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【徹底解説】ニュージーランド語学留学|メリット・デメリットからおすすめ語学学校、ビザの種類まで

# ニュージーランド

# 語学留学

# メリット・デメリット

公開 : 2020.01.29

更新 : 2022.08.22

ニュージーランドは、英語圏でも人気の語学留学先です。ニュージーランドに留学した人たちはどんなところにメリットを感じて留学を決意したのでしょうか。メリット、デメリットを把握して、自分にあった最高のニュージーランド留学を実現しましょう。

ニュージーランド語学留学8つのメリット

◎メリット1:治安が良い(世界平和度指数では、日本よりも上位)

ニュージーランドは「治安の良い国ランキング」の類では、必ずベスト5には入っている安全な国として認知されています。治安の良さの指標ともなる「世界平和度指数」では、日本やヨーロッパ勢を押しのけて2位にランクイン(2022年度)。

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治安の良さは、現地で生活する留学生にとっても日本で応援してくれる家族にとっても大きな安心材料になりますね。ただし治安が良いといっても、ひったくりや置き引きといった軽犯罪は頻繁に起きています。危険だといわれている所には近寄らない、夜一人で出歩かない、バッグなど自分の荷物から目を離さないといった基本的なことは徹底するように心がけましょう。

◎メリット2:四季があり日本と似た気候で過ごしやすい

ニュージーランドは日本と同じように四季があります。南半球にあるニュージーランドは、日本と季節が正反対。春(9~11月)には花が咲き誇り、夏(12~2月)には陽光が降り注ぎ、秋(3~5月)になると人々は木々の紅葉を愛で、冬(6~8月)には雪に覆われた山々でウィンタースポーツを楽しむ...季節折々の変化に富んだ姿がみられます。

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もっとも人気のあるシーズンは夏。日本が真冬の寒い時期に、気候の良いニュージーランドに留学する人も多いです。ニュージーランドの夏のいいところは、日本の夏とは違い湿気が少なくカラッとしていて、日中でも平均気温が20~25度程度なのでとても過ごしやすい点です。ただし、外は日本の7倍といわれる紫外線が降り注いでいるので油断は禁物です。

◎メリット3:高い教育水準を誇り、留学生を守る法律がある

ニュージーランドは世界的に高い教育水準を誇る国です。国内に8つある大学は全て国立、ポリテクニックと呼ばれる高等教育機関も充実しています。

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ニュージーランド教育省が設けている「留学生の生活保障に関する服務規程」は留学生を守ってくれる規約です。語学学校などの各教育機関は、この規定の順守と義務の履行に合意しなければ存続できなくなります。留学生に対するサポートが国単位で行われているので、安心して勉強に打ち込むことができるのです。

◎メリット4:多民族国家でおおらかな国民性

もともとイギリスの植民地だったこともあり、ヨーロッパからの移民が多い国です。90年代に政府が打ち出した移民政策によってアジア人の移民が急増し、人口の4分の1が移民で成り立つに至りました。

ヨーロッパ系、マオリ系、アジア系、ポリネシア系の移民達が地域によって大小比率を変えて共存しています。そのため学校のクラスメイトの国籍がバラバラなのはとても自然なことで、結果、外国人に対する差別や偏見が少ないといわれています。

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留学生にとってこうした多民族国家は、現地の生活に溶け込みやすい「優しい」環境です。加えてニュージーランド人の明るいおおらかな性格で、留学生はホッと安心させられるようです。

日本の約4分の3の大きさの国土に、人口わずか470万人という、ニュージーランドにはそうしたおおらかな性格が育まれる土壌があるのかもしれません。

◎メリット5:大自然を満喫できる

ニュージーランドは、日本より小さい国土ながら活火山と氷河をもつ自然大国です。温帯雨林もあれば、氷河やフィヨルドもあります。雄大な自然が身近にあるので、土日や学校のホリデー期間を利用して気軽に観光したりアクティビティに参加したりできるのは、留学中の良いリラックスになるでしょう。

たとえば、アクティビティの宝庫といわれるクィーンズタウンでは、発祥の地でバンジージャンプにトライするもよし、クィーンズタウンを拠点に南アルプスやフィヨルドなどの世界遺産に足を運ぶのもよし、楽しみ方は千差万別です。

