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25卒の就活に活かせる!「自己分析」と「企業研究」を同時に深める方法

# 大学生

# 就職活動

公開 : 2024.05.21

更新 : 2024.05.22

新年度を迎え、大学4年生・短大2年生・大学院2年生の方は、本格的に就職活動をされていると思います。留学ジャーナルでも休学留学や卒業後の留学から帰国された方からのご相談が増えています。

今回は就活序盤の動き方として有効な「自己分析」と「企業研究」を並行して行う方法について、留学ジャーナルのキャリアサポートサービスを担当するキャリアカウンセラーが解説していきます。

「動き始めたけれどこれで良いのか」と迷っている方だけでなく、留学前に何となく企業や仕事について調べておきたい方、学生以外の方にも参考にしていただけます。

「自己分析」と「企業研究」が大切な理由

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まず前提として、就職活動(就活)は、高校や大学入試などの受験とは異なり、テストの点数で決まるものではありません。

進め方にも正解があるわけではなく、同業や同じ職種でもフィットすると感じるかは人それぞれで、最終的に入社できるのも1社です。「この人と一緒に働きたいか」を選ぶプロセスは恋愛に近いかもしれません。

だからこそお互いを知るために、「自己分析」と「企業研究」が大切なのです。

「自己分析」

「自己分析」とは、経験(過去から現在)を振り返り、「興味関心」「強みや課題」「価値観/軸」などに気づき、未来につなげることです。

自己分析の方法は色々ありますが、代表的なものを挙げます。

●「モチベーショングラフ」で振り返ってみる
●「他己紹介」に協力してもらう
●「適職診断(ナビサイトなどで無料であります)」を受けて参考にする...など

「企業研究」

「企業(業界・仕事)研究」とは、以下に例を挙げたインターンシップや説明会への参加などを通して、志望する企業について知ることです。

  • インターンシップ(1day含む)
  • 説明会(オンラインや合同説明会、個別説明会)
  • OB・OG訪問(学校のキャリアセンターの活用)
  • Webや雑誌の業界研究(同業比較)...など

では、さっそくその方法を説明していきます。

【STEP.1】「言葉」と「気持ち」をマッチさせる

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惹かれる「言葉」を書き出そう

まずは自己分析をやってみて気づいた「好きなこと」「ずっと続けていること」「やりがいを感じること」を書き出します。次にそのキーワードを求人サイト(マイナビ、リクナビ他)でフリーワード検索して、表示された企業の採用ページ、社員紹介ページなどを調べて、気になった言葉や感想などをどんどん書き出していきましょう。

キーワードを拾ったり、箇条書きすればOKですが、そこから更に「なぜ?」→「なぜ?」と、深掘りしていくと良いでしょう。惹かれる「言葉」に意識を向けて書き出す作業をしていくことは、エントリーシート(ES)作成や面接で、言語化していく時にも役立ちます。

また、書き出し方として、◎▲☆□などの記号も活用すると後から見やすく、考えを整理しやすくなります。

<良かった点>

◎興味を持てた点(仕事や業界だけでなく、企業の理念やビジョン、研修制度、社員の印象、社風など)
◎もっと聞きたいこと、調べてみようと思うこと(優先事項、自分の価値観など)
◎仕事や業界への興味関心度(同業他社にも興味が持てるか?)
◎同業のA社とB社でより惹かれるのはどちらか?(それはなぜか?)

<思っていたのと違った点>

▲興味が持てなかった点(どこに?、どんな点が?)
▲避けたいこと(除外するポイントの「軸」を明確にしていく)

<気づいたこと>

☆面白い評価制度や社内制度があった。他社を調べる時にもチェックしてみよう!
☆メインの事業以外にも新しい領域のビジネスをやっている
☆留学先で見かけた商品を他の国でも展開する計画があると知った

<次のアクションやToDo>

□(興味をもった企業や同業に)OB・OGがいないかキャリアセンターに相談してみる
□説明会で質問できたら何年目で海外出張や配属のチャンスがあるかキャリアパスについて質問する

記号の使い方に決まりはないのでやり易い方法で工夫してみましょう。また、どんどん書き出していくことで、「言葉、表現」の手数(言語化の材料)を増やしていきましょう。

【STEP.2】「企業研究シート(ver.1)」を作成しよう

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企業研究シートとは?

