留学ジャーナルコラム

コロナ禍のイギリス留学体験談|大学生のオンライン留学&海外留学

コロナ禍の留学を体験した大学生、疋田真理さんの体験談をご紹介します!疋田さんは語学学校のオンライン授業を日本で10週間受けた後、2020年8月にイギリスへ渡航し、ロンドンでの留学生活をスタートしました。気になる日本でのオンライン授業の様子や渡英してからの語学学校での授業、今のイギリスの状況についても聞いてみました。

コロナ禍の今、長期留学や進学留学を考えている方には、疋田さんのように日本でオンライン授業を受けた後に現地へ留学する“ハイブリッド型留学”があります。

コロナ禍だからこそ、慎重に留学準備を
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コロナ禍での留学について、お悩みの方は多いのでは。不足した情報や不確かな情報をもとに大切な留学の決断はできませんよね。

50年の実績をもつ留学ジャーナルでは、各国大使館や公的機関、海外の教育機関などと密に連絡を取り常に正確な情報を入手しながら、50年間で培ったノウハウを生かした留学相談を無料で提供しています。

コロナ禍だからこそ、ご希望や状況にあわせて一人ひとりに最適な提案ができる留学ジャーナルにお問い合わせください。

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目次

体験者のプロフィール

名前疋田 真理さん(大学生)
留学期間2020年6月~8月(日本でオンライン留学)
2020年8月~2021年1月(イギリス・ロンドンへ留学)
滞在方法
学校アットホームで環境抜群!  >>Kings London

高校時代から関心を持っていた留学を決意。留学ジャーナルの無料相談へ

高校時代から、大学生になったら留学をしてみたいと考えていました。就職活動を見据えて、英語力を自分の強みにしたいと考えたことも理由の一つです。まずは話だけでも聞いてみようと思い、留学ジャーナルに相談してみることに。留学カウンセリングを通して、留学が自分にとって現実的に感じられるようになったので、留学を決意しました。

担当の留学カウンセラーは海外の大学への留学経験があり、海外の知識が豊富だったので、具体的な国選びから留学に対する不安までいろいろな相談をしました。留学先が決定した後も、実際の語学学校の様子をパンフレットやバーチャル映像を見せてわかりやすく説明してくれました。手続きカウンセラーは、やるべきことの指示が明確でわかりやすかったです。

初めての留学でわからないことが多い中、2人の留学カウンセラーは親身になって助けてくれ、とても頼りになる存在でした。

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突然のコロナ禍。渡航できる日に備えて日本でオンライン留学をスタート

私はもともと2020年4月に、アメリカの語学学校Kings Boston校に留学する予定でした。しかし、新型コロナウイルスの影響で予定していたボストンへの渡航はできませんでした。

留学計画が予定通りに進まず、本当に自分は留学できるのかという焦りを感じていたころ、担当カウンセラーに現地の語学学校の授業を受けられるオンライン留学を勧められました。

日本の自宅から参加でき、外国人のクラスメイトと一緒に学べるという点に魅力を感じ、Kings London校のオンライン授業を受講しながら、現地での留学へ向けて準備をすることにしました。

オンライン留学|授業では生徒の希望にも柔軟に対応してくれた

語学学校「Kings」のオンライン留学プログラムSmart Classとは

語学学校「Kings」のオンライン留学プログラム「Smart Class」は、毎週月曜日スタート、4つの時間帯で開講されています(イギリス時間の場合、9:00、12:00、15:00、17:00)。アメリカのセンターとイギリスのセンターから選択できますが、私はイギリス英語を学べて、自分の都合に合わせた17:00からのクラス(イギリス時間で9:00~)を受講しました。

疋田さんのオンライン授業スケジュール

時間授業の内容
17:15~18:45文法や会話
19:00~20:30IELTS対策

授業は先生からファイルで共有されたテキストをもとに、1週間1トピックという流れで進んでいきました。生徒からの希望や理解度によって、先生はその場で柔軟に対応してくれて、英語の4技能(読む、聞く、書く、話す)をまんべんなく学べるカリキュラムでした。

