留学を検討する際にやっぱり気になるのが費用のこと。「マルタ留学って他の英語圏の国に比べて高い?安い?」「マルタ留学のコストを上手に節約する方法ってあるの?」そんな疑問にお答えしていきます!
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マルタ留学がおすすめの理由
最近、マルタ留学をする人が増えている理由はいろいろありすぎて、一言では説明しきれません。ここでは特におすすめの理由をご紹介します。
世界各国の人たちと交流できる
マルタに留学する人はヨーロッパやロシアからの留学生が多め。そのほかアジアや南米など、世界各国のさまざまな地域からの留学生が集まるので、国際色豊かな環境に身を置くことができます。また、観光地として知られるマルタには観光客が大勢いるので、多様性を肌で感じることができるはず。
“留学先にマルタ共和国を選んだのは、日本人が少ないイメージがあり、留学をするなら英語を話さなければならない環境を作りたいと思ったからです”(大学生・2週間) >> 体験談の続きをみる |
格安でヨーロッパ各地に旅行できる
たとえばマルタからローマへは飛行機で1時間半、パリへは3時間、ロンドンへは3時間半ほどです。そのため、マルタ留学中は週末を利用して気軽にヨーロッパ各地を巡ることができます。
“ヨーロッパ圏を訪れるのが初めてで、ずっと訪れたかったウィーンに遊びに行けるというメリットもありました”(社会人・3ヵ月間) >> 体験談の続きをみる |
おいしいマルタ料理が楽しめる
地理的に近いイタリアや歴史的に関わりの深いイギリス、フランスやスペインなどの近隣諸国や地中海地方、そして中東の影響を色濃く受けたマルタには、日本人の口にも合う、旨みたっぷりの料理がいっぱい!おいしくて安いアルコール類もそろっているため、グルメな人の留学先としてマルタはイチオシです。
マルタ留学については、こちらの記事もチェックしてみてください。
>>【マルタ留学徹底解説】特徴とメリット・デメリット
【期間別】マルタ留学の費用の目安
では、ここからはマルタ留学にかかる費用について見ていきましょう。以下は留学期間ごとに見たマルタ語学留学の費用の目安です。
マルタ留学にかかる費用は、他の英語圏の国に比べてリーズナブルであることは大きな魅力のひとつです。
期間 | 費用 |
1ヵ月間 | 31万~44万円 |
3ヵ月間 | 82万~106万円 |
6ヵ月間 | 159万~205万円 |
1年間 | 313万~408万円 |
※2024年留学ジャーナル調べ。上記の金額には、授業料、滞在費、食費が含めています。別途、海外留学保険料、航空券、小遣いなどが必要となります。
全体の費用は、どういう学校に通うのか、どういう滞在方法にするのかなど、条件によっても変わってきます。また、マルタに限ったことではありませんが、留学が長期になるにつれ、1ヵ月あたりのコストは基本的に低くなります。
また、後ほどご紹介する節約ポイントを参考に、上手にプランニングすれば、マルタ留学の費用を抑えることができますよ。
マルタ留学、何にどのくらいかかるの?
次に、具体的にかかる費用の内訳を見ていきましょう。
航空券代
航空券代はおおよそ12万円前後からと見ておきましょう。日本からマルタへは直行便が出ていないため、中東やヨーロッパでの乗り継ぎが必要です。経由地や乗継回数によりフライト時間が大きく変わってきて、フライト時間がかかるルートほど、それに比例して航空券が安くなってきます。
所要時間が16~17時間と比較的短く済むのはドイツやフランスといったヨーロッパ経由便。一方、ドバイなどの中東で乗り継ぐ方が安くなることが多いので、いくつかの航空会社の料金を調べてみましょう。
一般的に、予約が早いほど、低価格な座席を予約できる場合が多いです。また、夏などの繁忙期を避け、冬などの安い時期に渡航ことで渡航費の節約になります。
語学学校の授業料
期間 | 費用 |
1週間 | 8万~12万円 |
4週間 | 31万~44万円 |
※1EUR=150.9円で算出。
マルタの語学学校の授業料は比較的リーズナブル。ただし、どの学校を選ぶか、どのコースを受けるかで金額は大きく変わってきます。学校の施設やロケーション、評判といったさまざまな要素を比較して、コスパの高いところに決めるのがおすすめです。
「安いから」という理由だけで決めると、通学が不便な場所にあったり留学生からの評判がイマイチだったりする恐れもあるので要注意!
