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費用をかけても短期留学する理由|留学で得られる本当のメリットとは?

# 短期留学

# メリット・デメリット

公開 : 2019.06.20

更新 : 2020.09.23

長期留学と比べると、なんとなくハードルが低そうな短期留学。気軽に挑戦できる一方で、費用が高いイメージも。費用をかけた分、どんなメリットが得られるかを考える人もいるでしょう。

また、ただ英語を学ぶことが目的なら、短期留学にこだわらず、海外旅行や英会話教室などの手段もあります。それでもあえて留学を選ぶメリットとは何でしょう。今回は、短期留学だからこそ得られるメリット、そして短期留学の中に潜むデメリットをまとめてみました。

短期留学は海外旅行や英会話教室と何が違う?

同じ金額のお金を支払うのであれば、留学よりも海外旅行や英会話教室の方が、英語力の上達という面でも効果があるのではないかという意見もあります。

実際、短期留学と海外旅行、英会話教室に通う場合では、得られることが大きく違います。以下では、仮に2週間、留学・旅行・英会話教室に通ったと仮定した場合の3者の大まかな違いを表でまとめました。

<短期留学・海外旅行・英会話教室の比較表>

英会話教室
海外旅行
短期留学
英語力の上達
友人とのつながり
行動力UP
×
異文化理解
気軽さ
×

短期留学と海外旅行、英会話教室に共通して言えることが、英語力の向上が期待できることです。それぞれが、英語を使う環境に身を置くので、何もしない場合よりは格段に英語に慣れることができるでしょう。

一方で、短期留学・海外旅行・英会話教室には、特に以下の違いがあります。

● 新たな出会いを通して得られる視野の広がり

英語力の上達に加えて、交友関係も広げたいという人には短期留学がおすすめです。留学中は、世界各国からの留学生やホストファミリーとの出会いがあり、彼らとのつながりを通して、自分自身を視野を広げることができます。自分とは違う文化圏の人々と深く交流ができるのが留学の醍醐味。海外旅行や英会話教室ではできない経験と言えます。

● 行動力が身に付く

行動力をつけることができるのも短期留学のメリットの一つ。現地では、旅行者ではなく、そこに暮らす人の視点で、生活をします。バスの移動やスーパーマーケットでの買い物、友達づくり、授業での発言など、それぞれの行動に対して自分から動くことが求められます。

交渉したり、意見を述べたり、質問したり、能動的に動くことがとにかく多いので、自然と行動力が身につくでしょう。次に、より詳しく、短期留学で得られるメリットを解説していきます。

短期留学のメリット

(1)異文化体験ができる

単なる海外旅行や英会話教室での英語学習とは違って異文化体験ができるのがも留学のメリットです。短い期間でも、日本を出て、海外で生活することで得られることはたくさんあります。

日本なら捨ててしまいそうな古いものを大切に使い続けるホストファミリー。ワンプレートの上のシンプルな夕飯と家族の豊かな会話。かと思えば、庭の水撒きが罰金刑になりうるような厳しいお水事情など、旅行で滞在した場合のホテル住まいでは知ることができないことにふれ、あなたもきっと何かを感じるはずです。

(2)英語の勉強を続ける高いモチベーションにつながる

英語に関してはどうでしょう。例えば、カフェで注文する時に必要となる英会話一つ例に取っても、英会話教室での会話練習ではなく、留学先での実際のやり取りは緊張感や臨場感があります。

英語初心者の場合は、コーヒーを注文するだけでも言葉が通じず、悔しい思いをすることも日常茶飯事。ただ、そういう経験も、現地に留学しないと味わえないものですし、もっと英語を勉強したいというモチベーションにつながるでしょう。

また、クラスメイトとの会話でも、日本で学んだ英語を実践し、このフレーズを使うと通じるんだな、こういうリアクションで自分の気持ちを表現できるんだなど、コミュニケーションのコツを肌で感じることができます。

実際現地で覚えたり使ったりした英語は忘れにくく、脳に長く記憶されます。コミュニケーションの武器としての英語を身につけ、そしてもっとスムーズに話せるようになりたい!と、帰国後の勉強を続ける高いモチベーションに結びつくでしょう。

(3)新しい出会いに刺激を受ける

新しい環境で、新しくできた友人やホストファミリーから刺激を受けることができるのも短期留学のメリットです。

語学学校には、国籍も年齢も文化も全く違う留学生が英語を学びに来ています。お互いの文化の違いや、留学の理由、将来の夢などを共有する中で、彼らから刺激をもらったり、自分を見つめ直すきっかけができるでしょう。

彼らとは、帰国後もSNSなどを通じて繋がることができます。短い間でも、さまざなな出会いを通して、改めて外の国から見た日本の姿だったり、海外の文化や考え方に触れた上で、今後自分がしたいことなど、気づきをたくさん得ることができます。

短期留学のデメリット

では、短期留学のデメリットは何なのでしょう。

(1)費用がかかる

現在、ひと月6,000円台から始められる英会話サービスがある中で、短期留学する場合は、1週間の留学でも渡航費や滞在費がかかるので、数十万円の費用が必要となります。