たとえば、普段使っているSNSやそのメリット、デメリットをテーマに、みんなで話し合うという授業も。国は違えど、みんなが共通認識している問題なので話し合いが盛り上がりました。

最初は自分の考えを言葉にできず、もどかしく思うことが多々ありましたが、だんだんと慣れてきました。困ったことや疑問点があれば、しっかりと伝えることの重要性も痛感しました。

海外留学前から英語の環境に身を置けるのがオンライン授業の魅力

インターネットの環境により接続が悪い時もありましたが、授業に集中できないことはありませんでした。オンライン授業は、現地での留学の準備として、日本でも英語に慣れておくことができる点がメリットだと思いました。先生が細かく発音指導をしてくれたり、ネイティブの感覚を教えてくれたりと授業の内容に関しても満足しています。

当たり前のことではありますが、同じトピックでも、先生一人ひとりの教え方がまったく違うので、先生と合う、合わないが分かれると思います。また、授業は1週間から受講できることから、クラスメイトが頻繁に変わったことも印象的でした。

ロンドンに着いてから、先生に「日本では街中に住んでいるの?オンライン授業していたとき、結構まわりの音が入っていたよ」と言われました。車の通り過ぎる音などが入ってしまっていたようで、自分では気づきませんでしたが、少しうるさかったみたいです。オンライン授業だけで終わっていたら聞けなかったことを直接、先生から聞くことができたのもハイブリッド型留学ならではの体験でした。

オンライン授業のメリット・デメリット

メリットデメリット
・現地での留学前から、英語の環境に身を置くことができる

・細かい発音指導やネイティブの感覚も教えてくれる

・世界中どこからでも受講できる
・接続が悪く、音声が聞き取りにくい時がある

・同じトピックでも教え方が異なるので、先生との相性が重要

・クラスメイトの入れ替わりが激しい
オンライン留学について詳しく知りたい方は、
「オンライン留学おすすめ校!自宅でできる新しい留学」で、詳細やおすすめの校をご紹介しています。
いま始められる留学をご検討中の方はぜひ、ご覧ください。

イギリスで対面式授業|生徒主体で進むアットホームな授業

オンライン授業を受けはじめてから1ヵ月ほど経ったころ、担当の留学カウンセラーより、7月から日本からイギリスへ渡航した際の行動制限(14日間の自己隔離)がなくなるという情報を教えてもらいました。

もともと留学を予定していたアメリカと比べてイギリスのほうが新型コロナウイルスの感染者数が抑えられていること、オンライン授業を受けるうちにイギリスに行ってみたいという気持ちが強くなったことから、留学先をイギリスに変更することを決めました。

10週間のオンライン授業を終えた後、晴れて8月にイギリスに渡航し、現在はKings London校に通っています。クラスの人数は8人以下に制限され、今はマスクを着用しながら授業を受けています。マスクをしていると、口の動きを見ることができず、声もこもりがちなので先生やクラスメイトが話していることを聞き取りにくいこともあります。

オンライン授業では質問があっても何回かタイミングを逃してしまうことがありましたが、対面式授業ではわからないことがあればすぐに質問しやすい雰囲気です。先生も、生徒たちの様子を見て、まだ十分理解できていないと感じ取ると、追加で補足説明をしてくれたり、もっと掘り下げて説明してくれます。

対面式授業では生徒たちが主体となって進んでいる実感があり、とても楽しいです。 特に、それぞれの国の文化の違いに触れる授業は、やはり盛り上がります。最近では動物の鳴き声などの擬音語に関するトピックがとてもおもしろかったです!