企業研究のためのシート(ノート)のこと。あらかじめチェック項目を共通で設定してしておくことで「比較」しやすくなり、活動を続ける中で「選ぶ・絞る」判断の軸が見えてきます。 「企業研究」「シート」などで検索するとダウンロードできるものもありますがExcelなどでマトリックス表を作成できます。

最初はシンプルに次の4項目くらいを表にして、自分の言葉で書き出してみましょう。
「(1)誰(顧客)に」「(2)何(サービス、商品、どんな価値)を」「(3)競合(ライバル会社)」「(4)気づき、アクション(備考欄的なスペース)」

また、シートでチェックする手前で企業について調べ始める時には、「企業(会社)概要」のページから見ていくのがおススメです。企業名、設立年月日、資本金、売上、従業員数、住所(海外拠点など)、事業概要、沿革など、企業にとっての「履歴書」的なページです。

大量の情報の中から、重要なポイントを効果的に調べていくために、まずは「おおまかな相手の輪郭」をイメージした上で調べていくと理解しやすくなります。それが企業概要のページです。

「企業研究シート(ver.1)」作成の目的

就活初期段階の「企業研究シートver.1」の目的は企業の調べ方や理解することに「慣れる」ことです。Webセミナーなども活用して「1日〇社参加目標!」などと数を決めてこなしていき、企業を知る経験値アップを目指していきます。

セミナー参加後には、「志望度の順位(またはスコア)」などを数値化するのも良いです。惹かれる企業の「共通点」を探す=「自己理解」が深まります。気づきや言葉は、必ず書きためておきましょう。

「企業研究シート(ver.1)」の作成例

マトリックス表の縦軸・横軸やレイアウトは、使いやすい方法で工夫してみてください。ノートでも構いませんが、項目を決めてシートを作り、A4でコピーして使うと複数こなしていくのにやりやすいです。

何を、誰に売っている(利益を獲得している)会社なのか?商品名やサービス概要だけでなく、それを通じてどんな価値を、どのように提供しているのかを、自分の言葉で書き出してみましょう。また、「(2)誰に」には、「仕入れ先」や「協力先(メーカーや商社など)」も記入しましょう。

企業概要を把握した上で「企業研究シート(ver.1)」の項目を埋めていくと、その会社の「人となり」が見えてきます。誰とどんな風にどんな価値観でどんな強みを活かして生きているのか、どんな工夫をして将来どうなりたいと考えているのかなどがわかってくるはずです。

「企業概要」が履歴書なら、「企業研究シート」は面接官が手元で確認する、履歴書以外の「チェックリスト(面接で聞く質問)」のようなイメージです。皆さんにも企業(相手)を深く知り選ぶ権利があるのです。

【STEP.3】「企業研究シート(ver.2)」を作成しよう

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「企業研究シート(ver.2)」作成の目的

ver.1で企業を知る経験値がアップし、初期より興味のある業界や企業も絞られてくると思います。「企業研究シート(ver.2)」の目的は 確認したい点を聞き逃さず理解を深めることです。自分なりのチェック項目(価値観、選択の軸)を追加して企業研究シートをバージョンアップしましょう。

「企業研究シート(ver.2)」の作成方法

ver.1を使って企業研究を進める中で、チェックのポイントにも少し慣れてくるでしょう。調べながら気になった項目をver.2のシートに追加していきます。例えば「給与」「休暇制度」「海外拠点の有無」「海外赴任などのキャリアパス」「女性の働きやすさ」「育児や産休後の復職率」など。項目が増えてきたら「勤務条件」「福利厚生」など「項目(カテゴリー)」を分けてチェックしましょう。「企業研究シート」で「画像検索」すると就職サイトなどで、さまざまな項目が出てくるので一通り目を通し参考にするのも良いです。