また、在籍期間が長くなればなるほど割引率が高くなる、長期留学生向けの割引料金を設定している学校もあります。
言うまでもなく、語学学校の教育の質によって留学の満足度や英語力の伸び方は大きく変わりますので、ここはじっくり検討して決めましょう。
滞在費
マルタでは、ホームステイまたは寮での滞在が主流。「学校スタッフ以外にも頼れる人がいると何かと安心」という海外初心者や、「現地の人とたくさん話したい」という人にはホームステイがおすすめです。
一方、社会人で、「海外はある程度慣れている」「自分で好きなものを選んで食べたい」「自由に過ごしたい」という場合は、寮滞在を選ぶ傾向にあります。
費用は、ホームステイ(朝夕2食付き)または寮(食事なし)の場合、1週間で2万4,000円~3万8,000円程度からとなります。
ビザの費用
日本国籍の場合、90日以内の留学ならビザは不要です。なお、この90日間というのはシェンゲン協定の加盟国内にビザなしで滞在できる日数です。
たとえば同じシェンゲン協定加盟国のドイツやフランスを経由してマルタに入国する場合、ドイツやフランスに入国した日からシェンゲン協定の加盟国内を離れる日までが90日以内としてカウントされるので注意しましょう。
90日以上滞在する場合は、マルタ入国後に現地の移民局で学生ビザを申請する必要があります。申請費用はEUR66です。申請費用および申請に必要な書類は予告なく変更になる可能性があります。必ず申請時に確認するようにしましょう。
<申請に必要な書類> ※2019年11月時点
- パスポートの全ページのコピーおよび原本
- 証明写真2枚(パスポートサイズ)
- 海外留学保険証書(英文)
- 往復航空券(e-Ticketのコピー)
- 本人名義の残高証明書(英文)
- スクールレター
- クレジットカードのコピー
- ATM利用明細
- 滞在先確認書
- ビザ申請書
なお、ビザ取得に関しては通常、語学学校がアドバイスをしてくれます。ビザが下りるまで3~4週間前後かかることが多いので、何らかの事情で遅延した時に備えて、到着後、早めにビザを申請すると良いでしょう。また、ビザの申請中はマルタを出国できないため、この時期に国外への旅行の予定を組まないように注意しましょう。
海外留学保険の費用
短期・長期を問わず、海外留学保険には必ず加入していきましょう。日本とは気候の異なるマルタでは体調を崩しやすく、入院やケガの治療となると、自費でカバーするのが厳しい金額になるからです。
海外留学保険は、プランによっては個人賠償責任や航空機遅延の費用、歯科治療費用などをカバーしているほか、緊急一時帰国費用もオプションでつけることもできます。保険で補償される内容をよく確認したうえで契約しましょう。保険料の目安は、1週間のマルタ留学で1万1,000円前後、1ヵ月で3万2,000円前後です。
交通費
マルタ留学中の国内移動は、基本的にバスを使います。路線バスの運賃は2時間EUR1.50(6月中旬~10月中旬はEUR2、金曜日・土曜日の深夜のみの深夜バスはEUR3)です。7日間乗り放題のパス「Explore7days」(EUR21)や12回乗車できるパス「12 Single Journeys」(EUR15)などお得なパスもあるので有効活用しましょう。
食費、交際費
全般的に物価の安いマルタですが、カフェやレストラン、バーなどでの外食費は日本と同程度です。カジュアルなレストランのメインディッシュはEUR10(約1,400円)ですが、飲み物代などと合わせて2,000円程度支払う場合が多くなります。
一方、スーパーなどで手に入るパンやパスタ、野菜、果物などの食材は非常に安価なものが多いため、自炊と外食のバランスを上手に取って楽しみましょう。
マルタ留学で費用を節約するには
比較的リーズナブルな留学先として人気のマルタですが、さらに賢く節約する方法もあります。
留学時期で節約する