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冬になると山岳地方では、スキーやスノーボードのウィンタースポーツを堪能できます。北島では1、2月にはマリンスポーツがたけなわに。オークランドは「帆の街」と呼ばれるほどヨットが多い街。ラグビーと並んでニュージーランドの国技なので、水面に揺らぐ多くのヨットの様は圧巻です。

地熱活動が活発なロトルアに行って温泉に入るのもいいでしょう。

大自然から無限のパワーをもらって、「よし、また頑張ろう!」と留学生活に活が入るに違いありません。

こちらの記事も ニュージーランドに留学するなら訪れたいおすすめ観光スポット

◎メリット6:学生ビザで就労ができる

ワーキングホリデービザで渡航するともちろんアルバイトができますが、学生ビザでの滞在でも、条件を満たせば現地で週20時間まで就労が認められています。留学中のお小遣い程度でも稼ぐことができるのは嬉しいですよね。

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アルバイト先が日本食レストランなら、日本食のまかないに有りつけたり、日本人に有益な情報を得られるなどメリットもあります。一方で、働く環境によっては日本語漬けになるデメリットも潜んでいます。勉強に支障がないように自分で判断して行動しましょう。

◎メリット7:時差が少ない

ニュージーランドは、日本との時差が少ない英語圏の留学先です。日本との時差はわずか3時間。ニュージーランドが夏に入る9月~翌4月まではサマータイムが導入されているので、時差は4時間です。

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ニュージーランドの方が進んでいて、日本が午前7時の時、ニュージーランドは午前10時です。「おはよう」と言って「おはよう」と返ってくると、あまり距離感を感じることなく過ごせそうですね。ニュージーランドは昔から高校留学も人気ですが、時差が少ないという事も選ばれる理由の一つかもしれません。

◎メリット8:費用が安い

英語圏に語学留学を考える際、費用面も気になるところですよね。英語圏の留学先として人気のイギリスやアメリカと比較すると、ニュージーランドの物価のほうが安いので、留学費用の大部分を占める学費・滞在費が安くなります。

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以下の表は、ニュージーランド留学に必要な留学総費用の目安です。学費は、レッスン数や学校によって異なりますので、参考までにご覧ください。

期間
費用
1週間
約8~10万円
1ヵ月間
約20~30万円
3ヵ月間
約52~82万円
6ヵ月間
約101~159万円
1年間
約198~315万円

【費用に含まれるもの】授業料、滞在費、食費

費用についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。【総まとめ】ニュージーランド留学の費用|内訳・節約術を徹底解説

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ニュージーランド語学留学のデメリット4つ

次にデメリットもみていきましょう。どんな点が懸念事項なのでしょうか。デメリットがあっても、自分が克服できる方法を見つけられたらニュージーランド留学がさらに近づきますね。

▲デメリット1:気候の変化が激しい

「1日の中に四季がある」といった表現でニュージーランドの気候を表すことがあります。朝晩の気温差が大きく、晴れていても急に雨が降ることも。天気や気温の急変にも対応できるような服装で過ごすのがお勧め。

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ニュージーランドの人は少々の雨では傘はさしません。その代わりに濡れてもいいようなビニール生地のウィンドブレーカーを着用している人をみかけます。

▲デメリット2:日本人が多い

日本人が多いのは、メリットが多いからだということを理解しておきましょう。

ニュージーランドは、日本人にとってはメリットが多く、語学留学に選ばれやすい国です。ワーキングホリデーにも人気のある国で、仕事のありそうな都市部には特に日本人が集中します。

日本人は情報に敏感です。質が良く授業料も良心的で...といった学校には当然日本人が集まってくるものです。

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「設備が整っていて授業の質も良いのだが日本人が多い」という学校でも、最初のクラス分けテストの結果、上のレベルに入ることができたら日本人は2人だった...ということはよくあります。逆に「ここは日本人が少ないですよ」という学校でも、レベルが中級の下くらいだと日本人ばかりだった...という話もよく聞きます。

せっかくニュージーランドに来たのだから、日本人とは疎遠でいたいという人がたまにいますが、留学生活を終えて振り返ると、いざという時に親身になって相談に乗ってくれたり、一生の友達になっていたのは日本人だったりするものです。日本人同士でも英語で話す、日本人以外の友達も誘うなど、ルールを作って上手に付き合っていくよう心がけましょう。