イギリスに来て、オンライン授業を担当してくれていた先生やクラスメイトとも再会できました!中には私がイギリスに来たことを知らない人もいたのでとても驚かれましたが、みんな喜んでくれました。

オンライン授業・対面式授業の特徴

オンライン授業対面式授業
・現地での留学前から、英語の環境に身を置くことができる

・細かい発音指導やネイティブの感覚も教えてくれる

・世界中どこからでも受講できる
・先生が生徒の理解度を感じ取り、補足説明をしてくれる

・授業が生徒主体で進んでいる実感がある

・わからないことがあればすぐに質問しやすい雰囲気


アットホームな語学学校、ロケーションも抜群 >>Kings London校

イギリス生活|感染対策のルールを守りながら楽しく過ごす

▲学校のお手洗いに掲示されている、手洗いを呼びかける張り紙。同じ張り紙が寮の洗面所にもあります。

学校では、先生たちが新しいルールについて教えてくれたり、マスクの着用などの感染対策について強く言ってくれたりしますが、ロンドン市内ではルーズな人が多いので、どこかで新型コロナウイルスに感染してしまうのではないかという多少の不安はあります。

休日は、友人とショッピングをしたり、食事へ行ったりします。今はイギリス政府からの要請※で6人以上で行動することができず、少し不便ではありますが、感染対策のルールやソーシャルディスタンスを守りながら楽しんでいます。生活全般に新型コロナウイルスの影響はありますが、規制の範囲内で十分ロンドン生活を楽しめています。

留学前は先入観で、ロンドンの食事はイマイチで日本と比べて高い、といったマイナスな印象がありましたが、乳製品やパスタなどは日本より安くておいしく、思っていたよりも食事面で苦労することはありません。

私は寮で生活していますが、ホームステイよりも自由度が高いと感じています。特に私の寮にはキッチン用品が充実しているので、休みの日には料理をすることもあります!

ロンドンでの留学生活を通して性格が前向きになり、明るくなった!

留学生活を通して、自分自身の性格が前向きになり明るくなったと感じています。日本では周りを気にして委縮してしまっているところがありましたが、イギリスに来てからは、自分の意思を持つこと、そして表現することの重要性を知りました。

コロナ禍の今は現地の人々と交流する機会が少ないので、積極的に多くの人と関わっていき、会話力やコミュニケーション力を身につけていきたいです!

疋田さんの留学まとめ

イギリスへの留学は可能(入国後、10日間の自己隔離が必要)

オンライン授業で留学前に英語に慣れておけば、現地で留学する時にスムーズに授業に参加できる

語学学校の対面での授業はわからないことがあればすぐに質問がしやすい環境。先生がクラス全体の雰囲気を見て臨機応変に対応してくれる

授業では全員、マスクを着用。先生も感染対策について強く注意してくれる

いかがでしたか?現在、外務省の出している海外安全情報の感染症危険情報で、イギリスはレベル3(渡航中止勧告)となっています。

またイギリスは、すべての渡航者に対して入国時の陰性証明書の提出を義務付けています。しかし、リスク等を理解したうえで、国によっては疋田さんのようにコロナ禍でも実現できる留学はあります。

今年予定していた留学を延期、または断念せざるを得なかった大学生、時間に余裕のない社会人のみなさん!日本でスタートできるオンライン留学やハイブリッド型留学について考えてみませんか?

※新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した渡航者は、ワクチン接種証明書の提示で、入国後の自己隔離およびPCR検査は不要になっています(2021年12月現在)。

この記事内容は、 2020年10月取材時の情報を基に記載しています。新型コロナウイルスに関する各国の留学関連情報は随時更新されていますので、最新情報についてはご確認ください。コロナ禍のイギリスの状況は >>【21年12月】コロナ禍のイギリス留学|留学実現に必要な情報まとめ

留学ジャーナルは50年の間に20万人以上の留学生を海外に送り出してきました。各国の新型コロナウイルスの感染状況や渡航制限、入国規制の把握を含めて、あなたにとって最高の留学となるよう親身にアドバイスします。一緒に今からできる準備を進めていきましょう。

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