まず、留学するシーズンをずらすだけでも、留学費用を節約できる可能性大。マルタのベストシーズンは夏季であるため、オフシーズンにあたる冬季には、語学学校がキャンペーンとして入学金を無料にしたり、授業料を割引することがよくあります。日本からマルタへの航空券代も、夏季には高く、冬季には安くなる傾向があります。
留学時期をフレキシブルに決められる方はぜひご検討を。
食費で節約する
前述の通り、マルタの外食費はさほど安いものではありません。留学費用を節約したいなら、外食は友達との楽しい会食やマルタ料理を楽しむときくらいにして、とにかく自炊に努めることがポイントです。
幸いにも食材は安く買えるマルタ。自炊にすれば、1日3食を1,000円以内に収めることも十分可能です。「料理に自信がない」という人も、朝食はシリアルやトースト、昼食はハムやチーズ、野菜を挟んだ手作りサンドイッチと果物、夕食は焼いたお肉とゆで野菜、といった簡単なメニューに挑戦してみましょう。
また、クラスメイトと食事をする際にも、各自が料理を1品ずつ持ち寄るポットラックパーティ(Potluck Party)にすれば、ぐんとコストが下がるのでおすすめです!
生活費で工夫する
家族や友人との連絡、調べものに利用するなど、スマートフォンはいまや日常生活に欠かせない必携アイテムです。マルタ留学中にスマートフォンを使う場合、1週間などの短期留学なら、日本の携帯電話を持参して、各社の国際ローミングサービスを利用するのが一般的。それ以上の長期間の場合、SIMフリーのスマホを持っていってマルタでSIMカードを入手して利用すればぐんとお得になります。
語学学校では、無料でSIMカードを配布していることもあるので、事前にメールなどで問い合わせるか到着後に学校スタッフに尋ねてみましょう。
使用料はデータ量などのプラン内容によって変わってきますが、月々の使用料は1,000円前後からと非常に安くインターネット通信が利用できます。
交通費で工夫する
通学にはバスを利用する人が大半です。前述の乗り放題パスの他、バレッタへのフェリー2回分の運賃などが含まれた観光客用の「ExplorePlusMeep」(EUR39)といったオプションもあるので、用途に応じて自分に合うものを購入しましょう。
また、マルタ留学中には、ロケ―ションの良さを活かして気軽にヨーロッパ旅行が楽しめます。ヨーロッパ各都市へは格安航空会社が運航しているので、時期によっては片道5,000円程度の格安運賃で旅行できる場合もあります。
アルバイトで節約する
マルタでは、90日以上の長期留学で学生ビザを取得している留学生は、留学中にアルバイトをすることができます。学生ビザを取得後、就労許可の申請を行えば、マルタに到着後、13週目から週20時間以内の就労が可能になります。
就労先の協力も必要になるため、就労許可の申請は簡単なことではありませんが、アルバイトをすることで生活費を多少なりともカバーできるだけでなく、海外で働くという貴重な経験を得ることができるので、一石二鳥です。長期留学を考えているなら挑戦してみては?
留学エージェントを利用する
お金のみならず、時間を節約するために、日本での準備段階から、留学を専門に扱う会社(留学エージェント)を利用するのも一つの方法です。留学出発までのスケジュール立てから相談しながら準備を進めることで、余計な労力を使わずに事前の英語の勉強に集中でき、留学費用をねん出するためのアルバイトや仕事に専念することができます。
ヨーロッパでは費用の安いマルタ留学。実現するならプロに相談を
憧れのヨーロッパでありながら、比較的リーズナブルな留学コストが魅力のマルタ。これまでご紹介した節約ポイントを活用して、マルタ留学の夢をお得に実現しましょう。
マルタ留学でおすすめの語学学校やその他のご相談は、お気軽に留学ジャーナルカウンセリングセンターまでご連絡ください。
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