▲デメリット3:シャワーの時間が制限される

ニュージーランドの一般家庭にはタンクが配備されてあり、そこに水を貯めて電気で加熱して家庭でのお湯を使います。使用できるのはそのタンク分なので、日本のように蛇口をひねると永遠にシャワー口からお湯が出てくる訳ではありません。そのため、シャワーの利用時間はひとり5~10分程度が一般的です。

バスタブがない家も多いので(あってもお湯を張ることはありません)、お風呂がどうしようもなく恋しくなったら、思い切って温泉のあるロトルアに観光を兼ねて行ってみるのも良いかもしれません。

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▲デメリット4:英語が独特

イギリス英語にルーツを持つため、ニュージーランドの英語はイギリス英語に近いといわれています。イギリスの雰囲気を色濃く残すクライストチャーチの語学学校には、「イギリスよりもクィーンズイングリッシュを学べる」と自負する先生もいるくらいです。

私たちが普段教科書などで学ぶ英語は、主にアメリカ英語。そのため、最初はスペルや発音、言い回しなど、慣れないと感じる日本人もいるようですが、その違いも楽しんでみましょう。

ちなみに、先住民族のマオリ族が話す言葉、マオリ語も公用語です。ニュージーランドは、マオリの文化も大事にしている国。ニュージーランド各地には、マオリ語由来の地名が多くあります。

ニュージーランド語学留学に必要なビザ

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ニュージーランド語学留学に必要なビザの種類

ビザの種類
概要
観光ビザ
滞在期間が3ヵ月以内の場合は、申請不要。
学生ビザ
ニュージーランドの教育機関に3ヵ月以上、フルタイム(週20時間以上)のコースに留学する場合必要
ワーホリビザ
最長1年間ニュージーランドで観光・就労するためのビザ。発給数の制限はなく、条件を満たしていれば取得できる。

ビザに関する注意点

短期留学の場合、3ヵ月以内の短期滞在も電子渡航認証システム(NZeTA)と、国際観光税(IVL)が必要です。留学を手配する際に、合わせて依頼しておくと良いでしょう。

長期留学の場合、学生ビザでの就労(アルバイト)に関しては週20時間までと制限が設けられています。

ワーキングホリデーで渡航する場合は、語学学校等で就学できる期間は6ヵ月以内と決められています。就労に関しては、制限はありません。ニュージーランド・ワーキングホリデーに関しては、こちらの記事も参考にしてみてください。>>ニュージーランド・ワーキングホリデー完全ガイド

ニュージーランド語学留学におすすめの語学学校

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オークランド

The University of Auckland, English Language Academy(オークランド大学付属集中英語コース)

1883年に創立されたオークランド大学は、学生数38,000名のニュージーランド最大規模の大学。リサーチに強く、国際的評価も高い、名門大学。付属集中英語コースは、オークランド大学への進学希望者はもちろん、一般英語を学ぶ学生も多く、4週間などの短期留学も可能。

クライストチャーチ

Ara Institute of Canterbury(クライストチャーチ工科大学)

長年CPITとして知られ、100年以上にわたって技術指導、教育を行ってきた学校。数多く専門コースを提供するポリテクニックとの合併を機に、2016年3月、Ara Institute of Canterburyに名称変更されました。国内のみならず、世界中から集まった多くの留学生も学んでいます。日本語学部があり、日本語を学ぶニュージーランド人学生や親日家も多く、留学生との交流も盛ん。

CCEL Christchurch(CCEL クライストチャーチ校)

カンタベリー大学の構内にある私立語学学校。図書館など、大学の設備を利用することが可能です。ベテランの教師も多く在籍しており、授業の質の高さには定評があります。カンタベリー大学の学生との交流にも力を入れていて、キャンパスライフを楽しむことができます。

ニュージーランド語学留学を成功させるには

ゆっくりと時間が流れるニュージーランドで、長い人生のほんの一時を過ごしてみる決意は強まりましたか?その一時を勉学に費やすのもいいですし、日本では体験できない大自然を満喫しつつストレスフリーに勉強するのもよいですね。留学のスタイルはあなた次第。まずはどういう留学をしたいか自由に思い描いてみましょう。

留学プランは十人十色。留学ジャーナルは創業以来約50年に渡り、留学生のサポートを続けている老舗の留学エージェントです。あなたならではの留学プランをじっくりと、かつ確実に導いていきます。一緒に癒しの国、ニュージーランドへの留学を実現させましょう。

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