効です。

留学経験者の就職活動6つのステップ

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留学経験を就職活動に活かしたい人のステップは次の6つ。

  1. (1)スケジュールを立てる
  2. (2)自己分析をする
  3. (3)業界/企業研究を行う
  4. (4)留学経験を活かす仕事を探す
  5. (5)応募書類を作成する
  6. (6)面接対策をする

具体的に各ステップでやるべきことをおさえましょう。

(1)スケジュールを立てる

(2)~(6)までのそれぞれのステップでの具体的なアクションを把握し、全体スケジュールを立てましょう。

(2)自己分析をする

どんなことに興味があり、どんなことができるのか、そしてゆずれないことは何かについて、自分自身に何度も「WHY」を問いかけ深堀しながら、自分がどういう人間かを理解しましょう。自分に適した仕事を見つける軸を作ることができます。

(3)業界/企業研究を行う

新卒採用向けナビサイト、スカウト型サイト、バイリンガルジョブ専門の求人サイト、企業のwebページ、「業界地図」「四季報」などの本や雑誌、新聞、あるいはOB/OG訪問、インターンシップ等を通して業界や職種、企業研究を行いましょう。

(4)留学経験を活かす仕事を探す

語学力や留学経験を活かす仕事を探すには次の3つをチェックしましょう。

  1. 1. 海外展開をする日本企業
  2. 2. 外資系企業
  3. 3. 外国人消費者ターゲットの企業

一般消費者を対象にビジネスを展開している例は、航空、ホテル、旅行会社など。対してビジネスの対象が企業の業界では、商社、メーカー、国際物流、コンサルティングなどが代表例です。

なお、留学経験者は「外国人消費者をターゲットにした企業」を目指す人が多いですが、あいにくコロナの影響で求人数が減少しています。コロナが落ち着くまではこの業界以外のコロナの影響を受けにくい業界で留学経験を活かせる企業にも目を向けて、バランスよく受けていくようにしましょう。

(5)応募書類を作成する

前提として企業ごとに求める人物像は異なります。その企業ならではの「働きたい理由」と、企業が求めている人物像に自分がどれだけ近いのかを具体的に書くことがポイントです。他の企業に出したものを使いまわすことはないようにしましょう。

自己分析であぶりだした「自分の強みや経験」と業界/企業研究で絞り込んだ「志望企業の強みや特徴」を照らし合わせて、重なる項目を抽出。応募先企業が求める人物像を念頭に自分の強みや経験を表す具体的なエピソードとともに、採用担当者がイメージしやすい表現を用いてアピールしましょう。

(6)面接対策をする

オンライン、集団面接、個人面接など、面接タイプ別で対策。

最後にコロナは社会に大きな影響と変化をもたらしました。就職活動も例外ではありません。就職活動の変化を知って対策を立てる必要があります。業界によっては引き続き採用人数が減少しますので、他の学生との差別化がより重要となります。またオンラインを利用した採用活動は継続されると考えられるのでオンラインツールに慣れておくことが必要です。さらに、志望業界の絞り込みにおいて企業のコロナの影響や対応について情報収集を怠らないことも大切です。

エントリー後の選考の流れは次の通りです。

説明会(企業説明会、キャリアフォーラムなどの合同説明会に参加)

選考(筆記試験/webテスト、グループディスカッション、集団面接、個人面接)

内定内定

就活を見据えエージェント利用をするには

自己分析の方法、業界研究、エントリーシートとやるべきことがわかったところで、では具体的にどうすればいいの?という人は、就職活動のプロのサポートを受けてみては。

  1. 1. 大学の就職課 キャリアカウンセラーに相談する
  2. 2. ハローワーク 新卒応援ハローワークで支援を受ける
  3. 3. 民間の就活サポートエージェント

などでさまざまなサポートが提供されているので利用してみるとよいでしょう。

ポイントはそれぞれ得意な領域が異なるので目的に応じて使い分けること。たとえば、留学を就活に活かすノウハウにおいては、その知識や経験があるエージェントがおすすめ。創業50年の留学ジャーナルであれば長年、留学経験者の就職サポートをしており、留学経験者が希望の仕事に就くための知見や、オリジナルの就職支援ノウハウがあります。

これから留学をしようと考えている人は、留学ジャーナルのキャリアサポートを利用して就活を見据えた留学計画をすると良いでしょう。

すでに留学から帰国した人なら、留学経験や英語力を活かして希望の仕事につくために、短期間で就活に必要な知識とノウハウを身に付けられる、「キャリサポキャンプ」に参加すると短期間で就活に必要な知識と具体的なノウハウを身に付けることができます。

まとめ

いかがでしたか?短期留学でも取り組み方次第では十分に価値のある経験になることがおわかりいただけたのではないかと思います。後悔しない就職活動をするためには確かな情報をもとに準備をすることが大切です。留学ジャーナルならこれまで7,000人以上の留学経験者の就職活動を支援してきた知見豊富なキャリアカウンセラーがサポートします。

もっと詳しく知りたい方は、お近くのカウンセリングセンターまでお気軽にお問い合わせください!

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