一方で、先ほどお伝えしたように、留学と英会話サービスでは得られるメリットが大きく違いますので、短期留学に少しでも挑戦してみたいという気持ちがある場合は、行動に移してみることをオススメします。

(2)留学しただけでは飛躍的な英語の上達は期待できない

1~2週間くらいの留学の場合は、現地での生活に慣れ、ようやく英語での会話も耳に馴染んできたかも...という頃に帰国しなければならないのが短期留学の残念なところだと言えます。

留学中、24時間英語漬けの日々を送ったとしても1週間の留学で「TOEIC300点アップ」といった目に見えるレベルアップは難しいのが現実です。そのため、留学を通して英語力を上げたいと思っている人は、留学中に全てを委ねるのではなく、留学前の準備がとても肝心。これについては、次の章で解説していきますね。

短期留学を意味のある留学にするには

短期留学を意味のある留学にするために大切なことの一つは事前の準備。期間が短いがために、帰国後に「ただ行っただけだった...」と落胆しないためにも事前の準備は万端にしておきたいものです。

(1)ネタ帳を作成する

自分から話しかけるのが苦手な人は、英語ならなおさら口数が少なくなってしまいがち。自分改革!と言ってもそう簡単にはねぇ...という人には、いろいろな話のネタを書き連ねるネタ帳の作成をお勧めします。

お気に入りのノートを買って、名前(漢字の意味)に始まって趣味、スポーツ、好きなミュージシャン、オンラインゲームなど英語で書き留めておいて、暇な時にパラパラ見ていると、ふとした時に口から滑り出てくるものです。

書いているうちに「そもそも私はどうして留学しようと思ったのかな」「そもそも私はどういうことでこれに興味を持ったんだっけ」などと、自分を見つめ直す良い機会にもなるかもしれません。ホームステイ先や学校での自己紹介、はたまた旅先での出会いにも大いに役立つはずです。

(2)留学先でやりたいことをリストアップ

それから留学先についてリサーチしてみて、興味がわいたものをリストアップしてみるのもいいですね。カナダなら「オーロラが見たい」、イギリスなら「サッカーのプレミアリーグが観たい」、オーストラリアなら「ダイビングでナポレオンフィッシュに遭遇したい」など。

短期間だと実現が難しいものがあるかもしれないけれど、実現した人の話を聞けるかもしれません。それは間違いなく次へのステップに繋がることでしょう。

(3)日本について聞かれた時の準備をする

どこにいっても日本人はいるので忘れてしまいがちですが、留学先ではあなたが日本代表として見られています。小さい島国なのに先進国である日本は、質問攻めにあうこともしばしば。自分の国のことなのに何にも答えられないということにならないためにも海外に行く前に日本の歴史や文化、政治に関してまとめてみるのもおもしろいかもしれません。

自分のことを自己紹介で話すことは苦手・・・という人は、日本のおもしろニュースを自己紹介代わりに話すのもありではないでしょうか。日本に関する質問で「I don't know」を繰り返す日本人のクラスメイトの中で異彩を放つこと間違いありません。

(4)帰国後になっていたい自分を思い描いておく

それから、短期間だからこそ帰国後の自分を想像しておくのも大切です。1週間じゃ何も変わらないよ?いえいえ、それはあなたの留学前の準備次第。帰国後、自分はどうなっていたいかがカギなのです。

例えば「街中で外国人から声をかけられても挙動不審にならない」「テレビの英会話講座を楽に見られるようになりたい」「SNSで10人の外国人と繋がっている」などなど。目標をいくつかリストアップしておくと、帰国後にノートを見たときに自分の成長を確実に見て取ることができますよ。

短期留学の経験は就職活動に活きる?

短期留学で英語力の飛躍的な向上もできないのであれば、留学しても就職活動に活かせるはずがないという意見もよく聞きます。でも、実際、短期留学を経験した人の中で、就職活動で留学経験をPRして内定に繋がったというケースもあります。

現在、企業が新社会人に求めるスキルは、英語力だけではありません。人事担当者は「仕事をやり抜く力」も重要と考えています。具体的には、主体的な行動力や、初めてのことにも積極的に取り組むチャレンジ精神、自分が掲げた目標を達成する力などのことを指し、これらを身に付けるために、留学もまたとない機会ということが言えます。

より詳細に、短期留学を就職活動に活かす方法については、以下の記事をチェックしてみてくださいね。
短期留学を本気で就活に活かす6つの方法|留学前・留学中・留学後にやるべきことは?

まとめ

短期留学は、英語力の上達だけでなく、現地で実際生活をしてみたい、新たな出会いや異文化に触れながら視野を広げたいと思っている人におすすめです。

一方で留学するには、どうしても費用がかかるので、大きな決断が必要だと思います。予算はどれくらいあれば良いのか、準備はどれくらい前から始めれば良いのか、まだまだ解消したい不安や疑問もあると思います。

留学ジャーナルでは、留学についてゼロから知りたいという人のために、無料の留学カウンセリングサービスを提供しています。カウンセリングでは、今の英語力、興味のある国、予算など希望を聞きながら、あなたにどんな留学が向いているか提案させていただきます。まだ留学するか決めていなくても相談が受けられますので、まずは気軽に利用してみてくださいね。

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