志望度の高い企業をより深く調べるには、マーケティング分析手法のひとつ、3C分析「Customer(市場・顧客)× Competitor(競合)× Company(自社)」の観点から企業研究を深め、同業他社などと特徴を比較していきます。例えば、同じ業界で第一志望群として絞られてきたA社、B社、C社などを比較して「何が、どこが」違うのか?「なぜA社に惹かれるのか?」をより深掘りして言語化してみましょう。

なお、「ver.1で最低何社調べるまで」「最初は4つに絞る」など決まりはないので、早い段階から気になる項目があれば、随時使い易いシートに更新していきましょう。

企業研究シートの目的は「調べ方に慣れる」「必要なことを漏らさず調べる」ことです。「企業研究のマニアになること」ではなく「自分」にフィットする企業に出会うために活用しましょう!

その他のポイント

★Webの「採用ページ」や「社員紹介ページ」の読み込みポイント
「説明会に参加したらぜひこの点を聞いてみたい」という点を「探す」つもりで読み込んでいくのがオススメです。

★インターンシップや説明会でのチェックポイント
Webの記事では得られない情報を取りにいくつもりで臨みましょう。リアルで社員に接することで「志望度が上がった」という声はとても多いです。

特に、同業界を複数社受けているような場合は、社員の体験談や経営層の今後のビジョン、人柄や社風などからも、エントリーシートや面接で志望動機を区別して伝えることもできます。惹かれた内容、印象に残った点など、具体的なエピソードも必ずメモしておきましょう。

「自己分析」と「企業研究」で身につくスキル

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就活(転職や再就職)は、「評価(ジャッジ)される場」と考えると怖いですし、最初の一歩を踏み出すのが億劫と感じる方も多いと思います。そんな時は、視点を変えてこんな風に考えてはどうでしょうか?

『マーケテイング(市場調査)をしながら、自社ブランド(自分という商品)のプロモーションをして、最強のパートナーシップ契約を獲得する。』

こう考えると、ちょっとカッコいいビジネスのトレーニングをしていると思えませんか?実際、これだけの行動をしていくと、短期間でビジネススキルが鍛えられてグッと成長できます。

また、コツをつかみ、できることが増えるので、仕事やプライベートでも大いに役立ちます。

身につくスキル(再現性)

  • 大量の情報から見立てて、有益な情報を選ぶ
  • 選んだ情報を「比較」「分類」「優先度」をつける
  • 決められた期間内に処理する(ES作成など)
  • プロジェクト管理力(複数のToDo納期管理)
  • わかりやすくプレゼンする・伝える(ESや面接での言語/非言語でのコミュニケーション)
  • 調整や交渉をする(日程調整、内定合意)

まとめ

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一度社会に出ると、これだけ多くの企業の人からウェルカムモードで話を聞けたり、オフィスの中まで招き入れてもらえる機会もそうそうありません。

企業側も自社を知ってもらう、選んでもらうために「自社の顔」として学生に接していると考えましょう。辞退されたらどうしよう、という緊張は企業側も同じかもしれません。

一歩を踏み出しやすくできたらと考えて、色々な視点でお話ししましたが、それでも正解がないのが就活です。不安が全くないという方はいらっしゃらないでしょう。そんな時こそ、ぜひ、留学ジャーナルのキャリアサポートサービスをご活用ください。

「留学」のBefore/Afterと、「就活」のBefore/Afterにより、一回りも二回りも大きく成長されてキラキラした笑顔でお話をされる先輩たちをたくさん見てきていますので、皆さんの笑顔もイメージすることができます。一緒に作戦会議をしましょう!

就活を見据えていつどんな留学をすると良いか、留学カウンセラーと留学プランの相談からはじめることもできますので、まずは一歩を踏み出して、留学ジャーナルへお気軽にお問い合わせください。

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EDITOR

キャリアカウンセラー・佐藤江利奈

Fractal Career代表。新卒で人材会社に入社、法人営業職としてキャリアをスタート。転職や個人事業主としての経験を含め約30年、人材・教育業界を中心に600社以上の採用支援及び1万人以上のキャリアアドバイスに従事。企業⇔求職者双方の視点を理解した実践的なアドバイスを強みとしている。GCDF-Japan-208キャリアカウンセラー。

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